婚礼タンスを腰高のキャビネットに。扉のデザインを残してリメイク♪


扉の表側に鏡のある婚礼タンスを、鏡を残しながら腰高のキャビネットにリメイクさせていただきました。


こちらはタンスをお引き取りに伺った時の写真です。


2枚扉の洋服タンスのお引き取り時の写真


2枚扉の洋服タンスで扉を開けると下部に引き出しがあるタイプでした。


扉を開くと内部にある引き出し


お客様からは、こちらの引き出しを残せるくらいの高さにリサイズしたいとご希望いただきました。


また、扉の鏡のデザインが気に入っているからこの扉を活かしたいけれど、それは可能でしょうかとご質問いただきました。


表側が鏡になっている扉をカット加工した事例はブログでもご紹介したことがありますが、今までも数多くのご相談をいただきリメイクしてきました。


扉の表側に鏡がついている洋服タンス


今回も、実際に家具を拝見して加工できることを確認し、お客様のご希望通りリメイクを承りました。


さて、リサイズ後の高さについてですが、引き出しの上面ギリギリまでカットしてしまうと少し低すぎる感じがあったので、お客様と「どのくらいの高さにしましょうか」とご相談しました。


使い勝手や見た目など、様々な観点からご相談を進めていきました。


お打ち合わせに伺った『家具作りたいおっさん』(ルーツファクトリー代表)は、お客様が数センチの違いもかなり悩んでいらっしゃるのを見て、インテリアへのこだわりをひしひしと感じたと言っていました。


ロック機能のある扉の取っ手


お客様の理想の形にリメイクできるよう、じっくりとヒアリングし内容を決めていきました。


また、長年使われてきたタンスだったので、金物に傷みもみられました。そこで、リサイズするだけでなく蝶番などの金物も新しいものに交換することに。


こちらのタンスは、蝶番と引き出しの隙間があまりなく、蝶番は工房で普段在庫しているものより厚みが薄いタイプでした。そのため、同様のサイズのものを取り寄せて交換しました。


引き出しと蝶番の隙間が少ない


そうして、リメイク完成した姿がこちら。


洋服タンスからリメイクしたキャビネット


お客様が気に入っていらした扉のデザインはそのままに、腰高のキャビネットにリメイク!


横幅、奥行きサイズは元のまま、高さをリサイズしてW850 D580 H1000となりました。


婚礼タンスからリメイクしたキャビネット正面


ちなみにこちらの扉、レバーに扉のロック機構があったのですが、その機能も引き続き使えるようにリメイクしました。


底部には脚をつけてモダンな仕上がりに。


脚をつけてモダンな仕上がりとなったキャビネット


天板は、家具の意匠に合わせながら、上に物をのせられるように強度を増して新しく製作しました。


意匠を合わせて新規製作した天板


そして、扉を開けた内部は…


キャビネットの扉を開けた内部


じゃじゃん!


元の引き出し4段+上部にオープンの空間を設けました。


引き出し部分はリメイク前と変わらない使い心地です♪


引き出しを開けたところ


リメイクしたキャビネットは、お引っ越しされたお客様のご新居に納品させていただきました。


ドレッサーの隣に設置したリメイク後のキャビネット


お隣のドレッサーの上品な雰囲気ともお似合いですね。


新しいお部屋で活躍するリメイクしたキャビネット


素敵な家具をご新居で活躍できるようリメイクさせていただき光栄です。ご依頼いただきありがとうございました!





ユリマタタ
ルーツファクトリー
ユリマタタ


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