ベビーベッドを本棚2台にリメイク。柵や床板、ヘッドボード等活かし
ベビーベッドのヘッドボードやフットボード、柵、床板などを活かして2台の本棚にリメイクさせていただきました。
リメイクをご依頼いただいたのは、W1400 D900と少し大きめサイズのベビーベッドでした。
こちらのベビーベッドは、お客様のお子さんが兄弟で使ってきたものだそうです。
現在、お子さんは大学生と小学生とのこと。そして、お二人それぞれが支えるように2台の本棚にリメイクしてほしいとご相談いただきました。
お客様がベッドのメーカーさんにお問い合わせされたところ「ヘッドボードは化粧板で中が空洞のため加工するのは難しいかも」と仰っていたそうで、「リメイクできるのでしょうか」と、まずリメイク自体ができるのかどうかを気にされているご様子でした。
ふふふ、そこは数多くの家具リメイクを行ってきたルーツファクトリーにお任せください♪中空素材の家具のリメイクも過去何度も手掛けてきました。
お客様は「思い出が詰まっているベビーベッドだから、なるべく多くの部材を活かしてほしい」と仰っていました。
そこで、家具を引き取りにお伺いした際に、お客様と一緒に家具を見ながらどんなことができるか考えていきました。
今まで幾千とリメイクのデザインを手掛けてきた『家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)』の頭の中にはたくさんのアイデアが…お客様のお話をお聞きしながら、頭の中のアイデアを引き出し、組み合わせ、「これだ!」というご提案を差し上げます。
さぁ、今回は一体どんなリメイクとなったのでしょうか。
それでは、さっそくリメイク完成後の写真をご覧ください。
1台のベビーベッドから、W885 D345 H1230の本棚が2台出来上がりました。
おわかりいただけるでしょうか、随所にベビーベッドのパーツが使われています。
まずは側板。ベビーベッドの柵を活かしています。
柵がキュッと小さくなったように見えますが、そのために一度分解して柵1本1本のサイズをリサイズしてそれらを再び組み直して…という手間をかけています。
次に棚板。ベビーベッドの床板を活かしました。
私、思わず「こんな活用方法があったか…!」と声が漏れてしまいました。本棚として違和感がないのに、ベビーベッドであったという面影がしっかりと感じられます。
そして天板です。こちらにベビーベッドのヘッドボード・フットボードを活かしました!
ご覧ください、このアーチ。ヘッドボード・フットボードのアーチが見事本棚のデザインの一部となりました。
きっと使うたびにベビーベッドのことも思い出される、そんな仕上がりになったのではないでしょうか。
ちなみに、今回圧迫感が出ないように背板をつけなかったのですが、後ろに物が落ちにくいように棚板の奥側にH30mmほどの立ち上がりをつけました。
使い勝手にもこだわっています♪
こちらの本棚2台をお客様のご自宅へ。お客様のご希望で玄関先でお引き渡しさせていただいたのですが、小学生の息子さんも立ち会ってくださり、梱包を外すととても喜んでくださいました。
「わー!あのベッドだー!」「お兄ちゃんも呼ぶ?呼ぶ?」とこちらまで嬉しくなるリアクション!
お客様も「あのベビーベッドがこうなるとは…!感激です!」と喜んでくださいました。
きっとご家族みなさまにとっての思い出の家具。これからも末長くご愛用いただけたら嬉しいです。
リメイクをご依頼いただきありがとうございました。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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