2023-06-15

耳付き無垢一枚板の天板を3分割リメイク③スッキリしたPCデスクに

先日から、ダイニングテーブルの天板を3分割して3つの家具にリメイクしたお話をご紹介しています。

前回までにローテーブルとお仏壇用キャビネットへのリメイクについて書いてきました。今回は、パソコンデスクへのリメイクについてご紹介します！

元の天板サイズがW1690×D1000だったのですが、そこからローテーブル（W1000×D660）とお仏壇用キャビネット（W560×D440）の分の天板を確保した上で、パソコンデスクとして使い勝手の良い大きさを考えていきました。

そして、こちらの赤枠部分を活かしてW1000×D500〜600程度のデスクにリメイクすることになりました。

ちなみに、奥行きサイズに幅があるのは、天板が耳付きで波打っているため位置によってサイズが異なるからです。

高さは、一般的なPCデスクのサイズで720mmにします。

天板がt57mmと厚みがあったため、足元の空間を広くとれるよう、天板下には幕板などを付けず脚を直付けすることになりました。

味わい深い無垢天板が活きる、かっこいいデスクが完成しましたよ！完成写真はこちらです。

明るいお色味の天板にダークブラウンの脚が組み合わせたことにより、天板が引き立つとともに足元にかけてスッキリとした印象になっています。

脚は、根本を60mm、先端を50mmのテーパーカットにし、一層スタイリッシュな仕上がりとなっています。

また、脚は特注のプレートを用いて取り付けています。

天板の裏側を少し掘り込んで取り付けてあるので、外から金物が見えにくく美観を損ねません。

天板は綺麗だったので、再塗装などは行っていないのですが、カットした小口はこのように無塗装になります。

けっこう色が異なりますよね。

でも、既存のお色味に合わせて塗装し、まったく違和感のない仕上がりとなりました。

生まれ変わったデスクを、ローテーブルやお仏壇用キャビネットと一緒にお客様のご自宅に納品させていただきました。

お客様のご希望でローテーブルとキャビネットは1階のお部屋に設置しましたが、PCデスクは2階のお部屋に設置しました。

ちなみに、コンパクトなサイズなので脚を付けた状態でも搬入することができました。

畳のお部屋に設置させていただいたのですが、いかがでしょう、和風の内装ともとってもお似合いです！

お客様も「カッコよく仕上がりましたね！」と気に入ってくださったご様子でした。

今回、お客様のご実家で使われていたダイニングテーブルから、ローテーブル、お仏壇用キャビネット、パソコンデスクと3つの家具にリメイクさせていただきましたが…

お客様は「そのままでは自宅に引き取ることができなかったけど、天板を余すことなく活かしながら自宅で使える形にリメイクできて良かった」と喜んでくださいました。

”リメイクだからこそできること”を実現できて、私たちも嬉しく思います！

素敵なご依頼をいただきありがとうございました。

ルーツファクトリー
ユリマタタ
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ダイニング、座卓、ちゃぶ台、食卓、いろんなテーブルのリメイク実例をご紹介！