婚礼タンスからテレビボードにリメイク!扉を主役に面影を残して…♪
婚礼タンスの扉の飾り彫りを活かし、どの角度から見ても面影を感じられるテレビボードにリメイク♪
京都府京田辺市にお住まいのお客様から婚礼タンス2棹のリメイクをご依頼いただきました。どちらもお客様のライフスタイルに合わせたリメイクとなっておりますので、今回のブログでは洋服タンスを活かしたリメイクをご紹介いたします!
洋服タンスのサイズはW1300 D600 H19300。扉の飾り彫りが印象的な3枚扉のタンスです。
こちらの横幅・奥行き・高さを縮めて、テレビボードにリメイクしたいとご希望いただきました!お客様が理想のテレビボードのイラストを描いてくださったので、イラストを元にお打ち合わせを進めていきます♪
お客様としては婚礼タンス本来の色味を活かし、テレビボードの正面、中央扉に黒っぽいガラス扉を取り付けたいとおっしゃっていました。
しかし、詳しくお話をお聞きしていくと、お客様の奥様にとって婚礼タンスはとても思い出深いもので、できるなら元のタンスをなるべくそのまま使ってほしいとのことです。それであれば、特徴的な扉をたっぷり活かした方が婚礼タンスの存在を感じることができますよ!と、ご提案させていただきました。
そこで今回はガラス扉を取り付けず、婚礼タンスの扉をテレビボードの扉と側板に活かし、どの角度から見ても婚礼タンスの面影を感じられるようにリメイクさせていただくことになりました♪
元のタンスの横幅はW1300ですが、テレビボードはW1600をご希望とのことです。横幅を大きくしないといけませんが、タンスの扉は3枚しかありません。では一体どのようにリメイクするのか…?工房での作業を覗いてみましょう♪
まずは扉裏のガラスやネクタイ掛けは使用しなくなるので、丁寧に取り外していきます!
テレビボードの高さに合わせて扉をカットするのですが、扉上部の飾り彫りを活かす形でカットしました。大きな扉がこんなにもコンパクトになりましたよ〜!
W1600のテレビボードを作るため、正面は4枚扉にするのですが、そうなるとやっぱり扉が1枚足りません。そこで今回はタンス扉の中間部分を活かし、1枚だけデザイン違いの扉を作ることになりました。
デザイン違いといっても元は同じ扉なので、活かす場所が変わってもチグハグになってしまうということはありません。むしろその1枚がポイントになっていますよ♪
完成後のお写真はこちらです!
婚礼タンスの顔ともいえる飾り彫りが素敵な扉を存分に活かし、おしゃれなテレビボードが完成しました!テレビボードのサイズはW1600 D450 H500mmとなっております。
テレビボードの正面だけでなく側板にも婚礼タンスの扉を活かしたことで、どの角度から見ても「大切な婚礼タンスをリメイクした家具」ということがお分かりいただけます♪
そして、背の高いタンスの天板は強度をもたせて作られていないことが多く、テレビボードの天板として使用するには強度が足りません。そこで今回は、重さのあるテレビを乗せても大丈夫なように天板を新しく製作しました!
既存部分と違和感が出ないよう色味や材質を合わせたので、とても自然に馴染んでいます。
テレビボードの内部はそれぞれのスペースに棚板を1枚入れ、使い勝手の良い収納スペースに。
中央のスペースはレコーダーを収納できるようW665 D197mm確保し、背面にはコード穴を開けました。
両サイドの収納部分にも棚板を1枚ずつ入れたので、テレビまわりでお使いになる物を収納するのにぴったり!
奥様にとって思い出深い婚礼タンスは形を変え、収納力抜群のテレビボードに♪婚礼タンスの存在を身近に感じていただけると嬉しい限りです。
今回は婚礼タンス2棹のリメイクをご依頼いただきましたので、次回のオーダーリメイクブログでは残りの1棹のリメイクをご紹介いたします。そちらもお楽しみに♪
https://roots-factory.com/blog/order-remake/109044.html
お問い合わせ&メッセージはコチラ

【お電話でのお問い合わせ】 受付時間:10:00〜17:00(平日・土日) 電話番号:0120-600-239(フリーダイヤル通話料無料)