ソファフレームから小さな本棚にリメイク!テレビ台の天板も活かして
ソファのフレームを活かして、小さな本棚にリメイクさせていただきました。
リメイクのご相談をいただいたソファはこちら。無垢フレームでアームや背もたれに美しい曲げ加工がなされた3人掛けソファです。
お問い合わせくださったのは奈良にお住まいのお客様でした。
18年ほど前にご購入されたそうなのですが、もう使わなくなり、でも処分する気にはなれず、サイズも大きいしこのまま置いておくわけにはいかないし…とリメイクをお考えになったそうです。
リメイクはお願いしたいけど、どうするのが良いかわからないからぜひ直接打ち合わせできたらとお話しいただき、ルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』がお客様のお家へお伺いしました♪
間近で見ると一層その造りの良さが感じられます。
ただし、フレームは無垢で作られている部分と合板で作られている部分があり、材料取りは一筋縄ではいかなさそうでした。
どこをどう活かしてどのようなサイズの本棚を作るか…お客様とじっくりお打ち合わせして決めていきました。
本棚に必要な奥行きなどを考えると、ソファフレームから材料としてとれるのは天板・底板・側板2枚。
棚板をどうやって作ろうか…とご相談しているところに、お客様が「これを使ってもらうことはできないかしら」と仰いました。
お客様が見せてくださったのは、こちらのテレビ台。
同じメーカーさんのものだそうで、お色味が似ています。
こちらのテレビ台も配線穴や接合の穴が空いていたりして、材料取りするのはなかなか難しそうではあったのですが、天板から棚板を1枚作ることができそうでした。
ソファフレームとテレビ台から作る本棚、果たしてどのような仕上がりとなったのでしょうか♪
リメイク後の写真はこちらです。
W850 D300 H700のシンプルな本棚が完成しました。
まさかソファフレームとテレビ台から作られたとは、教えてもらわなければ思いもよらないでしょうね!
前述の通り、天板・底板・側板をソファフレームから製作し、棚板をテレビ台の天板から製作しています。
収納する本のサイズに合わせて調整できるよう、棚板は可動式にして、真ん中から30mmピッチで5箇所に可変ダボを仕込みました。
このように細かく棚の位置を調整できるのであれば、本以外のものも収納することもできそうですね♪
奥行きも300mmとスリムで、置き場所を選びません。
大きく場所をとっていたという家具が、お客様の暮らしに寄り添う新たな形に生まれ変わりました。
ところで、今回のリメイクに使用したテレビ台の右側には引き出しが2杯ついていましたね。
お客様は「この引き出しは使い勝手が良いから残したい」と仰っていて、そちらも独立して使えるようにリメイクさせていただきました。
次回、そのお話をご紹介します。お楽しみに!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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