厚み12cm超えのテーブル天板をリサイズ。お部屋全体スッキリと♪


とても立派な無垢一枚板のリビングテーブルを、お部屋の空間に合わせてリサイズさせていただきました。


リサイズのご相談をいただいたのは、こちらのテーブル。


リサイズのご相談をいただいた無垢一枚板の立派なテーブル


テーブルを置かれているお部屋も広いのでわかりにくいかもしれませんが、W1800×D1200〜1500とかなり大きなサイズです。


そしてなんといってもこの厚み!天板は12cm以上の厚みがありました。


厚み12cm以上ある無垢一枚板の天板


こちらのテーブルは、お客様のお家が建てられた時から30年以上に渡り使われてきたものだそうです。


しかし、大きすぎるため端から端にある物をとるのも大変で、最近はあまり使わずに物置きになってしまっていたとのこと。


大きすぎて使いにくさを感じていたとお客様が仰るテーブル


一緒に置かれているソファとの距離をとれなくて、座る際に足がつっかえてしまうのも気になるとお客様は仰っていました。


テーブルからソファまでの距離が200mmしかなく窮屈に感じるとのご相談


そこで、お部屋全体の動線が良くなるように天板を小さくリサイズさせていただくことになりました。


ソファからテーブルまでの空間を250〜300mmほど確保できるように、横幅は両サイドをカットして1800mmから1600mm程度に、奥行きは片側をカットしてもう片側にこの天板らしさである耳を残しつつ最大寸法が1000mm程度になるようにします。


また、合わせてガラストップもカットします。


横幅・奥行きサイズをリサイズすることになったテーブル天板
(工房にお預かりした天板)


ちなみに、当初お客様は「天板の厚みも薄くしてもらおうかなぁ」と仰っていたのですが、この厚みの天板はそうそう無いし薄くすることで雰囲気もかなり変わってしまうため、今回は厚みはそのままにすることに。


天板の縁にあるワンちゃんの噛みなどを綺麗に直したいともご希望いただき、全体の美装もさせていただくことになりました。


天板の縁にあったワンちゃんの噛み跡


リサイズしてスッキリと収まり、なおかつ元の天板の魅力が活きる仕上がりとなりました。


それでは、リメイク後の写真をご覧ください。


リサイズ後のテーブル天板


天板の厚みを変えず一辺に耳を残すことで、サイズが小さくなっても元の雰囲気がしっかり残りました。


木材をカットする機械とガラスをカットする機械は異なるので、天板とガラストップを同時にカットすることはできなかったのですが、寸法をぴったり合わせて加工したのでバッチリ綺麗に収まっています。


天板に合わせてガラストップもカット


天板全体を磨き上げて再塗装し、ワンちゃんの噛み跡もすっかり綺麗になりました。


美装して綺麗になった天板


生まれ変わったテーブル天板を再びお客様のご自宅へ。


元と同じ位置に設置させていただきました。


元と同じ位置に設置したリサイズ後のテーブル


お部屋でのお写真を見比べるとビフォーアフターがわかりやすいですね。ソファとの間にゆとりができ、お部屋全体もより広々と感じられるようになりました。


ソファに座りやすくもなって使い勝手アップですね♪


ソファとテーブルの間にゆとりができ空間が広々と感じられるようになったお部屋


お家ができた時から活躍し続けているというテーブル、より使いやすい形になってきっとこれからも末長く活躍し続けることでしょう。


リメイクでそのお手伝いができて嬉しいです。ご依頼いただきありがとうございました!





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