2019-08-30
ROOTS FACTORY 特派員
時がきた!”好き”を形にボランティア。手編みニットを世界の子どもへ
こちらの記事は、ルーツファクトリー特派員に任命された”暮らしを楽しむ達人”によるブログです。ルーツファクトリーのテーマでもある「暮らしを楽しむ」を題材に、個性あふれる特派員たちが自由なトピックを展開!本日の担当は、編み物大好きオーニシ特派員!
こんにちは。編み物大好き人間、オーニシです。
編み物が好きすぎて編むのが追いつかないほど家に毛糸が溢れかえっているという不思議な状況に陥っています。あ〜!編みたい編みたい編みたい!!
そんな中、先日実家から
「押入れ片付けてたら、服とかバッグとかいろいろ出てきたから見にきて~」
と呼び出しがあり、行ってきました。と言ってもうちから徒歩5分もかからない所なんですけど(笑)
学生時代のワンピースとか、いやさすがにもう着ないというか着られないわwという服、あ~このスカートあの時買ったやつだねなつかしい!とか母とおしゃべりしつつ、処分するもの、古布リサイクルに出すもの、などに分けて整理しました。
そこには、むかーし編んだ手編みのセーター類も。
うーん……厚手のセーターはもう着ないし、どうしようかなぁ。でも、処分するのもなんだか悲しい……
誰か着てくれるかなぁ・・・いやぁ、今の流行じゃないしなぁ・・・
私が悶々と悩んでいると、母が言いました。
「まだ綺麗だし、なんだったらほどいてまた使えば?」
!!!
その手があったかー!!
さすが手編みニットは解いて繰り返し使うのが当たり前だった世代。私も小さい頃、解いて洗った毛糸を玉に巻きなおすお手伝いをした記憶があります。
そうだそうだ!そうすればまた編み物ができる♪♪
そこで、さらに閃きました。
これだけたくさん毛糸があれば、ニットボランティアに参加できる!?
【手づくりタウンの募集要項ページ】
寒さの厳しいアフガニスタンの山岳地帯などの子どもたちへ手編みのニットを贈るこの企画。
実は何年か前に、マフラーやニット帽をいくつか編んで送ったことがあるのです。
「有志がセーターを編んで贈る活動がある」ということはけっこう前から耳にしていたのですが、参加のきっかけになったのはやはり実家にあった未使用毛糸でした。
セーターにするには少ないけど帽子くらいなら編めそう、と思って小物も募集しているか調べて送りました。その時編んだものの写真を探したのですが、なぜか製作前の毛糸の画像しか見つからず。(送る前に撮った気がしたんだけど、ガラケー時代だったしなあ)
クリーム色の方は、なんと私や弟が赤ちゃんの頃のおくるみやケープを編んだ残り。
身に着けていた記憶はもちろんありませんが、物は見たことあるし、毛糸自体もリカちゃん人形の服を作ってもらったり、小学生の頃の工作用なんかに少しずつ出してもらったりで結構目にしていた覚えがあります。
きちんとしまわれていたこともあり見た目は綺麗で問題なさそうだったのですが、さすがに○十年前のものだし(^_^;)と気になったので一度洗ってから使いました。
自分が小さかった頃の毛糸が、寒い国の子どもたちが使ってくれるニットになるのはなんだか不思議でもあり嬉しくもありました。
ところでこのボランティアニット、手編みならなんでもいいかというとそうではありません。
・防寒性が何より大事なので糸はウール100%のものを
・色は汚れが目立つ白やピンクなどは避ける
・モヘアのように毛足が長いタイプも実用的ではないので×
などなど、結構厳しい条件があります。
(この毛糸もとってもかわいいですが素材的に不向きなのでボランティアニットには使えません)
しかし!
いろんな条件も、編み物好きならそれは腕の見せどころ!
たとえば、ピンクの糸は黒とか濃い茶のセーターに細いボーダーを2~3本入れて使うとか、薄い色は濃い色と2本どりにして編むとか♪
可愛い色柄は求められていないとはいえ、ちょっとでも受け取った子どもたちが喜んでくれるような工夫を考えるのも楽しいのです。
今回実家から出てきた毛糸はウール100%のものがほとんど。
思い立ったら善は急げ!確か例年締め切りは10月中旬だったから早めに確認を!
ホームページにアクセスして、久しぶりに要項を見直したら、化繊混紡もウール70%以上なら可になっていたり、と以前と変わっている点も!
これなら私が大好きなopal毛糸も使える!
(ひと玉で様々な色を楽しむことのできる、魔法の毛糸”opal毛糸”)
あぁ、私が毛糸をいっぱい持っているのはきっと、いつかこんな時がくるのを予感していたからなのね。毛糸たちは皆、役立つ日が来るのを私の手元で待っていたのよ!
そして今がその時!!
そんなわけで、早速送付票をプリントアウトしました!
そうだ、実家に置いてきたセーターも持って帰ってほどいて洗わなくちゃ。あとは実家のと、今うちにある毛糸をチェックして、足りない分を補充して……
「え、そんなにあるのに補充必要?また在庫になっちゃうんじゃないの??」
と思いますか?
ノンノン!セーター1着編むには子どもサイズとはいえ相当な量の毛糸を使うので、太さを揃えたり落ち着いた色にまとめたりするにはそれなりに追加は必要なんです。
そしてせっかくなら1着だけじゃなくもっと編みたい!もし少しずつ残ってしまったらそれはボーダーマフラーとかにするんだ!大丈夫!在庫になったとしても、それはまた私の手元で次なる機会を待っているということだから!ことだから!!
ああ〜!早く編みた〜い!!
編み物が完成したら、またご報告しまーす!
ROOTS FACTORY東京店シモキタベース
スタッフ・オーニシ
ROOTS FACTORYのオーダーメイド家具&リメイク家具製作事例集はこちらから(オンラインショップに移動します。)
素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
ダイニング、座卓、ちゃぶ台、食卓、いろんなテーブルのリメイク実例をご紹介!
関連記事