2022-12-25
暮らしを楽しむ日々
リメイク3事例&レストア1事例12/12~12/17ダイジェスト
メリークリスマス!東京ベースのオーニシです。
子どもが大きくなり、それほどクリスマスっぽいことはしなくなった我が家ですが、それなりに飾りつけだけはしました。大きなツリーは置いてないので、ほんとにささやかですけれども(^_^;)
松ぼっくりの飾りは息子が小学生の頃に作ったものです。けっこう出来がいいので(親バカ)大事に取っておいて毎年飾っています。本人からは特にコメントはありませんが、悪い気はしていない様子なので来年以降も飾るつもりです。
何より作ったときの「見て見て!」という息子の誇らしげで嬉しそうな表情が忘れられないんですよね。大きな家具などのインテリアとは比ぶべくもありませんが、思い出があるから長く使い続けたい、というお客様のお気持ちが少しわかったような気がしています。
今回のダイジェストでは12/12~12/17に公開したブログをまとめました。お客様の思いがいっぱいにつまった家具のリメイクやレストア事例、ひとつひとつしっかりとチェックしてくださいね。
目次
鏡台の鏡と収納部分をそれぞれリメイク
床に座って使うタイプの鏡台をリメイクさせていただきました。もともとお客様のお母様のものだったというこちらの鏡台、お手元に引き取ってからもなかなか使う機会がなく、リメイクを思い立たれたのだそうです。
Blog:鏡台を玄関用の壁掛け鏡&チェストにリメイク!面影残して雰囲気一新
お客様のお母様の形見という鏡台を、お客様のライフスタイルに合わせて玄関用の壁掛け鏡&ミニチェストにリメイクさせていただきました。元の面影を残しながらナチュラル色の材料を合わせて雰囲気を一新!
鏡部分を独立させて壁に掛けられるようにし、収納部分は脚付きのミニチェストにリメイクしました。チェストの引き出しは元々引き出しだった部分を活かしていますが、深さを出すために前板を2杯分つなげてあります。
設置される場所の壁紙がダークトーンなので、全体を明るいイメージにしたいとご希望いただいていたため、鏡のフレームやチェストの本体はナチュラルカラーでまとめました。特に鏡は完全に新しい部材で囲んでしまうのではなく、元の鏡台のフレームにさらに層を重ねるようなデザインにすることで、リメイク前の面影をしっかりと伝えています。
お客様は最初、形見をリメイクすることに少なからず罪悪感も感じておられたのだそうですが「今までは置く場所もなく、かと言って廃棄することもできず眠らせていた鏡台を、リメイクによって日々活用していけることを大変嬉しく思っています」というとても嬉しいご感想をいただきました。お客様に喜んでいただけて本当によかったです!
テーブルの天板を大きくするリメイク
アイアン脚のダイニングテーブルの天板サイズを拡張するリサイズをご依頼いただきました。
テーブルリサイズというと、天板を小さくカットして縮めるイメージがあるかもしれません。お客様も「大きくするのはできるのかな?」と思ってお問い合わせを下さったのだそうです。もちろん大きくすることも可能ですよ(^^)v
Blog:テーブルの天板を大きくしたい!デザインはそのままに拡張リサイズ♪
W1520×D775のダイニングテーブルを奥行きサイズを拡げ正方形に近くなるようリメイクしました。元のデザインが気に入っていると仰るお客様のご希望に沿うよう手間をかけ違和感のない仕上がりに♪
拡張部分には元の天板と同じオーク材を使用しています。と言ってもただ素材を同じものにすればそれでいい、というわけにはいきません。全体に馴染むように、新しい部分は元の天板の部材で交互に挟むように配置した上で、目地が綺麗に出るように接ぎ目にもひと手間もふた手間もかけています。
どこが新しく材を足した部分かまったくわかりません!塗装も均一になるように、元のものは全て剥がしてから再塗装しています。お客様お気に入りのデザインをそのまま活かせるよう、抜かりなく仕上げました。
リメイク後のテーブルは元あったお部屋に納品させていただいたのですが、このお部屋がまたとっても素敵なんですよね♡インテリア全体にお客様がこだわっているご様子が伝わってきて、「元のデザインのままに」というのが重要なポイントであることがよくわかります。そのお気持ちに応えることができて何よりでした!
洋服タンスを組み立て式デスクにリメイク
お家を新築されることになり、婚礼洋服タンスの行き場が無くなってしまうのでリメイクしたいとのご相談をいただきました。お客様のご希望は、タンス扉の彫刻を活かしたワークデスクへのリメイク。ただし、ご希望のサイズだと搬入ルートが確保できないかもしれないとのこと。さてどのようなリメイクになったのでしょうか?
