大河ドラマで魅力を再発見!歴史ある鎌倉彫の家具リメイク&リペア!


札幌よりこんにちは!みずのです!


先日のブログで東京ベースのスタッフ、オーニシが大河ドラマ『鎌倉殿の13人』について話していました。


何を隠そう(隠してないですが)私も大好きなんです!!ちょっと語らせてください!!


鎌倉殿の13人看板


『鎌倉殿の13人』は全話リアルタイムで見ており、毎週日曜には「母(わたしのこと)は20時には鎌倉殿見るから、みんな協力して!!早くご飯食べて片付けて!!」と、この一年家族に言い続けてきました(笑)


はじめは北海道が誇るスター、大泉洋さんが出ているので何気なく見ていたのですが、魅力的なキャラクター、歴史を知っているはずなのに予想できない展開、キャストの演技のすばらしさにすっかり魅了されてしまいました。


歴史の本


歴史を勉強しなおそうと思って、図書館で本を借りてきたり、


鎌倉殿の13人展


札幌で行われたイベントにも足を運びました。源頼朝を演じる大泉洋さんのトークショーに40倍の確率で当選したときは今年の運を全部使い果たしたと思いました(笑)


さて、これほどまでに私がドはまりしている今年の大河ドラマ、もちろん舞台は鎌倉時代。幕府の3代将軍実朝は、あるとき宋にわたることを思いつき、宋の技術者に船を造らせます。


しかし進水に失敗し、船は海に出る事なくそのまま朽ち果てたとされています。歴史に詳しい方やドラマの視聴者には涙涙のエピソードなのですが、この船の建造をきっかけにつくられたのが「鎌倉彫」なのです。


リメイクに使用した和タンス


もともと鎌倉で仏像などを作っていた人たちが、このとき実朝の船づくりに関わった宋の技術者たちの技術に影響を受け、仏具として作り始めたのがはじまりといわれています。鎌倉彫は、技術や技法が100年以上続く歴史があることを国からみとめられた「伝統的工芸品」にも指定されています。


力強くかつ大胆な彫刻に、漆塗りであたたかみを引き出しているところが大きな特徴です。ルーツファクトリーでは、こうした鎌倉彫の家具を扱った事例があります。


婚礼家具鎌倉彫クローゼット扉をテレビボードへリメイク家具リメイク事例:R313 Before&after


シックで高級感のある婚礼タンスが、コンパクトなテレビ台になりました。ご結婚の際に特別に彫ってもらったという鎌倉彫を生かしながらも、和モダンで軽やかな雰囲気にリメイクしています。


鎌倉彫が施された婚礼タンスのリメイクお打ち合わせ風景


どんなにすばらしい技術を使った家具でも、ライフスタイルの変化によって、長年使い続けるのはなかなか難しいもの。リメイクをすれば、用途や目的を変えながら、長く使い続けることができますよ。


本体の割れや前板の剥がれを綺麗に修復し、鎌倉彫の引き出しをリペア 家具リメイク事例:R356 before&after


こちらは鎌倉彫の引き出しをリペアした事例です。


本体の割れや前板の剥がれた引き出し


本体の割れや前板の剥がれを直し、再び使えるようにするだけでなく、汚れを取り、磨いたことで漆塗りの美しさも元通り。


リペアした鎌倉彫の引き出しをお客様のもとに納品


思い入れのある家具を修理して、長く使ってもらえるのは私たちにとっても嬉しいことです♪


ドラマを見ていると、800年の時を超えて受けつがれる技術と、今も人々を魅了していることに感動です!北海道にはこうした彫刻の工芸はあまりないので、羨ましいなと思う部分もあります。


大河ドラマを通じて魅力を再発見した鎌倉彫。ぜひ一度本物を見てみたいなぁ、と思っています!






ルーツファクトリー 札幌ベース
みずの


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