2022-02-12

円形テーブルから2台の半円テーブルにリメイク！直径も一回り小さく

セットのダイニングテーブルとチェアをリメイクさせていただきました。

亡くなったお母様の形見のため、一部だけでも残せたらとご相談いただいた今回のリメイク。

こちらの家具はお母様がお仕事で貯めたお金で購入されたもので、お母様にとって特に思い入れの深いものだったそうです。

でも、お客様のご自宅にはすでにダイニングセットがあり、ダイニングテーブルと椅子4脚をそのまま置いておくスペースがないとのことでした。

それぞれ別のものにリメイクさせていただいたのですが、今回はテーブルのリメイクについてご紹介します。

テーブルの天板サイズはφ900でした。

お客様からは、テーブルの特徴や面影を少しでも残しながら現在よりも小さな家具にリメイクしたいとご希望いただきました。

ご予算などお伺いして、家具のお引き取りを兼ねてお打ち合わせにお伺いしました。

お客様と一緒に家具を見ながらじっくりとお打ち合わせして、その結果、テーブルは天板を小さくしてサイドテーブルにリメイク…と決まりかけたのですが、その後リメイク内容がちゃんと決まるまでにはかなり時間がかかりました。

というのも、お客様とお話しする中でこちらの家具がとても大切なものということがよくよく伝わり、テーブルを活かしながら今後お客様のお家で使い勝手の良い家具にするには…と考えていくと、どのようにリメイクするのが良いかとても悩ましかったからです。

お客様のご希望は、お部屋の書斎机の横に置くことができてなるべくスペースを取らないテーブルにしたいとのこと。

ただ、ノートパソコンを広げられる大きさは確保したいと仰っていました。

天板をカットして小さなサイズのテーブルを作ることも考えましたが、ただカットするだけでは元のテーブルの面影が失われてしまいます。

天板を半分にカットして、半円テーブルするのはどうでしょう。いえ、それでもお客様のご希望のサイズより大きくなってしまいます。

そこで、ご提案したのは…

天板を一回り小さい円形にして、さらに半分に(半円に)カットするというもの！

元のテーブルの雰囲気を残しながら、お部屋のスペースにあった大きさにすることができます。

テーブルの構造上、ただカットするだけというわけにはいかず、また、一回り小さい円形に切り出すのはかなり大変な作業ではあったのですが…

工房スタッフたちが真心込めてリメイクし、とってもイイ感じに仕上がりました♪

完成写真はこちらです！

天板をφ500の円形に切り出してから半分にカットし、半円テーブル2台にリメイクしました！

2台別々の場所で使うこともできるし、くっつけて円形テーブルとして使うこともできます。

作業用デスクとして使うこともできるし、コンソールテーブルとして使うこともできそうですね(^ ^)

脚にはテーパーカットの丸脚を製作して取り付けました。

脚は天板直付けタイプなので、足元の空間もスッキリしています。

ねじ込み式で簡単に分解・組み立てすることもできます。

様々な場所に置くことができ、保管もしやすいテーブルとなりました。

こちらはお客様のお家に納品させていただいた時のお写真です。

ご覧の通り、お部屋の入り口に置いても圧迫感がありません。

先ほども書きましたが、作業机として使えるのはもちろんのこと、飾り棚や荷物置きなど、様々な使い方ができそうですね♪

さて、そしてテーブルとセットだったダイニングチェアについて。

こちらも元の面影をしっかり残しながら違う用途で使えるようにリメイクさせていただきました。そちらは次回ご紹介しますね♪お楽しみに！

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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ダイニング、座卓、ちゃぶ台、食卓、いろんなテーブルのリメイク実例をご紹介！