2024-01-03

ダイニングテーブルの高さアップ。お気に入りの脚フレームを活かして

「ダイニングテーブルの高さをもうちょっと高くできたら…」と大阪にお住まいのお客様からリメイクのご相談をいただきました。

ご夫婦でご相談くださったお客様。お問い合わせいただいたのは、旦那様が子どもの頃からご家族で使われてきて思い入れがあるというテーブルについてでした。

「夫婦2人とも背が高く、テーブルの高さが64cmと低めで体格に合わなくて悩んでいます。」とお客様。

「6cmくらい高くできたらちょうど良いと思うけど、ぜひプロに見てもらってリメイク後の高さを決めたい」と言っていただき、家具お引き取り時に詳しくお打ち合わせすることになりました。

大阪にお住まいのお客様のもとへ『家具作りたいおっさん』（ルーツファクトリー代表）が直接お伺いしてお打ち合わせしました。

お客様はこちらのテーブルの脚のデザインが気に入っていると仰っていました。曲線的で優雅なデザイン、すごく素敵ですよね。

そのため、高さをアップするにあたって脚を一から作り直すのではなく、こちらの脚を活かしてできる方法を考えました。

お客様は椅子を新しくSH420のものに買い替えを予定されているとのことで、そちらとのバランスも考えて高さを決めました。

そして、H700かH720が良さそうというお話に。しかし、奥様の身長が165cmで、旦那様の身長が180cmで、その身長差からどちらの高さの方が良いかお悩みのご様子でした。

そこで、家具作りたいおっさんは「どちらの高さにも調整できるようにしましょうか」とご提案しました。なんと！そんなこともできるんですね。お客様も驚いていらっしゃるようでした。

ちなみに、今回加工が必要なのは脚のみだったので、脚のみをお預かりして作業させていただきました。

また、毎日使うダイニングテーブルがなくなると困っちゃいますよねということで、今回特急でリメイクさせていただきました。

さぁ、どのような仕様にリメイクしたのでしょうか。

さっそく、リメイク後の脚の写真をご覧ください。

元のテーブル脚に下駄をはかせる形で、高さをアップしました。

ただ四角い材を付けるだけではせっかくのテーブル脚のデザインが台無しになってしまうので、脚に馴染むよう意匠を合わせて面取りを施しました。

ただ、脚だけでは全体のイメージがわかりにくいと思うので、ぜひ納品時のお写真もご覧ください。

じゃじゃん♪まったく違和感ないですよね♪

ちなみに、H720からH700に変更するのはとっても簡単で、脚裏のネジをドライバーで外せば変更できます。

（H720の状態）

（H700に変更しているところ）

H720の状態、H700の状態、どちらもお客様に確認していただきました。お客様は「デザインも素敵！」と喜んでくださいました（＾＾）

そして納品後、お客様からはこのようにメールをいただきました。

「この度は、ダイニングテーブルをリメイクして頂き、ありがとうございます。
高さ調整という機能面だけではなく、デザインがより素敵になって、二人とも大変満足しています。天国の母も喜んでくれていることと思います。

また、引き取りから納品まで、超特急でご対応頂き、感謝申し上げます。
またの機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。」

お気に入りのテーブルが、お客様にとって使い心地の良い形になって何よりです。

大切な家具のリメイクをお任せいただきありがとうございました。

ルーツファクトリー
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots

ダイニング、座卓、ちゃぶ台、食卓、いろんなテーブルのリメイク実例をご紹介！