2023-04-09
暮らしを楽しむ日々
複数の家具を組み合わせたリメイクなど3/27~4/1ダイジェスト
こんにちは!東京ベースのオーニシです。
4月も2週目を迎え、お子さんの入学・入園式を済ませたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。我が家の高校生も無事2年生に進級しました。
そして先日は、息子が中学校のときに着ていたジャージを仲良しのお家にお譲りしてきました。近所でバッタリ行き会ったときに「今度中2の子が入学のときに買ったジャージがもう小さくて、買い替えないとなんだよね~」という話を聞いて、うちのでよければぜひ使って!ということになったのです。
(部屋着にでもすればと思ってとってあったけど、結局卒業後は一度も着ていません)
コロナ禍もあってそれほど使いこんでおらず、わりあい綺麗な状態ではあるものの、ガッツリとネーム刺繍が入っているのでそれはどうするのかなと思っていたのですが、ちゃんと刺繍を入れ直してくれる業者さんがあるのだそうです。
さて話は変わりますが、今回のダイジェストでは複数の家具を組み合わせて、新たな家具へとリメイクする事例が登場します。「なるほどそんな手が!」と思わず唸るような方法でお客様のご要望にお応えしていますので、ぜひじっくりチェックしてくださいね!
婚礼タンスをクローゼット内に置けるようリサイズ
ご自宅のリフォームを機に、婚礼家具の整理タンスをクローゼット内に置ける大きさにリメイクしたいとご依頼いただきました。
この婚礼家具は、お客様のお父様がいろいろな家具屋さんを探し回って選んでくださったものなのだそうです。それだけにお客様もとても大切に使ってこられたようで、目立った不具合もなかったとのこと。それでも置き場所を変えるとなるとそのままでは使い勝手がどうも……ということ、ありますよね。
具体的には、幅や奥行きは変えずに、7段あった引き出しを3段にリサイズすることになりました。
Blog:婚礼タンスを引き出し3段分にリサイズ!なるべく見た目そのままに…
婚礼家具の7段引き出しの整理タンスを3段引き出しにリサイズしました。ご結婚時にお客様のお父様が選んでくれたという思い出の婚礼タンスを、見た目はほとんどそのままに小さくすることができました。
引き出しは下から3段分を活かしています。天板も元のものを使用、そして本体は引き出しの数に合わせて高さをリサイズしたわけですが、本来分解できないようになっていた部分を綺麗に分解するのはなかなか大変だったようです。
それでも、これまで数多くの家具をリメイクするために分解してきたルーツファクトリーには様々なケースに対応できるノウハウがあります。ご覧の通り、最初からこの姿だったかのように仕上がりました。
ところで、こちらのリメイクには使用しなかった引き出しはどうなったかというと、別の家具と組み合わせることで新たな姿へと生まれ変わりました。続いてはそのリメイクを含む2事例のご紹介です。
鏡台・スツール・タンスの部材を組み合わせて2つの家具にリメイク
上記のタンスリサイズをご依頼くださったお客様からは、やはりお嫁入りのときから使われているという鏡台もお預かりしていました。最近はお嬢様がお使いになっていたものの、高さが少し低く、足もとの空間も窮屈で……と使いにくさを感じていらしたとのこと。
使い勝手がよくなるように、そしてお化粧台としてだけでなくPCデスクとしても使えるようにリメイクさせていただきました。
Blog:鏡台をPCデスクにリメイク!元のデザインを活かしながら高さアップ
婚礼家具の鏡台からパソコンデスクにリメイク♪天板や収納部分を活かしつつ、足元の空間を広げるため片側をスッキリとした角脚に変更しました。天板下にはノートパソコンを収納できる棚を取り付けました。
右側は収納の代わりにすらりと伸びる角脚を取り付け、左側は元の収納を活かしてろくろ脚部分で高さをアップしました。実はこの脚、まったく別のスツールについていたものなのです。
こちらがそのスツールです。鏡台とスツールの脚、確かにとてもよく雰囲気が似ていますね。
どのように高さを出そうかとお打ち合わせをしている時に、お客様から「このスツールの脚を使えないかしら」とご相談があったのだそうです。お客様、ナイスアイデアです!取り付けるにあたり、スツールよりも大きなデスクの本体を支えられるよう、しっかりと補強を施しています。
さて、片側は新規製作した脚を取り付け、もう片側はスツールの脚を活かしたことにより、鏡台についていたろくろ脚4本はそのまま残ることになりました。ここで最初に登場した、整理タンスの引き出しの出番がやってきます。
(リメイク前の整理タンス)
お問い合わせをいただいた当初から「タンスをクローゼット用にリサイズし、残った引き出しをミニチェスト風の家具にできたら」というお話は出ていたそうで、さらに天板を持ち上げたら鏡が出てくるドレッサーのような形になれば尚良い、ということも伺っていました。