Blog:婚礼タンスをワークデスクにリメイク!組立式にして戸建て2階に搬入
婚礼タンスの扉を活かし片袖タイプのワークデスクにリメイク。お客様は、搬入経路の都合で横幅を小さめにしなければならないかもと仰っていましたが、組立式にすることでご希望通りのサイズが叶いました♪
お客様がお気に入りと仰っていた、タンス扉上部のお花の彫刻がすごく効いていますね!さらに側面にも扉の別の部分を使って、部材を無駄なく活かしています。
そして懸案の搬入ルートについては、天板や収納部分を組み立て式にすることで解決!分解した状態でお届けし、指定のお部屋に搬入してから組み立てました。
欲しいサイズだと階段や廊下の角を通れなくて……ということはよくあるもの。そんな場合でもルーツファクトリーでは様々な方法をご提案できますので、あきらめずにまずは「こんな風にリメイクしたい!」というご希望をガッツリとお伝えくださいね!
海外製の大きなサイドボードをレストア
お客様のお母様がドイツにお住まいの時に購入されたという、横幅が2m以上ある大きなサイドボードをレストアさせていただきました。お家を建て替えることになり、それに伴って処分することもお考えになったけれど、不具合を直せるのならこれからも使い続けたい、とご相談下さったのだそうです。
また、新しいお家に設置されるにあたり、高さも少し低くしたいとのご希望もあり、レストアと同時にそちらの加工もすることになりました。
Blog:サイズ大きく経年で傷みも…ドイツでご購入のサイドボードをレストア
お客様のお母様がドイツにお住まいだった時に購入されたという大きなサイドボードを高さリサイズ&レストアさせていただきました。構造を根本から見直して修理することで、たわみなど綺麗に解消しました。
何かストーリーがありそうな彫刻が施されたこちらのサイドボード、背板が割れたりしているだけでなく、大きいだけあって重量もかなりあり、中央がたわんでしまっていました。根本的に直すために、全体を分解してパーツひとつひとつの歪みを直したり補強したりしてレストアしました。
高さのリサイズについては、元の脚をカットするのではなく、より強度のある角柱型の脚を新たに製作して取り付けました。どっしりと重みのある本体をしっかりと支えられるよう、表側からは見えにくい部分に補助脚も追加しています。
納品の際にお客様はもちろん、お母様が「すっかり綺麗になって!嬉しい!」ととても喜んで下さっていたとのこと。はるばるドイツから運ばれてきたサイドボードを、これからも長く安心してお使いいただくためのお手伝いをさせていただき、ありがとうございました!
寒い季節も楽しく♪『日本全国各地より』
各地から冬らしい便りが聞かれるようになり、全国にあるルーツファクトリーの拠点スタッフから届くブログも季節感あふれるものになってきました。この週は二つの拠点のスタッフが、家具にまつわるあれこれを綴っています。
札幌ベース『みずの』からは、地元ならではの札幌のカフェ情報と、アンティーク家具のリメイク事例のご紹介です。
Blog:レトロな喫茶店でゆったり♪ロマンチックなアンティーク家具リメイク
寒い冬、ゆったり過ごしたいときにおすすめの札幌カフェをご紹介!古民家を改装した店内はアンティーク調のインテリアがレトロでロマンチックです♪アンティーク家具のリメイクやリペアもお任せください!
札幌はもうすっかり雪の中なんですね。おしゃれなカフェで美味しいものをいただきつつ、窓の外の雪景色を眺める……なんて素敵♡雪かきは大変そうですが、せめてカフェを楽しむひとときくらい、現実は忘れて過ごしたいですよね!
アンティーク家具は長い時を経ているものだけに、リメイクやリペアは一筋縄ではいかないことも多いのですが、経験豊富なルーツファクトリーでは様々なご要望にしっかりとお応えしていますので、気になることはどんどんご相談くださいね!
名古屋ベース『にっしー』は、可愛いイラストと共にペット家具について書いてくれました。
Blog:オーダーならサイズも雰囲気もお好みでインテリアに合うペット家具♪
最近のペット用品はインテリアに合わせたデザインが増えてきて、ペット家具とも言われるそうです。オーダーではペットに合うサイズやデザインが選べる良さがあります。ペット家具の具体例をご紹介します。
かつては「お父さんが日曜大工で犬小屋を作りました」なんて話を聞いたりしたものですが、現代はオーダーメイドも含めもっともっと選択肢が増えているんですね。DIYもオーダーも、大切な家族の一員であるワンちゃんやネコちゃんへの愛情が詰まっていることに変わりはないですね。
ところで、にっしーがこういうイラストをささっと描ける人だったとは知らなかったのでびっくりしました。いろいろな才能を隠し持っている各拠点スタッフ、今後のブログからますます目が離せなくなりそうです。
来週のブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログを振り返りました。
次の日曜日はなんともう2023年の1月1日!というわけで、特別版として2022年を丸ごと振り返るダイジェストをお届けする予定です。
それでは皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
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