2020-02-08

いつも前向きな力をくれる友達。喧嘩しないけど仲がいい。その理由は？

こちらの記事は、ルーツファクトリー特派員に任命された”暮らしを楽しむ達人”によるブログです。ルーツファクトリーのテーマでもある「暮らしを楽しむ」を題材に、個性あふれる特派員たちが自由なトピックを展開！本日の担当は、オーニシ特派員！40年来の大親友について、ふとどうしてこんなに楽しい付き合いが続いているのか考えてみると・・・

皆さまこんばんは、特派員オーニシです。

私は今、大変ワクワクドキドキ盛り上がっています。ずっと会いたかった大好きな人に近々会う予定なのです。

はっきり言って、独身時代に現・ダンナとデートに行くのを楽しみにしていた時以上にその日を待ち焦がれています。(ごめんよダンナ)

あぁ、人妻だというのにアバンチュール・・・なんつって。お相手は女性です。しかも普通の友達です。いや、めちゃくちゃ特別な友達なんですけど、何故にそんなにワクワクドキドキ盛り上がっているかというと・・・

そもそも、彼女『Ａ子(仮名)』との出会いは中学３年で同じクラスになった時。かれこれ40年近いつきあいになります。(40年、って自分で書いといて「えっ計算間違えてない！？」と思ったけど合ってた)

それまでは同じ学年にいながら特に話をする機会もなかった我々がなぜこんなにも長い付き合いとなるほど親しくなったのか、きっかけがなんだったのかはもはや忘却の彼方。

部活も彼女は体育系私は文化系と別々だったし、同じアイドルが好きとかいうこともなく、それでもなんだか波長が合ってヒマさえあればおしゃべりしていたことだけ覚えています。話す時間を作るためにわざわざ朝早めに登校したりもしてたなあw

その後は高校大学とずっと同じ学校に通いつつも、高校では一度も同じクラスにはならなかったし、大学の学部も別々。

きっとそれぞれのクラスとかサークルとかで過ごす時間の方が多かったけど、その間も予定を合わせてはあちこち出かけたり、時には長電話もしました。

（Ａ子が学部の友達と韓国旅行に行ったときのお土産、リップケース。今でも愛用中です。）

これまでで一番長く一緒に過ごしたのは、卒業旅行で３週間のヨーロッパ格安ツアーに行った時かなあ。

この時は帰国時に迎えに来てくれたＡ子母から「１回ぐらい喧嘩した？」と尋ねられ、

「そういえばしなかったよねー」
「うん、してないね」

という会話をしたことを思い出します。さらに家に着いたらうちの母からもまったく同じ質問をされ、

「喧嘩してこそ友達、なんて言い方もあるしなあ。もしかして、そこまで深くつきあってないと思われてる？」とか考えましたが、

「別に喧嘩の有無で友情の度合いが決まるわけじゃなし！彼女だからこそ、と思えることの方が大事！」という結論に至りました。

もちろん「喧嘩するほど仲がいい」ということはあるし、実際そういう関係の友達もいるので、あくまでＡ子と私の場合は、ではありますが。

じゃあどうして彼女だからこそ、と思えるのか？

実は最近までそこの部分をあまりしっかり考えたことがなかったのですが、年を重ねたおかげかこれまで気づかなかったことが見えてきました。

数年前に高校の同期会があって、そこでほんとに十数年ぶりに顔を合わせることができた私たち。会が終わってからも二人だけでお茶しに行って相変わらずのおしゃべりに花を咲かせ、気分はすっかり学生時代。

とはいえ、Ａ子も私もそこそこ長く生きてきて、その間には当然いいことばかりじゃなくよくないこともいろいろとあって、そんな話もしました。

が、愚痴っぽい話題の後でも彼女は「それでもやっぱりこんなことが面白くって！」という感じで、必ず何かプラスの方を向いたことを言うんですよね。

そういえばこの人は学生の頃からこうだった。時には悪口めいた言葉が出ないわけじゃなかったけど、言い方がサッパリしていて「１回話したからこれでこの件はおしまい！」って感じでダラダラとひきずらない。

「それよりさ～、この前はねえ・・・」

と続けて話すのは楽しいこと、面白かったこと。

だから話していて楽しいし、こっちもつられて前向きな気持ちになれる。

Ａ子と話すといつでも明るい気持ちになれて、喧嘩になることもないのはそういうことなんだ！と長年つきあってきてやっとその訳が腑に落ちました。

好きな人の魅力を見つけてますます大好きになったし、自分もそういう人であろうと思いました。

同期会で久しぶりに会った時に、お互い子どもも大きくなったし、これからは最低年に一度でもいいから必ず会う機会作ろうね、と約束しました。そしてその日がもうすぐやってくるので浮かれている、というのが冒頭の状態ですｗ

約束の日に向けて、とにかくしっかりたっぷり会う時間を取るために準備をしたり着ていく服を決めたり、おいおいおいデートかよｗという勢いでその日を心待ちにしています。