食器棚を本棚として使えるようリメイク♪横幅縮めスペースにぴったり
食器棚を本棚として使えるようにリメイクさせていただきました。
今回ご紹介するリメイクは、大阪府内で近々お引っ越しを予定しているというお客様からのご依頼でした。
約10年前、ご結婚時にご購入されたという食器棚がご新居に合わなくなってしまうため、リメイクして本棚として使えたらとのご相談。
お問い合わせ当初、お客様は「食器棚の上部を、縦と横90度回転させて縦長の本棚にしたい」と仰っていました。たしかに、家具の向きを変えて仕切り板をいれていけば本棚としてちょうど良い形になりそう…ですが、そう簡単にはいかないのが家具のリメイク。
家具の縦と横をひっくり返して使うとなると荷重のかかり方が変わってしまい、そういった使い方を想定して作られていないのであっけなく壊れてしまいます。
しかるべき補強をしていけばそれなりに使うことはできるかもしれませんが、かなり手間がかかる上に家具としての仕上がりもイマイチなものになってしまいます。
”何のためにリメイクするのか”
ルーツファクトリーでは、お客様の真のご希望を汲み取り、その上でリメイクしていくことを大事にしています。
というわけで、我らが『家具作りたいおっさん』(ルーツファクトリー代表)が直接お客様のもとへお伺いし、じっくりヒアリングしてどのようにリメイクするか決めていきました。
お話しをお聞きしていく中で、お客様から「横幅を2/3くらいのサイズにする」ということが第一のご希望としてあがりました。
ただし、下部の引き出し部分をリサイズすることは今までの経験上あまり問題ないのですが、上部は金属製のレールが仕込まれていたり戸にも金属やガラスが入っていたりして、リサイズするとなるとかなり高額になってしまいそうでした。
そこで、下部はリサイズして使用し、上部は棚を新しく製作することに。
埃など入らないよう、できれば扉も付けたいとご希望いただき、扉も新しく製作させていただくことになりました。扉につける取っ手については、いくつか合いそうなものをカタログから見繕い、お客様にお好みのものを選んでいただきました。
そうして完成した本棚がこちら。
食器棚の形を活かしつつ、本棚として使いやすいよう生まれ変わりました。
サイズは、横幅と高さを縮めて、W1010 D500(下部)/D300(上部) H1650となっています。
リサイズした下部は、元からこの大きさだったのではないかと思う自然な仕上がり。
上部も新しく製作したのに素材感などマッチしていて違和感がありません。
お客様にお選びいただいたパールゴールドの取っ手も、上品なアクセントとなりとても素敵です。
開き扉の内部は、このようになっています。
左側は、最下段にA4サイズのものを入れられるようにH320確保し、残りは2分割して文庫版や新書版を収納できるようになっています。右側は空間を3分割してH233ずつ確保しました。
下部の引き出しや棚収納は元と同じように使うことができます。
食器棚として使われていたため、油汚れなどもあったので綺麗に清掃もさせていただきました。
生まれ変わった家具をお客様のご新居へ♪戸建ての2階のお部屋に納品させていただきました。
横幅をリサイズしたことで、スペースにぴったり収まるサイズとなりました!
お部屋の雰囲気にもとってもお似合いですね〜!
お客様がご結婚の時から使われてきた思い出の家具が、これからも末長くご愛用いただけたら私たちも嬉しいです!
リメイクをご依頼いただきありがとうございました(^^)
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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