2023-07-16
暮らしを楽しむ日々
形見の鏡台から複数の家具へとリメイク他7/3~7/8ダイジェスト
気温が体温を越えるような猛烈な暑さになったり、大雨の災害が出ている地域があったりとお天気が気になる日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。こんにちは、東京ベースのオーニシです。
(31度なら涼しいじゃん!と思えてしまう恐ろしい予報)
幸い、我が家の地域は暑さの他には心配事はないところではあるのですが、今年はなんだか去年以上に暑さが身に応えるような……これも老化現象のひとつなのでしょうか。水分塩分をとる、よく寝る、等、これまでより意識してやっていった方がよさそうです。
気を取り直して日曜恒例、1週間分のブログをダイジェストで振り返っていきたいと思います。今回は7/3~7/8に公開されたブログをまとめました。
目次
お部屋のリフォームに合わせてベッドの幅を縮めるリメイク
クイーンサイズのベッドを、セミダブルサイズになるようにリメイクしました。
お客様はお部屋のリフォームを予定されており、今のベッドのサイズではリフォーム後のお部屋に置けなくなってしまうため、横幅を小さくしたいとのご希望でした。。リサイズと合わせて、染みなどができていたフレームの美装もさせていただくことになりました。
Blog:クイーンベッドをセミダブルにリメイク。オイル直しもして艶感アップ
クイーンサイズのベッドをお部屋のリフォームに合わせてセミダブルサイズにリメイクさせていただきました。ウォールナットフレームやすのこの磨き直し&オイル塗装もして、新品のような輝きが蘇りました。
フレームとすのこの横幅をそれぞれ縮め、ご指定のスペースにぴったりのサイズに仕上がりました。美装は当初フレームのみの予定でしたが、せっかく綺麗になったフレームに合わせるなら、とすのこもサービスで磨き直しさせていただきました。
オイル仕上げが無垢ウォールナットの深みある色と柔らかい艶を引き立てて、とても味わい深い仕上がりです。窓からの光が当たったところも綺麗ですね♪
お客様からは「すごい!すごい!すごいしか言葉が出てこない!」という感想のお言葉をいただいたそうで、そこまで喜んでいただけて、ルーツファクトリー一同もとっても嬉しく思っております!
鏡台をお仏壇&お仏壇台と経机にリメイク
お客様のお母様の婚礼家具だったという鏡台をお仏壇にリメイクしたい、とのご相談をいただきました。
お打ち合わせの際、鏡下の引き出しがお仏壇を置くのにちょうど良さそうなサイズだということになり、お仏壇台になる小引き出しとして一緒にリメイクさせていただくことに。
Blog:鏡台をお仏壇&お仏壇台にリメイク。鏡部分の木材や引き出し活かして
婚礼家具の鏡台をお仏壇とお仏壇を置くための小引き出しにリメイク。お仏壇の内部には鏡台の鏡部分の木材を使用しました。小引き出しは傷んでいる部分を作り直し長くお使いいただけるものに仕上げました。
お仏壇の扉を開いた内部に見えるのは、鏡の表面に使われていた部材です。木材が割れたり傷ついたりしないように、慎重に鏡を取り外して加工しました。
よく見ると、正面と側面の木目が綺麗につながるように配置されていますね。さりげない部分ですが、こうすることでお仏壇内部に落ち着いた雰囲気を作り出しています。
小引き出しの方は、綺麗に磨き直した前板に新しい部材を組み合わせ、長くお使いいただけるようしっかりと製作しました。
磨き直しても、お母様が長く使いこまれてきた風合いがちゃんと感じられますね。このさじ加減、工房スタッフの腕の見せ所です♪
一方、お客様からは「鏡台の部材を余すことなく使ってほしい」というお話も伺っていました。お打ち合わせの中で、鏡台の脚に天板を付けたら経机にちょうど良いのでは、という話になり、お客様も賛成して下さいました。それが次にご紹介するリメイクです。
Blog:鏡台の脚を経机にリメイク。脚の形をそのまま活かし天板を新しく製作
鏡台の脚を活かして経机にリメイクしました。鏡台の部材をなるべくそのままの形で活かしたいとご希望いただき、脚はそのまま天板を新規製作しました。一緒にリメイクしたお仏壇ともお似合いの仕上がりに。
経机とは、もともとはお経を読むときに使われていた台のことですが、香炉などを置いて使うこともあるそうで、お仏壇と一緒にお使いいただくのにもぴったりですね!
