和の桐タンスがリメイクで収納力アップ&個性的な可愛いチェストに!
美しい木肌で、和物の家具として存在感をみせてくれる桐タンス。
吸湿性のある桐材は湿度調整に優れ、その上軽く持ち運びもしやすく、魅力がたくさんあります。
実は桐を家具用材として使うのは日本だけなのだとか。つい「日本にはこんな素敵な家具があるんだぞっ!」と誇らしい気持ちになっちゃいます。
さてさて、少し前置きが長くなりましたが、今回はそんな桐タンスについて「こんなリメイクもできるんだ!」と少し驚きのリメイク事例をご紹介します。
ご紹介するのは、こちらの桐タンスのリメイク。
上部は開き扉で着物盆が入っていて、下部は引き出し収納になっているタイプです。
お客様からは、こちらの桐タンスの引き出しを生かしながらもう少し引き出し数の多いチェストにリメイクしたいとご希望いただきました。
桐タンスの引き出しは3段。引き出しを6段くらいは欲しいとのことだったので、そうすると新しい材料を使って引き出しを作るか既存の部材を加工して作るか・・・
お客様からタンス上部の着物盆を加工してチェストの引き出しにできないかともご相談いただいたのですが、着物盆は下3段の引き出しと幅も奥行きも違うのでコストパフォーマンスはよくなさそうです。
お客様とご相談の上、収納力や使い勝手のことを考えて、新しい材料でもう3段引き出しを作ることになりました。
しかし、新しい材料を使ってもう3段の引き出しを作るとなると、どうしても既存の引き出しとの違いが目立ってしまいます。
そこで。
思い切って、新規製作する引き出しの前板はグリーンに塗装することにしました。
いったいどういうことか、文章だけではお伝えしにくいので、さっそくリメイク後の姿をご覧ください。
じゃじゃん!
新規製作部分を鮮やかなグリーンに塗装することで、既存の引き出しとの見た目の差が逆にお洒落なアクセントになりました。
ちなみに、既存の引き出しも濃色に塗装した(木目が生きるように)ので、よりコントラストが出て見栄えがします。
本体はオーク材で新規製作しました。
個性の強いチェストですが、ナチュラルなオーク材を外側にもってきてあげることで柔らかな印象になりどんなお部屋にも馴染みやすくなります。
元の桐タンスからガラリと雰囲気が変わりましたが、元の桐タンスの引き出し無くしては作ることのできなかったチェスト。和と洋のバランスが最高に可愛いですよね。
こうして元の家具が持っている魅力が様々な方向で解き放たれて唯一無二の家具へと生まれ変わる時、家具のリメイクってやっぱり面白いなぁ素敵だなぁと思います。
お家の家具で「使い勝手が良くなくて…」「インテリアに合わなくて…」とお悩みの時はどうぞご相談ください。
お客様の暮らしに合う家具となるよう、じっくりとヒアリングしながら一緒にリメイクの方法を考えます。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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