テーブルの横幅を大きく!延長天板をスッキリ畳めるバタフライ式に。
W1800 D900のダイニングテーブルの天板を、W280ほど拡げて使えるようにリメイクさせていただきました。
今回のリメイクは北海道は札幌のお客様からのご依頼でした。
ご相談いただいたのは、北海道を代表する老舗家具ブランド「カンディハウス」のこちらのダイニングテーブルについて。
普段はこの大きさで使いたいけれど、ご親戚が集まった時などにもう少し大きなサイズにできたら…とご希望でした。
お客様は、天板の端にバタフライ式の延長天板を付けて、使わない時は天板裏に折り畳めたらベストと仰っていました。天板から脚までの距離が30cm弱あるから、そこに畳めるサイズで延長天板を作れたら良いなぁとのこと。
まずはビデオ通話で家具を拝見しながらお打ち合わせをした後、ルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』が直接お客様のお家へお伺いしてより詳しいお打ち合わせをしました。
全国にお住まいのお客様とのお打ち合わせのため、旅をするように働いている家具作りたいおっさん。特に北海道はめちゃくちゃ好きなようで、喜び勇んで出発しました。
現地でテーブルの仕様をしっかり確認する他、お客様と直接お話しする中で、どのようにリメイクしたらお客様にとって一番使い勝手が良くなるか考えていきます。
ばっちりヒアリングした後、テーブルをお引き取りさせていただいて工房でリメイク作業を開始!
延長用天板は新しい材料を用いて製作したのですが、元の天板と意匠が合うように材料選定・縁の仕上げなどこだわりました。
そして、延長用天板の収納方法。
延長用天板が手軽にスッキリ畳める方法を…と考え、今回したのがマグネット。マグネットを使用して天板裏に延長用天板をくっつけられるようにしました。
そのため、延長用天板を付けたり外したりするのに問題がないか、マグネットの磁力などを確認しながら製作を進めました。
こうして、テーブルの雰囲気はそのままに使い勝手の良いバタフライテーブルに生まれ変わりました♪
リメイク後はこちらです。
こちらは天板を拡げた状態。
W280の延長用天板を、テーパーカットの丸脚で支えています。この丸脚はねじ込み式なので、工具不要でくるくると回すだけで簡単に着脱できちゃいます。
延長用天板の縁は、既存天板のデザインと合わせて面取りを施しました。
そして、こちらが天板を畳んだ状態。
延長天板を支える脚の保管方法について考えどころでしたが、手軽に保管できるようにお客様とご相談の上で脚の貫にマジックテープでとめられるようにしました。
天板裏にピタッとくっついている延長天板。これなら使わない時もまったく邪魔にならないですね。
ところで、このようにピタッと畳めるようにするために、ある工夫をしています。
それが、こちら。
天板裏が平らだと、脚取り付け用の金物が当たってピタッと収納できないため、金物分を掘り込んでジャストフィットするようにしました。
この加工をしたことで、気持ちいいくらいに天板をスッキリと畳めます。
使い勝手良く延長できるようになったダイニングテーブルを、再び札幌のお客様のお家へ。
横幅が拡がり、さらに脚が天板の端についているので短辺側にも椅子を置けるようになり、大勢でテーブルを囲めるようになりました♪
普段は延長天板をしまっておいて、スペースを広々と使えます。
お客様は近々ご来客があるとのことで、「さっそく使うのが楽しみです」と喜んでくださいました(^^)
リメイクしたテーブルとともに、お家での集まりをより楽しんでいただけたら嬉しいです!ご依頼いただきありがとうございました。
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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