婚礼家具の扉が素敵に大変身!その辺で暇そうにしてた変なおっさんが
どうも!淡路島工房スタッフのサヤカです!先日、ユリマタタ先輩が紹介していた婚礼家具をテレビボードやシェルフや姿見にリメイクさせて頂いた案件↓
実に素敵なリメイクで素晴らしい!の一言に尽きるのですが、「天才サヤカちゃん、解説よろしく〜」とユリマタタ先輩からまたもや無茶な変化球がぶっ飛んできました。天才つけたら何投げても良いと思ってますよね、あの人…
無茶振りに悩み、葛藤を繰り返し、なんとかブログを今書いてるサヤカです。健気ですね。
と、いう事で、まずはこのTVボードの解説から!!
今日解説しちゃうのはこの婚礼家具をリメイクしたテレビボードのチャームポイントの扉について。
画像の赤い四角で囲んだ部分をよーくご覧ください。この扉、お客様の大切な婚礼家具のクローゼットの扉をリメイクして出来ています。
ちなみに、元の扉がこちらです↓↓
あれ?なんか違いますよね?同じようでなんだか違う…
変身したのかな?うん、きっとそうだ、変身したんだ。扉だって変身するもんね、しょっちゅう…
な、わけあるか〜い!!
もちろんちゃんと手間ひまかけて大変身させちゃってる訳です。ここ、淡路島工房で。
という事で、頑張り屋さんの天才サヤカ、今日はこの扉にフォーカスしてご説明しましょう!!
説明するといっても私が製作したわけではないので、あまり詳細を知りません。
でも、この工房でこの扉が大変身を遂げたことは間違い無いので、その辺で暇そうにしてた変なおっさんに聞いてみました。
「この扉は異世界空間と繋がるゲートで、框組みという構造なんじゃ、おぬしに分かるかね?エルフの魅力が!ぐへへへへへへ」
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解凍。(付き合いきれぬ。)
、、、ん?框?なんて読むんだ?
天才サヤカ、こんな漢字みたことありません。
『かまち』と読むらしいです_φ(・_・
いや、そもそも框って何だ??
框組みとは、扉や障子の構造を指す言葉なんですが、、、
框組みの扉を作る時は、まず最初に枠を作って、その枠の中に鏡板と呼ばれる板をはめ込んで作られるんです。
ちなみにこの枠のことを框と呼びます。
框組みは比較的反りが出にくく、木材の伸縮も少なくできるそうです。
上の写真で言うと、赤色の部分が框、その内側が鏡板になると言うことですね。
見た目はすごくシンプルな框構造ですが、中の構造は複雑で加工の難易度も高いようです。
ちなみに、、、この框組みが使われているリメイク事例がこちらにも!
こちらも是非是非チェックしてみてください♪( ´▽`)
さてさて、扉製作に戻ります。
今回のリメイクのチャームポイントの扉は、元々框構造だった扉の鏡板を取り出して加工し、再度無垢材を使用して框構造で組み直しました。
扉の左右は無垢材がはめ込まれていますが、上下は写真のように小口(カットした断面)を無垢のオーク材で覆う加工を施していきます。
見栄えが良くなるのは勿論ですが、この加工をすることで強度をあげることも目的としています。
もう一つ理由があり、お客様との打ち合わせの際に「思い出のタンスだからできるだけ元の形をいかしながらリメイクしてほしい」とご要望をいただいてたんです。
上下も左右と一緒の幅で框を組んでしまうと、お客様のクローゼットの扉の鏡板を使う範囲が狭くなってしまいます。
そこでなるべく鏡板と元の扉の枠の印象が強く残るように、厚さの薄い無垢材で扉の上下を覆うようにしたそうです。
こんな綺麗な仕上がりになりました。
見た目はシンプルですが、中を切り取ってみると様々な作業工程が詰まってますね。
いや〜おもしろい!!
ちなみにこの素敵なTVボードの納品の様子はコチラのブログからご覧いただけますよ〜(^_^)
淡路島工房オニオンベース スタッフ
サヤカ
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