婚礼タンスを上下分割リメイク!腰高のキャビネットで地震対策にも◎
思い出深い婚礼タンスを上下分割し、高さを揃えた2台のキャビネットとして使えるようにリメイク♪
京都府京田辺市にお住まいのお客様から婚礼タンス2棹のリメイクをご依頼いただき、前回のオーダーリメイクブログで、洋服タンスからテレビボードのリメイクをご紹介しました。
飾り彫りが特徴的な扉を正面と側板に活かし、どの角度から見ても婚礼タンスの面影を感じられる仕上がりになっています♪
お客様の奥様にとって思い出深い婚礼タンスを「なるべくそのままの雰囲気で残せるように」と、ご依頼いただいた今回のリメイク。
お問い合わせをくださった当初から、お客様のなかでリメイクのイメージが固まっており「こんな家具にしたい!」と、イラストを描いてくださっていたのです♪
今回のブログでは婚礼タンス2棹目、ブレザータンスのリメイクをご紹介いたします!
ブレザータンスのサイズはW900 D600 H1930。タンスの色味や雰囲気はそのままに、上下分割して高さを揃え、リビング収納用のキャビネットとして使えるようにリメイクしたいとご希望いただきました!
背の高い家具の上下分割リメイクはルーツファクトリーで人気が高く、家具の高さを抑えることで地震対策にも繋がるということもあり、年々ご相談が増えているリメイク方法のひとつなんです。
リメイクをご希望のブレザータンスは元から上下分割できるようになっているものの、それぞれ単体で使えるようにはなっていません。そして、下部に比べて上部の方が高さがあるため、2台並べた時に高さが揃わなくなっているのです。
2台横並びで使えるよう高さを揃えて使えるようにしたいとのことでしたので、下部の高さに合わせて上部をカットすることになりました!
上部の内部収納には棚板を入れて使い勝手良くしたいとご希望いただきましたので、内部のハンガーポールを取り外します。横幅と奥行きはそのままのサイズで活かすので、収納力抜群のキャビネットになりそうですね♪
上下分割した2台の高さを合わせるため、開き扉の下側をカットします。扉の上側を残してあげることで、婚礼タンス本来の印象を変えることなくリサイズすることができますよ〜!
背の高い婚礼タンスを上下分割して高さを抑え、リビング収納にぴったりな使い勝手の良いキャビネットが完成しました!
完成した家具のお写真がこちらです!
婚礼タンスの上部、開き扉の高さを縮めたことで、上下分割したそれぞれの高さがぴったり綺麗に揃いました!
横幅と奥行きは変えず、サイズはどちらもW900 D600 H856となっております。
上下分割したことで、開き扉の方には家具の土台となる台輪を作る必要があるのですが、既存の台輪にはデザインがあるのでなんとか雰囲気を合わせて製作したい…!
そこで!既存のタンス天板を天地入れ替え、引き出し側と同じ高さになるよう新しい材料を合わせ、台輪として使えるようにリメイクしました!
キャビネットの天板はどちらも新しく製作しましたが、既存部分に対して天板が浮いてしまわないよう色合わせをしたので、違和感のない自然な仕上がりとなっています。
タンスを上下分割したことで上部の手掛かりの位置が低くなり、そのままだと扉の開け閉めがしづらそうです。ラクに扉を開けられるよう、扉の内側に手掛かりを掘り込みました!
タンスの横幅と奥行きを活かした収納スペースには棚板を2枚入れ、使い勝手の良い仕様に。引き出し収納はこれまでと変わらない収納力、使い心地となっています♪
上下分割して高さを揃えたことで窓枠に引っ掛かることもなく、スッキリ設置することができました!
お客様の奥様にとって思い出深い2棹の婚礼タンスは形を変え、テレビボードとキャビネットに生まれ変わりました。
この度は大切な家具のリメイクをご依頼いただき、ありがとうございました!
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