2023-04-02
暮らしを楽しむ日々
思い出ある面影を大切に家具リメイク3/20~3/25ダイジェスト
こんにちは!東京ベースのオーニシです。
いよいよ4月、春休みのお子さん向けのイベントがあちこちで開かれていますね。私オーニシはそんな中のひとつ「ひつじのショーン展」を見に行ってきました。家族連れはもちろん、私のように大人だけで見に来ている人も多く、実際子どもも大人も楽しめる内容でした。
中でも見どころは実際に撮影で使われたセットの展示。テレビや映画のスクリーンでは見えなかった細かいところまで見ることができて、ずっと見ていたくなるほど楽しかったです。画面に映らない部分も含めてショーンの世界を大切にしているからこそ、しっかりと作り込まれているのだということが感じられました。
ルーツファクトリーの作るオーダーリメイク家具やオーダーメイド家具も、お客様の思いを大切にしながら細部まで丁寧に製作しています。今回まとめた3/20~3/25に公開されたブログにも、そんな事例がいっぱいです。さっそく見ていきましょう。
目次
婚礼タンスをパソコンデスクとコーヒーテーブルにリメイク
婚礼家具の大きな洋服タンスを、シンプルなパソコンデスクへとリメイクさせていただきました。
リメイク元となったタンスは、ご依頼をくださったお客様のご両親のもの。ご両親がお引越しをされることになり、洋服タンスの行き場がなくなってしまったとのことで、息子さんがお手元に引き取られるのにあたってリメイクしたいとのご相談でした。
Blog:ご両親の家具をリメイクして受け継ぐ。婚礼タンスをパソコンデスクに
婚礼タンスをパソコンデスクにリメイクしました。タンスの扉をデスクの脚部分に活かしたり、天板の見附部分を活かしたりして、面影を残した仕上がりに。お客様の親御様の思いの詰まった家具が新たな形に。
タンスの面影を残したデスクに、という息子さんのご希望にお応えできるよう、デスクの脚となる側面にはタンスの扉を、そして天板の正面にはタンス天板の見附部分を取り付けました。
天板の縁というさりげない部分ですが、これがあるとないとでは見た目の印象が大きく変わってくる、密かに重要なポイントです。
話は少し遡って、このリメイクをご依頼いただいた経緯なのですが、実は息子さんがルーツファクトリーを見つけて下さる前は、タンスをそのままの形で引き取るというお話もあったそうなのです。でも持ち主のお母様としてはそのことに多少申し訳なさも感じていらしたらしく、「息子にとって使い勝手の良い形になるなら」とご連絡をくださる運びとなったのでした。
そして嬉しいことに、最初にタンスをお引き取りに伺った際にご両親から「せっかくなら私たちもリメイクした家具を手元に残したい」とご希望いただき、もうひとつ家具を製作させていただくことになりました。
ご両親がご依頼くださったのは、雑誌なども置けるような、リビングで使えるコーヒーテーブルでした。
Blog:形を変え新居で使えたら…婚礼タンスをコーヒーテーブルにリメイク♪
婚礼タンスをコーヒーテーブルにリメイク。ご新居にタンスを置く場所がないからとご相談いただきました。タンスの扉を天板下収納に活かしています。用途を新たにお客様のもとで活躍し続けることでしょう♪
こちらも息子さんのパソコンデスク同様、元のタンスの姿を彷彿とさせる部材をふんだんに活かしました。ボックス型の脚は四方がタンス扉で作られています。
そしてそのうちの1面、引き手のあるところを開いて、中に雑誌などを収納できるようになっているんです。特徴あるカーブを描く引き手に、オーバル型の天板がよく似合っていますね。
ご両親の大切な婚礼タンス、そのご両親のお気持ちを尊重してタンスを残したいと思われた息子さん……。ご家族の皆さまそれぞれの思いをのせた二つの家具へのリメイク、素敵なご依頼をありがとうございました!
