残った天板から作った新たなテーブル。デスクにもぴったりのサイズ感
ダイニングテーブルをリサイズして残った天板で作る、小さなテーブル。いろんな用途に使える便利なサイズが完成しました♪
ご依頼くださったのは、大阪府茨木市にお住まいのお客様。戸建てからマンションへのお引越しを機に「この家具だけは新居でも使いたくて…」とダイニングテーブルのリメイクをご相談をいただきました。

家族みんなで囲んで過ごした、思い出いっぱいのダイニングテーブル。きっと、ご家族それぞれの記憶がこのテーブルに詰まっているのだと思います。食事をしたり、おしゃべりをしたり…テーブルはまさに、暮らしの中心にある家具ですよね。
でも、そんな大切な家具にも少しだけお悩みが。それは「サイズが大きすぎること」でした。

天板のサイズはW1800 D900。家族の時間を長年支えてきた、ゆったりとした存在感のある大きさです。「新居に持っていくには少し大きいかも…」ということで、今回は横幅のみをリサイズさせていただきました。
カットした天板の一部が残りましたが、実はご相談の時点で「残った天板で小さなテーブルを作りたい」とご希望をいただいていたんです。

残った天板のサイズはW600 D900。数字だけ見ると「横幅に対して奥行きが大きい?」と思われるかもしれませんが、天板の向きを変えれば、横幅と奥行きがちょうど入れ替わります♪
今回の小さなテーブルは、「もとのダイニングテーブルと同じ雰囲気で、シンプルに」とのご希望。思い出のテーブルをそのまま小さくしたような、愛着のある一台を目指しました。

「新居でもこの家具を使いたくて…」そんなお客様の想いから始まった今回のリメイク。これからの暮らしにぴったりのサイズへと整え、残った天板も大切に活かしました。
小さくなっても、もとのテーブルのぬくもりをしっかり感じていただけるよう、ひとつひとつ心を込めてお作りしました。
完成した姿がこちらです。

カットした天板をそのまま使っているので、リサイズしたダイニングテーブルと並べるとぴったり。
「もとのテーブルから生まれたものなんだ」と一目で分かります。

木口の仕上げも、もとのテーブルと同じように再現。丸みのある天板の縁を丁寧に整えたので、まるで最初からこのサイズだったかのような自然な雰囲気に仕上がりました。

今回、リメイクに活かせたのは天板のみ。そのため、幕板は新しく製作しました。新しい木材であっても、もとの素材としっかり馴染むように調整。
「これ、もとからこうだったのでは?」と思うほど、ぴったりの仕上がりです。そして実は、この幕板にはもうひとつこだわりが…!

もとの幕板には、ほんのりカーブを描いたデザインが施されていました。普段は気づきにくい部分かもしれませんが、そこもきちんと再現。
見た目だけでなく、使うたびに感じる温かみも大切にしたい。そんな想いを込めて仕上げています。

今回は幕板だけでなく、脚も新しく製作しました。デザインやバランスを細かく確認しながら、もとのテーブルとそっくりの雰囲気に。
写真を見返したとき「本当にこっちが新しい脚で合ってるよね?」とスタッフ同士で確認したほど、見分けがつかないくらいの仕上がりでした。

脚の取り付け方法も、もとのテーブルと同じ仕様に。幕板に脚を固定する形で、取り外しも可能です。
お客様の新しいお住まいで、組み立てていきます♪

お引越しされたばかりということもあり、このテーブルをこれからどこに設置するのか、どのように使っていくのかはまだこれから。このサイズ感なら、コンパクトなサブテーブルとしてはもちろん、パソコン作業用のデスクとしても活躍しそうです。
これからどんなふうに暮らしに溶け込んでいくのか、想像するだけでワクワクします♪

今回の小さなテーブルは、ダイニングテーブルのリサイズから生まれた一台でした。実はお客様からは、食器棚のリサイズもご依頼いただいています。
どの家具にも「これからの暮らしでも大切に使いたい」という想いが込められていて、私たちにとっても心に残るリメイクとなりました♪
この度はルーツファクトリーに家具のリメイクをご依頼くださり、本当にありがとうございました!またいつでもお気軽にご相談ください。

やの
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