2023-12-31
暮らしを楽しむ日々
オーダーメイドもリメイクも♪2023年の製作事例を一気に振り返り
2023年もあと数時間で終わりますね。皆様どんな大晦日をお過ごしでしょうか、東京ベースのオーニシです。
新しい年の手帳やカレンダーの準備もバッチリです!
毎週日曜日恒例のブログダイジェスト、今回は今年1年分のブログの中から選りすぐりの製作事例たちをご紹介したいと思います!
ダイジェストとはいえ結構なボリュームになってしまったので(^_^;)前置きはこのくらいにして、まずはオーダーメイドの事例からご覧ください。
目次
オンリーワンのこだわりが詰まったオーダーメイド家具
ルーツファクトリーのオーダーメイド家具の中でも大好評なのがDJブースです。これまでにもたくさんのご依頼をいただいてきましたが、今年もまた新たなカッコいいDJブースが誕生しました。
Blog:DJブースをオーダーメイド。ご自宅の内装に合わせてエボニー色で♪
ご自宅用のDJブースをオーダーメイドしました。お客様のご希望に合わせて形や寸法、お色味など決めていき、男前なカッコいいDJブースが完成しました。頑丈な造りでレコードもたっぷりと収納できます。
お客様が描いてくださったイメージイラストを元にお打ち合わせをして製作したこちらのDJブース、特にお色味についてはイメージ写真を何度もやり取りした上で決定しました。お部屋のフローリングや、すぐ上の窓枠ともバッチリ合っていて、とことんこだわった甲斐があったというものです♪
DJブースと並んで人気なのがレコードラック。デザインや収納力も重要ですが、次にご紹介するレコードラックでは搬入経路もポイントとなりました。
Blog:3列5段のレコードラックをオーダーメイド!色はチェリーブラウンに
設置スペース・搬入経路に合わせたサイズ設計で、大容量のレコードラックをオーダーメイド。お客様がお持ちのレコードラックやDJブースに合わせて落ち着いた雰囲気のチェリーブラウン色に仕上げました。
お客様が元々お持ちだったレコードラックは、マンションに搬入する際エレベーターに入らず、階段で7階のお部屋まで上げたのだそうです。オーダーいただいたレコードラックは組立式ではなく一体型でとご希望いただいていたので、エレベーターに乗せられる目一杯のサイズで製作させていただきました。こういう部分の自由度が高いのもオーダーメイドのいいところですね。
自由度が高い、といえば、次にご紹介する2段ベッドもオーダーメイドの利点が大いに活きています。お客様は「天井に傾斜がある部屋に置きたいのだけれど、既製品ではどうしても合うものが見つけられなかった」と仰っていました。
Blog:2段ベッドをオーダーメイド!こだわりたっぷり、勾配天井でも大丈夫
お子様用の2段ベッドをオーダーメイドさせていただきました。天井に傾斜のあるお部屋に置けるものが欲しいとのことで、現地に採寸・ヒアリングに伺い設計して設置場所にぴったりの仕上がりとなりました。
ご希望の場所に置けるだけでなく、その場所に合わせてより使いやすくなるように様々な工夫を凝らして製作しました。納品直後から、お子さんたちが上に寝るか下に寝るかでさっそく白熱した話し合いを繰り広げていたそうで、気に入っていただけて何よりです!