そしてお客様宅でのお打ち合わせで「鏡台リメイクにはスツールの脚を活かす」ということが決まったので、鏡台から外した脚をこちらに使える!というアイデアが家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)から出てきました。
そうして完成したのがこちらのナイトテーブルです。
Blog:整理タンスと鏡台の部材を活かしてリメイク!鏡付きナイトテーブルに
婚礼家具の整理タンスと鏡台の部材を活かしナイトテーブルにリメイクさせていただきました。それぞれのチャームポイントとなる引き出しや脚がマッチして可愛くお洒落な仕上がりに♪天板裏には鏡付きです。
引き出しの前面と本体の側面は整理タンスのものを使用し、天板や底板などは新たに製作しました。引き出しのサイズはコンパクトになりましたが、スライドレールが仕込んであるので一番奥まで引き出すことができ、収納力もバッチリです。
鏡台のものだったろくろ脚、とってもよく似合っていますね!幕板部分も新規製作したもので、これは補強の役割も兼ねています。
お客様はどのリメイクもとても喜んでくださって、特にナイトテーブルについては後日「置き場所を変更し、少しばかり表舞台に立たせてみました」というコメントと共にお写真を送ってくださいました。とてもお洒落なお部屋の様子、ぜひ元のブログでご覧くださいね。
お客様がお父様の思いを大切にされているお気持ち、きっとお父様にも届いていると思います。素敵なご依頼をありがとうございした。
「日本全国各地より」今回は3拠点からお届け♪
日本全国にあるルーツファクトリーの拠点から、それぞれのスタッフがルーツファクトリーのこと、家具のことを楽しく綴る「日本全国各地より」。
前回のダイジェストにも登場した新入社員『イデ』は、いよいよ淡路島工房オニオンベースに初出勤したときの様子を綴っています。
Blog:オニオンベースに初出勤しました!初めての作業は家具の掃除でした!
オニオンベース初出勤した新入社員のイデです!出勤して初めての作業は、完成した家具の掃除でした!家具の掃除は、お客様に綺麗に仕上がった家具をお届けするためのとても大切な作業のひとつです!
「作っている側と見る側では気付くところが違う」という先輩スタッフの話、どんなことでもいろいろな視点から見るのって大事ですよね。
これからも新人ならではのフレッシュな目線でオニオンベースの様々な話題を届けてくれそうなイデ、今後のブログもどうぞお楽しみに!
名古屋ベース『にっしー』は、新年度に見直す機会が多そうな学習机のリメイク事例をピックアップしてくれました。
Blog:生活と共にある学習机☆思い入れのある机を新たな場でも使えるように
子供の時に買ってもらったお気に入りの学習机。思い入れのある家具だから、新たな場所でも使い続けたいものです。でも置けなかったり、搬入が難しかったりすることもあります。そんな時はリメイクで解決できます。
学習机を今でも手元に置いているにっしー、私は実家に置いたままなのでちょっと羨ましいです。ただ実家には弟の机もあって、それは時々泊りにくる甥や姪が使っているようなので、それはそれで素敵なことだなあとも思います。
にっしーのブログに登場している事例は特に移動のしやすさが特長のリメイクになっていますので、そのあたりにも注目してみてくださいね。
札幌ベース『みずの』は、話題の映画を見てきたそうです。
Blog:今の時代だからこその映画と、思い出に今っぽさを加えたリメイク家具
周囲に勧められて見た久しぶりの映画に感動!昔から見たり知ったりしていることでも、今また改めて見ると、新たな視点や感動が生まれることを実感。家具リメイクもそれに通ずるものがあるかもしれません。
『SLAM DUNK』といえば、リアルタイムを知らないうちの息子のような世代でもだいたいのストーリーは知っている名作。(「諦めたらそこで試合終了ですよ」というあの有名なセリフのおかげもあるのかな)私もこの映画は見たい!と思いつつまだ行けてません。
ファッションなんかもそうですが、時代が一周して少し昔に大人気だったものが改めてブームになったりすることってけっこうありますね。和箪笥や足踏みミシンを今風のインテリアとして取り入れるのもそのひとつかもしれません。そしてそれに早くから注目していたルーツファクトリーには先見の明があったってことですね!( ̄ー ̄)ニヤリ
来週のブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログを振り返りました。
にっしーのブログで取り上げている学習机リメイク、前回のダイジェストにも学習机リメイクの記事がありましたが、学習机はお子さんにとって初めての「自分だけの家具」ということも多いので、それだけ思い入れがある方もたくさんいらっしゃるのですよね。
ちなみに、これまでにルーツファクトリーが手がけた学習机のリメイクはこちらでまとめて見ることができます。
「うちの学習机、どうしようかな」と思ったときのヒントが見つかるかもしれませんので、覗いてみてくださいね。
それではまた次の日曜日に!
ルーツファクトリー 東京ベース
オーニシ
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