3枚扉のタンスを二つに分けるリメイク
続いてもうひとつ、婚礼タンスのリメイクのご紹介です。先ほどの事例はタンスを別の用途の家具にするリメイクでしたが、こちらは3枚扉がある洋服タンスを扉2枚と1枚の二つに分けて、それぞれを独立させて使えるようにしたいとのご依頼でした。
Blog:3枚扉の婚礼タンスを分割!別々のお部屋で使えるよう2つにリメイク
3枚扉の婚礼タンスを、別々のお部屋で使えるよう1枚扉と2枚扉に分割リメイクしました。カットした部分は補強して化粧張りをし、内部の壊れていた箇所も修理。全体も再塗装して新品のような仕上がりに。
こういったタンスは天板と台輪を外すと1枚扉と2枚扉のユニットに分かれることが多いそうなのですが、ということは天板と台輪は分割した上でカット面を作り直す必要があるということでもあります。実際その通りに加工してあるのですが、最初から分けられる仕様だったのでは!?と思うほど自然な仕上がりです。
「なるべく元の見た目のままで」とご希望いただいていたので、分割面も他の部分と馴染むよう、しっかり調色して塗装しました。分割するにあたって補強もしっかりと施してありますので、強度面もバッチリです。
お客様からは後日「30年以上の時間を経て生まれ変わったタンスは、それぞれにまた活躍してくれそうです」という大変嬉しいメールをいただきました。ご期待にお応えすることができて本当によかったです!
片袖タイプの学習机を4本脚のテーブルにリメイク
お客様が子どもの頃から大切に使ってきたという学習机のリメイクをご依頼いただきました。小学校に入学される時に親御さんが買ってくれて以来、ずっと手放すことなく手元に置いてこられたのだそうです。
ただ片袖タイプのがっちりとした形のため移動が難しく、設置できるお部屋が限られてしまっているのがお悩みとのことで、脚を取り外すことができるようになれば、というご希望でした。
Blog:学習机を移動しやすくなるようにリメイク。食卓としても使えるように
お客様が小学校入学時に親御さんに買ってもらったという思い出の学習机をリメイク♪袖の引き出しを活かして収納付きテーブルにしました。移動しやすいよう脚部分は分解式に。天板も綺麗に再塗装しました。
パネル型だった左側の脚と右側にあった引き出しは取り外し、新たにスッキリとした4本の脚を取り付けました。脚はもちろんご希望通りに分解が可能です。脚が細身になっただけでもかなり取り回しがしやすくなったのではないでしょうか。
取り外した引き出しはリサイズして、天板下に横一列に配置しました。お客様はこちらのテーブルを食卓としてもお使いになるかもしれないとのお話だったので、カトラリーなど食卓まわりの細々としたものを入れるのにも便利そうです。
リメイクが完成したテーブルをお届けすると、お客様は「わー!懐かしい!」と仰っていたそうです。形は変わっても、ちゃんと元の学習机の面影を感じていただけたのですね。
ずっとお客様とともにあった机を、これからもお使いいただくためのお手伝いができて光栄です!
様々な情報をお届け「日本全国各地より」
各地の拠点スタッフがルーツファクトリーのこと、家具のことを楽しく綴る「日本全国各地より」。今回はご当地ならではの情報もありますよ♪
札幌ベース『みずの』は、北海道土産として大人気の「ロイズ」の工場見学に行ってきたそうです。
Blog:家具の色を変えるだけで気分一新!スツールの塗り替え事例をご紹介♪
北海道からお土産でも人気のチョコレート工場のご紹介!チョコレートづくり体験では性格が出たのか、子どもと全く違う仕上がりに。家具もちょっと色を変えるだけで、雰囲気や気分が大きく変わりますよ~!
みずのがお子さんと作ったチョコレート、こんな大きなチョコにたっぷりトッピングしたものが作れるんですね!札幌近辺を訪れる機会があったらぜひ行ってみたいです。
そしてピックアップしている事例は、美味しそうなチョコレートを思わせる色へ塗装を変えたメタルスツールです。このように木製家具以外でもご対応可能なものもありますので、気になることがあればぜひお問い合わせくださいね。
東京店シモキタベースからは、先日颯爽と登場した『ナカガワタク』が改めて自己紹介をしてくれています。
Blog:ナカガワタクのシモキタダヨリ~東京店長就任!今更ながら自己紹介~
ROOTS FACTORYシモキタベース店長ナカガワタクの自己紹介!ヤマガタ生まれヤマガタ育ちの東京都民がお届けするシモキタベースの魅力とは
山形の芋煮はしょうゆ派と味噌派に分かれるそうですが、ナカガワはしょうゆ派のようですね~。
ナカガワがお店に立つ日は家具のことはもちろん、楽しい地元トークなんかも聞けそうですね。シモキタベースにはナカガワはじめお客様と楽しくお話したい!というスタッフが揃っていますので、下北沢で「あの椅子あります」の看板を見かけたら、どうぞお気軽にお立ち寄りください!
来週のブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログを振り返りました。
今回取り上げた中に学習机のリメイク事例がありましたね。この春学校を卒業してライフスタイルが変わったけど、学習机をどうしようかな?と迷っていらっしゃる方の参考になれば嬉しいです。
それではまた来週の日曜日に!(^^)
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