ご家庭用の家具だけでなく、企業様からのオーダーメイドのご依頼もありました。インタビュールームで使用する、座単会用の大型円卓を製作させていただきました。
Blog:座談会用の大型円卓をオーダーメイド!お部屋の用途が広がるように…
『株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー』様にご依頼いただき、座談会用大型円卓をオーダーメイド。テーブル天板を折り畳めるようにして移動しやすくし、お部屋を様々な用途で使えるように。
座談会以外の用途でお部屋を使う際には天板をコンパクトに折り畳むことができ、天板を拡げる時には補助脚を取り付けるのですが、椅子で円卓を囲むときに邪魔にならない位置に脚がくるようになっています。さらに、脚を外したときは、中央の箱型脚にある引き出しに収納しておくこともでき、拡げた時も畳んだ時も、使い勝手がいいように考えてデザインしました。
他にもまだまだ見ていただきたいオーダーメイド家具があるのですが、この後オーダーリメイク家具のご紹介も控えているので、ひとまずここまでとさせていただきます<(_ _)>
座卓をテーブルに・ベビーベッドを本棚に……家具のオーダーリメイク
続いて、オーダーリメイク家具についてご紹介していきたいと思います。
座卓やちゃぶ台の高さをアップして、テーブルとして使えるようにしたい、というご依頼はとても多いもののひとつ。ここでは、漆塗りの和風の座卓を、ソファ前で使うテーブルへとリメイクさせていただいた事例をご紹介します。
Blog:漆塗り座卓をリメイク!格子状の脚でお洒落なダイニングテーブルに♪
漆塗りの座卓をお客様のご新居のリビングダイニングで使えるようにリメイクさせていただきました。ソファと合わせられるよう脚を作り替え高さをアップ。格子状の脚でインテリアに合うお洒落な仕上がりに。
設置予定のお客様のお部屋が、様々なテイストの家具が絶妙にマッチしてとてもお洒落だったので、その中にフィットするよう「シンプルにし過ぎず、かつキメキメにし過ぎず」をポイントに、天板の雰囲気が活きる格子状の脚を組み合わせました。和にも洋にも似合うスタイルが素敵な仕上がりに。
テーブルや座卓はそのままでも使い道がありますが、ベビーベッドのように年月と共に使う機会が無くなってしまう家具もありますね。そんなベビーベッドを、2人いらっしゃるお子様がそれぞれ使えるように、と2台の本棚にリメイクさせていただきました。
Blog:ベビーベッドを本棚2台にリメイク。柵や床板、ヘッドボード等活かし
W1400 D900の大きめサイズのベビーベッドを、ご兄弟で使えるよう本棚2台にリメイクさせていただきました。ベビーベッドの柵や床板、ヘッドボードやフットボードをフル活用して面影いっぱいに♪
ベビーベッドの柵を側板に、床板を棚板に、ヘッドボードとフットボードを天板に、とあらゆる部分にベビーベッドの部材を活かしました。ベッドとして使うことはなくなっても「思い出が詰まっている」と話してくださったお客様、納品時には「あのベビーベッドがこうなるとは…!感激です!」と、とても喜んでくださったそうです。
そして、今年のブログには「家具リメイク」という枠を飛び越えたかのようなリメイク事例もありました。なんとリメイク元となったのは教会音楽用の電子オルガン。オルガニストであるお客様からご依頼いただき、ライティングビューローへと生まれ変わりました。
Blog:電子オルガンをライティングビューローにリメイク。頭の中に響く音色
1979年製の電子オルガンをライティングビューローにリメイク。オルガニストの米沢(鏑木)陽子さんからのご依頼で、鍵盤やストップレバー、譜面台などオルガンを象徴するパーツを目一杯活かしました。
ルーツファクトリーとしても初めて手掛ける内容のリメイク、その詳細はぜひ元のブログでチェックしていただきたいと思います。印象的なのが、お客様が仰った「音がしなくても、曲が聴こえてくる」という言葉。大切なオルガンのリメイクをお任せいただいて、お客様の思いを大事にしながら作業にあたった工房スタッフにとって、最大級の褒め言葉だったのではないでしょうか。
婚礼家具セットやダイニングセットのリメイク
ここまではテーブルやベビーベッドなど、ひとつの家具をリメイクした事例を取り上げてきましたが、複数の家具を組み合わせたリメイクをすることもあります。
特に婚礼家具は、元々セットで揃えていらっしゃる場合が多く、その数や大きさから「今の暮らしには合わなくなってしまって」というご相談をいただくこともしばしば。
こちらのお客様からは、洋服タンス・整理タンス・和タンスの3点セットをそれぞれリメイクして、壁一面に並べられるようにしたい、とご依頼いただきました。
Blog:婚礼家具をリビングボードにリメイク①洋服タンスを窓付きテレビ台に
婚礼家具のタンス3棹をそれぞれリメイクしてリビングボードに。洋服タンスはテレビ台にリメイクしました。扉に透明窓をつけるなど大きく形が変わるも、元のタンスの面影をしっかり感じられる仕上がりに。
Blog:婚礼家具をリビングボードにリメイク②整理タンスからローチェストに
婚礼家具の整理タンスの引き出し3段分を活かしてローチェストにリメイクしました。本体もリサイズして活かし、まるで元からこの形だったのではないかと思うほど違和感のない自然な仕上がりになりました。
Blog:婚礼家具をリビングボードにリメイク③和タンスからアルバム収納棚に
婚礼家具の和タンスをアルバム収納棚にリメイクしました。外観はほとんどそのままに、内部の衣装盆やその受け桟を取り外し、棚板を1枚追加してアルバムや予備の印刷用紙などを収納できるようにしました。
リメイク後の家具が勢ぞろいした様子は、3つ目のブログ内でご覧いただけます。同じセットからリメイクされた家具が、スペースぴったりに並んだところは壮観です!
