2018-06-17
ROOTS FACTORY 特派員
演劇の舞台セットを作ってたら本物の店を作るまでに!舞台セットあれこれ
『札幌ハムプロジェクト』で演劇と居酒屋をやっていますフルサキエミです!
今回は演劇での舞台セットについて書きます。
様々なセットがあります!演劇の舞台について
私達ハムプロは、衣装や小道具を自分たちで作り、音響や照明も主に自分たちでやりますが大道具、舞台セットも作っています。
2畳程度のステージにセットと小道具を詰め込んだり
これらは、全国をワゴン1台でまわる旅芝居の時の舞台。
ステージに音響照明がいたりします(役者がやります)
旅芝居は、ホール規模の大きな劇場からお寺、居酒屋、カフェ、公民館の一室など2畳ぐらいの小さなところでもやってきました。
私たち札幌ハムプロジェクトが運営する居酒屋、すわ(焼きとん立ち呑み・すわ)でもたくさん公演をしてきました。
舞台が小さくて役者がみっちみち(笑)
ちなみに、元々舞台セットを作っていたから、この居酒屋自体も私たちで作ったのです!
ここ(↓)を、
こうしました!(↓)
また、大きな劇場、広いステージに回転仕掛けの大掛かりな舞台を作ったこともありました。
本番中、役者が舞台を回していました。
上の写真はわかりづらいですが同じ作品で、3つのセットになれる回転舞台です。
こちら(↓)はすすきのと演劇のコラボレーションした「スリーハンドレッド&シックスティBAND ” 1st session “」
札幌ハムプロジェクトが人情あふれる36号線界隈にすわを移転オープンして1年。
すすきの36号線界隈の人々と「すすきの市民劇」を試みました。
舞台は古き素敵なBARを再現。
すすきので働いてる人、呑みに来る人達が観劇に来てくれて、「すわよりも立派な店を作れるんじゃないか!」と絶賛!!笑
すわはオンボロでチープだけど雰囲気ある店を売りにしていますので!
自己紹介のブログでも書きましたが、真っさらな空間で、セット小道具一切ない作品もやっています。
モノに頼らない、役者の身体ひとつで魅せる作品。
北海道外、海外でも公演しています。
段ボールで大量に作ったモノたちで舞台を作ったりもしました。
(2013年公演「ロッスム万能ロボット会社」
(2010年公演「かっこいい宇宙人のぼく」
舞台作り。作るということ
舞台が出来上がっていく過程を書きたかったのですが、写真があまりなく、今回は舞台写真の紹介となりました。
私も書きながらいろいろな演劇を思い出せました。特にしんどかったことを(笑)
私は大道具を作るのが不得意でした。
不得意なので、好きではありませんでした。
居酒屋を作った頃から、電動ドリルが扱えるようになったり、木材を切ったり、知っていき、やる事が増えて、少しづつ舞台作りが好きになりました。
作品に「役者」として出るだけではなく、全て一緒に作る札幌ハムプロジェクト。色々なことをやらせてもらいました。
睡眠が減ってしんどかったり、起きてすぐ作業場へ行き、スッピンにジャージ姿で帰ったら昔好きだった男に会ったり(笑笑)
こちら(↓)、舞台上に置く旗に私が描きました。
描き始めるまで、私はこういう細かい絵は描けないと思っていました。
やってみないとわからない。
それは年をとった今でも変わらず思います。
ハムプロ脚本演出で、大道具も担当している「すがの公」の娘・そらちゃんとペンキ塗り。楽しかったです。
一緒に作る人もとっても重要なことなのかもしれません。
大事な人たちと、好きな人たちと、作っているから私はできないと諦めず、少しづつやれてきたんだと思いました。
次はどんな舞台になるか、私も楽しみです。
フルサキエミ
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