テレビ台を上下分割リメイク②上部を活かしゆったりサイズのデスクに
大きなテレビ台を上下分割して、上部をデスクとして使えるようにリメイクさせていただきました。
今回のブログは前回のブログ『テレビ台を上下分割リメイク①下部を活かして開放感のあるテレビ台に』の続編となります。
全体のサイズがW2130 D600 H1200だったテレビ台。
上下を分けると、上部はH700程度になりそうでした。
この高さはデスクとしてちょうど良い高さなので、お客様から「形はほぼそのままにリメイクできたら」とご希望いただきました。
お家に合わせてオーダーメイドで作られたというこちらのテレビ台は、左側がお部屋の柱に沿って切り欠きされてあったのですが、デスクの設置予定場所にも同じように左側に柱があるとのこと。こちらもそのまま形を活かすことになりました。
全体の形は変えないのですが、デスクとして使いやすくなるよう細部を加工します。
一つ目は、配線用の加工。リメイク後のデスクでは、パソコン作業などをされる予定とお聞きしていたので、天板の後ろ側に配線用の欠き込みを入れることになりました。
二つ目は、棚板の取り付け。天板下に浅い棚をつけてほしいとご希望いただき、天板下からH200mmのところに桟を付け、D200の棚板をのせられるようにします。
その他、破損してしまった箇所を修復して補強も施しました。
さぁ、そうしてリメイク完成したデスクがこちら。
前回ご紹介したテレビ台同様、まるで元々この形だったかのような自然な仕上がりです。
内部の構造もそのまま活かしています。
天板の奥側には配線用の切り欠きを。
新しく取り付けた棚板は、天板下の足元のスペースを広くとるために、手前側に空間があくよう奥側に取り付けました。
収納たっぷりゆったりサイズのデスクとなりました。♪テレビ台からデスクにリメイクというお客様のアイデア、素晴らしいですね!
こちらをテレビ台と一緒にお客様のお家へ納品させていただきました。
お話しに聞いていた通り、デスクの設置場所には柱が。
元の切り欠きがぴったり合って、隙間なく設置することができました。
壁いっぱいの大きなデスク、素敵ですね。
リメイクのご依頼をくださった奥様からは、納品後このようにメールをいただきました。
「(リメイク後の家具を)思っていたように、新しくそれぞれの役目の場所に据え付けいただき、喜んでおります。
辛い時期を過ごして参りましたが、新しく生まれ変わった家具で夫は仕事をすることはできない代わりに、私や家族が新しくなった家具をこれから先、大切に使っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。」
ご家族の思いが詰まった家具をこれからもご家族皆様にお使いいただけること、とても嬉しく思います。それと同時に、改めてお客様の家具をリメイクさせていただくことの重みを実感しました。
お客様の大切な思い出が詰まった、世界に一つしかない家具。
「そのままでは使い続けるのが難しいから」とリメイクをご依頼いただいた家具を、「リメイクして良かった!一層愛しく感じるようになった!」そう思っていただけるように。
ルーツファクトリーでは、今日も明日も家具のリメイクに向き合っていきます。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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