なお、同じお客様からは上記に加え、残った婚礼家具の部材を使ったお仏壇へのリメイクと、学習机のリサイズもご依頼いただいていました。こちらもぜひ合わせてご覧ください。
続いては、ダイニングテーブルとチェアのセットをリメイクさせていただいた事例になります。お客様がイギリスで購入されたというダイニングセットを、テーブル天板を活かしたベンチと、合わせて置けるような小さめのテーブルにしたい、とご依頼いただきました。
Blog:テーブル&チェアからベンチにリメイク!アンティークの雰囲気残し…
アンティークのダイニングセット(テーブル1台&チェア4脚)から2台のベンチにリメイクさせていただきました。テーブルの天板を座面に活かした他、チェアの座面下フレームもリサイズして活かしました。
Blog:テーブル&チェアをサイドテーブルにリメイク!椅子の背もたれが…?
アンティークテーブルの天板と椅子4脚の背もたれを活かして2台のサイドテーブルにリメイクしました。上品なファブリックが張られた背もたれを脚フレームに活かし、とてもお洒落な仕上がりとなりました。
Blog:アンティークテーブルを八角形にリメイク!延長用天板と脚を活かして
伸長式テーブルの延長用天板と脚を活かして八角形テーブルにリメイク。脚は元のデザインを活かしつつ天板サイズに合わせて接地部分をリサイズ。クラシカルな雰囲気が残る、素敵なテーブルが完成しました。
ベンチもサイドテーブルも八角形テーブルも、全部元のテーブルやチェアの魅力を存分に活かした仕上がりとなっていますので、3つのブログそれぞれ、ぜひじっくりとチェックしてください。特にサイドテーブルは、脚にチェアの背もたれを使っているのですが、その活かし方に注目です!
元々のセットの家具ではなくても、リメイク後に一緒に使えるようにしたい、と複数の家具をお預けいただくこともあります。扉や引き出しが外れてしまった、という違い棚のレストアと、婚礼タンスからその違い棚に置けるようなサイズのお仏壇へのリメイクを同時にご依頼いただきました。
Blog:違い棚を綺麗にレストア。金具の使われていない扉はパーツ製作から…
扉や引き出し前板が外れて、天板が垂れて引き戸の開け閉めがしにくくなっていた違い棚を、問題なく使えるようにレストアしました。シミのついていた棚板は磨き直し、全体を再塗装して綺麗に仕上げました。
Blog:婚礼タンスをお仏壇にリメイク。面影残しつつ外観は設置場所に合わせ
婚礼家具の和タンスから上置き型サイズのお仏壇にリメイクさせていただきました。お仏壇は黒檀色の違い棚の上に置くご予定とのことで、外観はそちらの色に合わせ、内観にタンスのデザインを活かしました。
違い棚は不具合を直しただけでなく、上にお仏壇を置けるように天板に補強を施しました。一方お仏壇の方は、違い棚に合わせたサイズで製作しています。二つの家具を一緒に置くことを考慮しつつ、タンスの面影も大切にしながらリメイクさせていただき、まるで元々セットで作られたかのような仕上がりになりました。
さて、ここまでは、大なり小なり元の家具とは違う姿になるリメイク事例が登場してきました。が、実は「元の形と見た目を変えないリメイク」というものが存在します。いったいどういうこと!?と思いますよね。続いてはそんなちょっと不思議な?リメイクのご紹介です。
元の形はそのままに組立式にリメイク
ずっと大切に使ってこられた学習机が、お引っ越し先のお部屋の間口を通らず困っている、というご相談をいただきました。そこで、見た目は変えずに、分解・組立式にリメイクすることでお悩みを解決!
Blog:学習机を見た目そのまま組立式にリメイク!ご新居に搬入できるように
お客様の思い出の学習机をご新居に搬入できるよう、見た目を変えずに組み立て式にリメイクしました。レストアもして綺麗になった学習机は、無事に戸建て2階のお部屋に階段から搬入することができました。
お客様は当初「形が変わってしまっても良い」と仰っていたそうなのですが、見事にそのままの姿で組立式に生まれ変わりました。リメイク前と後でどこが変わったのかまったくわからないその仕上がり、リンク先の画像をその目で確かめてみてくださいね。
2024年のブログもお楽しみに♪
以上、駆け足ではありますが、2023年に公開したブログからピックアップしてお届けしました。あれもこれも載せたい!という欲望と戦いつつ、なんとかここまで絞り込みましたが、心残りがないではないので、ぜひ他のブログや製作事例紹介のページもこの機会に見ていただけたらと思います。
それでは皆様、どうぞよいお年をお迎えください!
ルーツファクトリー 東京ベース
オーニシ
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