お仏壇と並べるとサイズ感が揃っているのはもちろん、何より元は同じ鏡台から生まれたもの同士、一体感があります。
さて、元のブログでリメイク前の鏡台の姿を見ていただくとおわかりいただけると思うのですが、ここまでにあげた3つのリメイクで使われていない部材、それもけっこう大きな部分が残っています。続いてはそちらを活かしたリメイクです。
鏡台の収納部分を小さなキャビネットにリメイク
鏡台の左右についている収納部分を、そのままの形でキャビネットへとリメイクしました。
もともとは主にお化粧品を入れるための引き出しや開き扉、そのままキャビネットとして使えたらとても便利そうですね!いったいどんな風に仕上がったのでしょうか。
Blog:鏡台の収納部分を独立リメイク!2台のコンパクトなキャビネットに…
鏡台の収納部分を独立させ2台のキャビネットにリメイク。元々引き出しや鏡が付いていた部分は「元の形をなるべく活かしたい」というお客様のご希望のもと、そこだけパッチワーク的に化粧材を貼りました。
なるべくそのままの姿に、といっても、中央の鏡などを取り外した部分はどうしても溝や釘の痕などが残ります。上から板を一層貼ってそれを丸ごと隠してしまうこともできますが、今回は敢えてそのようにはしていません。
新しく貼った部材の色味を揃えることももちろん可能なのですが、「なるべく元のままを活かしたい」というお客様の思いを伺って、ご相談の上でこのようにさせていただきました。「ここに鏡があったんだな」ということが伝わってくる姿です。
以上、ここまで3つのブログにわたって鏡台のリメイクについてご紹介しました。でも実は、このリメイクにはまだ続きがあります。そう、とても肝心なあの部分がまだ残っていますよね?もちろんそちらもバッチリとリメイクさせていただいたので、以降のブログもチェックしてくださいね!
日本全国各地より
日本全国のルーツファクトリーの拠点から、各地のスタッフが日々の暮らしを通して家具のこと、ルーツファクトリーのことを楽しくお伝えする「日本全国各地より」。
札幌ベース『みずの』は、壊れたり傷んだりしてしまった家具のリペアやレストアの事例を紹介してくれています。
Blog:傷んだり壊れたりした家具もおまかせあれ!リペア&レストアのご紹介
ルーツファクトリーといえば家具リメイク!いやいや、リペアやレストアなども沢山承っています!壊れたり傷んだり、家具に予期せぬトラブルが起きた時にもおまかせください!ばっちり元通りにいたします!
このアイキャッチ画像の椅子、部材が外れたというような生易しい壊れ方ではなかったのです。どんな状態だったのかは元のブログで見ていただきたいのですが、それがここまで綺麗に元通りになるんですよ♡
みずのも書いている通り、「こんな状態では捨てるしかないかも……」とあきらめる前にぜひご相談くださいね!
名古屋ベース『にっしー』は、建て替え前の実家の思い出を通して、無垢一枚板のリメイク事例をピックアップしています。
Blog:価値のある太い丸太梁と世界に1つの無垢一枚板のテーブルの製作事例
無垢一枚板のテーブルは、希少価値が高いと言います。木そのものの形と木目模様の一枚板は、世界にたった1つのデザインです。今回はそんな無垢一枚板を使って製作されたテーブルをご紹介したいと思います。
こちらの衝立からテーブルへのリメイク事例は、一枚板のグランドピアノを思わせる形が個人的にとても印象に残っています。リメイクをご依頼くださったお客様もきっとこの独特の形がお好きだったんじゃないかな、なんて想像をしています。
これからのブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログを振り返りました。
暑さも大雨の影響もまだまだ続くようですので、どうぞ皆さま気をつけてお過ごしくださいね。
それではまた!
ルーツファクトリー 東京ベース
オーニシ
お問い合わせ&メッセージはコチラ
【よくあるご質問】はコチラ家具のこと、リメイクのこと、お気軽にお問い合わせください。
【メールフォーム】
【お電話でのお問い合わせ】
受付時間:月〜金(平日)10:00〜15:00
電話番号:0120-600-239(フリーダイヤル通話料無料)
関連記事