亡きお母様が遺された戦前からある桐タンスをお着物収納にリメイク!
お母様が遺された戦前からの桐タンスをこれからも使い続けられるように。タンスのお着物収納部分を単体で使えるようにリメイクさせていただきました!
神奈川県にお住まいのお客様から桐タンスのリメイクをご依頼いただき、タンスの上段を活かしたテレビボードへのリメイクを前回のオーダーリメイクブログでご紹介しました♪
今回はお住まいのリフォームを機に複数の家具のリメイクをご依頼いただいており、掘りごたつからデスク、折りたたみ脚ローテーブルからデスクにリメイクしたことでご夫婦それぞれでお使いいただけるデスクに大変身♪
そして、奥さまの婚礼タンスはキッチンカウンター下収納と、玄関用の壁掛けミラーに生まれ変わりました!
今回のブログでは桐タンスのリメイク第二弾をご紹介いたします!
お客様はリメイクをお考えになった当初から、桐タンスを小さくしてお着物収納として使い続けられたらいいなぁとお考えだったそうなんです。
複数の家具のリメイクをご相談いただいた際に、さまざまなリメイク案をお聞きしていたのですが「お着物収納のリメイクは優先したい」と最初からご希望いただいていたリメイク内容のひとつでした!
お客様がお打ち合わせの際に「タンスをリサイズできたらウォークインクローゼット内にも置けそう」とおっしゃっていたのですが、まさにその通りなんです!タンスの高さを抑えることで圧迫感なくクローゼットに置くことができるんですよ〜♪
そこで今回はタンスのお着物収納部分をそのまま活かしたいとご希望いただいたので、タンスの中段・下段をそのまま使用して、お着物収納兼洋服収納にリメイクさせていただくことになりました!
中段と下段はもともと分かれるようになっていて、今後も上下重ねてお使いになるご予定とのことですが、もしかしたら別々で設置することがあるかもしれないので連結はしないことに。
家具の構造などは変えずに全体をレストアさせていただきます!タンスの目立つ部分だけでなく細部もしっかり手を掛けてあげることで、これから先も長くお使いいただけるようになりますよ♪
そして、和タンスのリメイクでは衣装盆にスライドレールを取り付けるという方法もあるのですが、レールをつけるとなると衣装盆や本体にも手を加える必要があります。
今回のリメイクではお着物収納部分を『そのまま活かす』ことを大事にしているのでスライドレールはつけず、お母様やお祖母様が使ってこられた形をそのまま残します。
古い家具ならではの既存の蝶番や金具類もそのまま残したいとおっしゃっていたので、これらも残せるように。細心の注意を払いながら作業を進めていきました!
タンスの横幅と奥行きはそのままに、W900 D410 H1150のお着物収納・洋服収納が完成しました〜!
タンスの最上段をテレビボードにリメイクしたことで天板となる部分が必要だったので、既存材と馴染むように色味や雰囲気を合わせて天板を新しく製作しました!言われなければわからないほど自然に馴染んでいるのではないでしょうか…!
そして、お客様がご希望されていた蝶番などの金具類はしっかりと残すことができましたよ♪
使い込まれた木の質感や金具の小傷など、歴史ある家具の味わい深い雰囲気がとっても素敵です!
本来の雰囲気をしっかりと残しながらも1棹の桐タンスから2つの家具にリメイクさせていただいたことで、リフォーム先のお住まいで使いやすいサイズに♪
元のお色味をそのまま活かしていますが、テレビボードと同様にオイル仕上げをしてあるので汚れが付きにくく、お手入れもしやすくなりました!
タンスの上段は扉を開けるとお着物収納、下段は引き出し収納になっています!家具の外観だけでなく内部もしっかり綺麗にさせていただいたので、気持ちよくお使いいただけますよ♪
リメイクが完了した家具を神奈川県のご自宅までお届けに。サイズがコンパクトになっても趣のある家具の存在感は変わりません♪ちなみに、左隣にある家具もルーツファクトリーでリメイクさせていただいたものなんですよ〜!こちらは次回のブログでご紹介いたします。
戦前からある桐タンスは、お客様のライフスタイルに合わせて使いやすいサイズに。家具を長く大切に使い続けるって素敵なことだなぁと改めて感じました!これからも歴史が刻まれていくのだと思うと感慨深いですね。
お客様からご依頼いただいた家具のリメイクはほかにもございますので、そちらもお楽しみに!
お客様ご夫婦の趣味にぴったりなリメイクとなっていますよ〜♪
やの
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