婚礼タンスの部材活かしお仏壇にリメイク。設置場所の寸法に合わせて
婚礼家具の洋服タンス・整理タンス・和タンスをリビングボードとして使えるようにリメイクさせていただき、その残材からお仏壇を製作させていただきました。(リビングボードへのリメイクについては文末のリンクからご覧ください♪)
リビングボードについてのお打ち合わせをした際に、お客様から「自宅にまだお仏壇がないから、もし婚礼タンスの残材から作れるようであればお願いしたい」とご相談いただきました。
(リメイク前の洋服タンス)
設置場所は、ひとまずパソコンラックの空いているスペースを予定しているとのことで、その中に収められる小さめサイズのお仏壇をご希望でした。
ということで、こちらのスペースを採寸してサイズを決めていきます。
スペースの寸法はW640 D400 H490でした。そこから、お仏壇の扉を開くのに必要な寸法や、婚礼タンスの材料の取りなどを考えて、お仏壇はW360 D300 H450で製作させていただくことになりました。
さて、お仏壇が普通の家具と異なるのは、お位牌などを祀るため扉を開けた内部こそが大事ということです。
普通のキャビネットなどであれば、扉の内部は「普段見えない箇所」として外観ほどの仕上げはしないことが多いのですが、お仏壇においては内部にこそとっておきの仕上げを施します。
今回は、婚礼タンスの特徴でもある扉のデザインを正面にあしらうことにしました。
その他もなるべく婚礼タンスの部材を活かし、全体的な雰囲気も元の婚礼タンスを感じられるよう仕上げることに。
さぁ、どのようなお仏壇が完成したのでしょうか。それではリメイク後の写真をご覧ください。
外観には余計な装飾をせず、婚礼タンスのお色味でスッキリと仕上げました。
扉の取っ手は、小さな真鍮のつまみで上品に。
扉は折れ戸になっており、こちらを開くと婚礼タンスの扉のデザインが活かされているのがよくおわかりいただけるかと思います。
正面に扉のデザインが活かされているのはわかりやすいかと思いますが、実は天井の欄間部分や小引き出しの前板にもさり気なく婚礼タンスの部材を使用しています。
ふふふ、どこを使っているかわかりましたか?
お客様が大切にされてきた婚礼タンスをたっぷりと活かして製作させていただきました。
こちらのお仏壇を、お客様のご自宅のご希望いただいていたスペースに設置させていただきました。
ちょうどぴったり収まりました!
お客様も「すっぽりですね!すごい!」とオーダー製作ならではのサイズ感に感激されているご様子でした♪
そして扉を開けていただくと…
「わー!すごい!タンスの扉ですね!こんなに素敵なお仏壇になるなんて!」と嬉しいお言葉をいただきました(^^)
お客様ご自身に実際に扉の開け閉めをしていただいたりもしました。
お披露目させていただいた瞬間からお客様のお仏壇への愛着を感じられて、思い出の家具から作られたお仏壇は故人様を偲ぶ場としてとても素敵だなぁと改めて思いました。
お仏壇の製作をお任せいただきありがとうございました!
さて、婚礼家具のリメイクについては、以上となります。
お客様からは婚礼家具と一緒に学習机のリメイクもご依頼いただいていたので、次回はそちらのご紹介をしたいと思います!
ぜひお楽しみに。
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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