納戸化していたお部屋を解決!長年使った婚礼タンスがテレビボードに
婚礼タンスとブレザータンスが、テレビボードに大変身!収納力たっぷりで、暮らしに寄り添う便利なかたちに生まれ変わりました♪
今回ご依頼くださったのは、兵庫県西宮市にお住まいのお客様。お部屋の一室に大きなタンスが2棹あることで、そのお部屋がまるで納戸のようになってしまっているとのこと…。「リメイクでなんとかできないでしょうか?」とご相談をいただきました。

タンスは2棹並んで置かれており、サイズはW2100 D555 H1959。横幅も高さもたっぷり、奥行きもしっかりあるので、お部屋の中でかなりの存在感でした。でも本当はこのお部屋を、息子さんご夫婦が帰省された時に寝室として使いたい…!そのためには、まずタンスをどうにかしなきゃ、とリメイクをご希望いただいたんです。
長年大切にしてきた家具も、暮らし方が変わると「今のままでは合わない」と感じることがあります。ここ数年、そうした理由でリメイクを選ばれる方はとても増えています。
納戸化してしまうのはもったいない、でも手放すのも違う気がする…。そんな時こそ、暮らしに合わせて生まれ変わらせることで、お悩みを解決することができるんです♪
今回は、婚礼タンスの横幅を活かしつつ、リビングで使うテレビボードへのリメイクをお考えとのこと。さらに「高さ330mmほどのアルバムが収納できたら嬉しい」とのご要望もいただいたので、内寸をしっかり確保し、日常の使いやすさに合わせた仕様にリメイクすることに。
高さを低くリサイズするにあたり、扉の上部を残すことになったのですが、一部に割れを発見。割れは放っておくと広がってしまう可能性があります。高さを抑えることで視線にも入りやすくなるので、このタイミングでしっかり補修させていただきます。
内部はアルバム収納がメインということで、一般的なテレビボードよりも収納力を充実させることに。イメージは“テレビボード兼サイドボード”です♪
重さのあるテレビを置いたり、いろいろなものを収納したりするとなると、やはりしっかりした強度が必要です。とくに、棚板を取り付けるには内部の強度が欠かせません。
そこで今回は、お客様のご希望どおり可動式の棚板を入れられるよう、ダボ穴を開けられるしっかりとした本体部分を新しく製作することにしました。
また、タンス扉の上部を活かすことで、扉の手掛かりがなくなってしまいます…!そこで、本来のタンスと同じ雰囲気になるよう、バランスの良い位置に手掛かりを掘り込むことに。
長年使ったタンスの面影を残しつつ、いまの暮らしにぴったり合う形へ。
テレビボードとしても、収納家具としても頼れる存在に生まれ変わりました!
完成サイズはW2100 D400 H685。横幅はそのままですが、奥行きと高さを抑えたことで、とてもすっきりした印象に♪
タンスの天板はテレビをのせる強度を持たせていないことが多いので、安心して使えるよう新しく製作しています。
扉の色味や質感も合わせて仕上げているので、近くで見ても違和感がないんです。「あれ?これ実は全部もとのままなのでは?」と思ってしまうほど…!
天板の壁面側には切り欠きを入れ、配線もスムーズにできるようにしました。
新しく掘り込んだ手掛かりも、もとの雰囲気を感じられるよう工夫。家具の形が変わっても、ちゃんと“もとのタンス”の面影を残しています。
内部に配線穴などは不要とのことでしたので、収納をメインに。棚板はすべて可動式で、2段階に高さを調整できます。アルバムが収納しやすい350mmと、そのちょうど真ん中の277.5mm。
アルバムや重さのあるものをたっぷり収納できるよう、内部もしっかり補強しました。
今回のリメイクのきっかけは『帰省した息子さんご夫婦にお部屋を使ってもらいたい』という思いから。
近いうちに帰ってこられるご予定があるとのことで「息子夫婦に早く見せたくて♪」とおっしゃっていました。タンスの変身ぶりにきっと驚かれること間違いなしですね^^
テレビボードは組み立て式になっているので、分解した状態で搬入。さっそく組み立てていきます!
本体部分はユニット構造になっており、負荷が分散されることでしっかり強度を確保。長く安全に使えるよう、細かな部分にも工夫を凝らしています。
長年ともに過ごしてきた家具なのに、新しい表情で新鮮!お部屋の中で持て余していたタンスが、暮らしにぴったり寄り添う家具になりました♪
そして今回は、同じ婚礼タンスからもうひとつ別の家具へのリメイクもご依頼いただきました。「こんなにすっきりコンパクトに!?」と驚きの仕上がりとなっています。
どうぞお楽しみに♪
お問い合わせ&メッセージはコチラ

【お電話でのお問い合わせ】 受付時間:10:00〜17:00(平日・土日) 電話番号:0120-600-239(フリーダイヤル通話料無料)