鎌倉彫の婚礼家具をリメイク①扉生かしたキャスター付小キャビネット
鎌倉彫の婚礼家具について、ご姉妹でリメイクのご依頼をいただきました。
お姉様がご結婚から35年以上使われていたという3棹の婚礼タンス。
お孫さんのお世話をしたりするために遠方にお引越しすることになり、お引越し先では婚礼タンスを置く場所がないからとご相談いただきました。
お姉様は処分してしまおうとお考えだったそうなのですが、妹様が「それはもったいない!」と残す方法を色々と考え、その結果ルーツファクトリーのリメイクに辿り着いたと仰っていました。
お問い合わせくださったのは妹様だったのですが、「ルーツファクトリーさんの素敵なリメイク事例を見て、姉も私も楽しみで仕方ないんです!」と言ってくださいました。
さて、今回はご依頼いただいたリメイクの一つ、洋服タンスの扉を活かしたキャビネットについてご紹介します。
お姉様はミシンをされるとのことで、ミシンに使う物を収納できる小ぶりなキャビネットが欲しいと仰っていました。
ご予算やキャビネットの使い方をお伺いしながらデザインを考えていき、W450×D450×H620のサイズで製作することに。
そして、「移動がラクにできたらいいなぁ。キャスターを付けることはできますか?」とお客様。もちろんできます!ルーツファクトリーの家具のリメイクはオーダーメイドと同じで、お客様のご希望に合わせて様々な仕様にて製作することが可能です。
「鎌倉彫を活かしながら、軽やかな感じにお洒落にリメイクしてほしい」とご希望いただいたので、鎌倉彫の扉はリサイズしてキャビネットの扉として使用して、本体はナチュラルなオーク材で新規製作することになりました。
扉のサイズは元よりかなり小さくなるので、どの部分を切り取るかによって印象も変わりそうです。
また、扉は中に空洞部分があるので、カットしてそのまま…というわけにはいきません。扉として成立するように加工し直し、カット面も綺麗に化粧する必要があります。
そんなわけで、サイズは小さめですが、じっくり手間をかけて製作したキャビネット。
このように仕上がりました。じゃじゃん!
鎌倉彫の凛としたお花柄が映えるキャビネットとなりました。
婚礼タンスの取っ手は、このように周りにも鋳物の飾りが施されていたのですが…
小さくなった扉のサイズに合わせて、引き手部分のみを使用して取り付けました。
こんなこともできるんですね〜!元の素材を使うことでよく馴染んでいるし、取っ手がシンプルになったことで扉の飾り彫がより引き立ちます。
深みある紅色の扉がよく映えるのには、オーク材で作られた本体も一翼担っています。
本体をナチュラル色のオーク材で作ることで、扉の美しい色味が際立ち、さらに全体が軽やかな印象となりました。
お客様はリメイクをとても楽しみにしてくださっていて、お洒落に仕上がったキャビネットをお届けするのが私も楽しみになりました。
そして、お客様のお家に伺い、ご指定いただいた場所に設置すると…
ぴったり!お姉様も妹様もいらっしゃったのですが、お二人とも「いいじゃない!いいじゃない!」と息を弾ませるように喜んでくださいました。
扉の内部をご覧になって「使い勝手も良さそうね!」とも言ってくださいました。
最後に、リメイクさせていただいた家具とお客様と記念撮影♪
「お願いして良かったです!」と言っていただけてとても嬉しかったです。
こちらの他に、あと2点家具を製作させていただいたので、次回以降順番にご紹介しますね。
お楽しみに〜!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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