タンスからドレッサーとスツールにリメイク!面影を残しながら大変身
タンスからドレッサー&スツールにリメイクさせていただきました。
前回、タンスを引き出し1列分の横幅にリサイズしたお話をご紹介しました。今回ご紹介するリメイクは、そちらと一緒にご依頼いただいたものです。
タンスを大切にされていたお客様は、「なるべく元の部材を活かしたい」と仰っていました。
そこで、タンスをリサイズした残りの部材の大きい引き出しなどからも家具を製作させていただくことになったのです。
家具をお引き取りに伺った際にお客様と直接お打ち合わせし、引き出しの前板や天板を活かした収納付きドレッサー、ドレッサーと一緒に使えるスツールを製作させていただくことになりました。
タンスからドレッサーとスツールにリメイク…まったく違う構造の家具ですが、いったいどのように生まれ変わったのでしょうか。
それではさっそくリメイク後の写真をご覧ください。
いかがでしょう。まったく違う形に変わったのに、しっかり面影は感じられる…そんな仕上がりとなりました。
重要なポイントの一つがこちら、天板下に使用したタンスの引き出し前板ではないでしょうか。
固定されていて引き出しにはなっていないのですが、実はこちら、天板側が開くようになっていて…
じゃじゃん、天板下の空間は収納になっており、天板裏にはミラーがついているのです。
天板を閉じていたらデスクとしても使うことができ、朝の身支度などの際にはサッとコスメやミラーを出すことができます。
ちなみに、ドレッサーの天板はタンスの天板を加工して使用しています。
そして、一緒に製作させていただいたスツール。
こちらは、無垢材だった引き出しの前板を一度製材し、このように練り合わせて脚フレームを作りました。
ご覧の通り、元々家具として仕立て上げられていたものなので、面取りがされていたり穴が空いていたりして、使用できる箇所は多くはありません。
それらの材料をどのように配分すればスツールに作り替えることができるか…考えを巡らせスツールのデザインを考えていきました。
そうして出来上がったのがこちらのスツールなのです。
濃色のスタイリッシュなフレームに深緑の座面ファブリックがカッコいいですよね。
フレームのお色味は、元のタンスのお色味に合わせて塗装しました。座面のファブリックについては、お客様にお好みをお聞きした上でいくつかの生地の中からお選びいただきました。
座面のクッションは複層構造となっており、ふっくらとした仕上がり。気持ち良い座り心地となっています。
いやはや、タンスから作ったとは驚きの仕上がりです。
さぁ、こちらを前回ご紹介したリサイズしたタンスと一緒にお客様のお家へ納品させていただきました。
お部屋のブルーグレーのクロスともお似合いです♪
一つのタンスを分かち、リメイクした家具たち。使用している材料がお揃いなので統一感もあります。
お問い合わせ当初、タンスがご新居に搬入できないことから「家選びに後悔しています」とまで仰っていたお客様。
リメイクして無事ご新居に搬入することができ、何よりです。
これからも末長くお使いいただけますように。ご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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