本革張りチェアを肘掛け付きにリメイク!手がひんやりしないように…
本革張りのダイニングチェアに肘置きをつけるリメイクをさせていただきました。
リメイクしたのはこちらのチェア6脚。
ご依頼くださったのは、名古屋の完全予約制ダイニング、ワインサロン『キング』様でした。
完全貸切の空間でお料理に合わせたスペシャルなワインを楽しむことができるという、ワインサロン『キング』様。
そのダイニングスペースのテーブルが大理石で、オーナー様は「天板に手をつくとひんやりしてしまうのが気になっている」と仰っていました。
椅子を肘掛け付きにできたら、お客様がそこに手を置くことができてよりお食事を楽しんでいただけるのではないか、とルーツファクトリーにリメイクのご相談をいただきました。お心遣いが素敵なお店、思わず行ってみたくなっちゃいます。
ところで、全て本革で覆われているこのような椅子に肘置きをつけることなんてできるのでしょうか…?
ちなみに、お客様は他にも3,4件の業者さんにお問い合わせしてみたそうですが、すべて無理だと断られてしまったそうです。
数多くのリメイク事例を見てきた私もちょっぴり不安になって『家具作りたいおっさん』(ルーツファクトリー代表)に聞いてみたところ…
「うん、ぜひやりましょう!!」
まったく動じない返事が返ってきました!毎度のことながら、「お客様のご希望とあらばいくらでもやり方を考える」スタイルです。
とはいえ、他の業者さんがみなさん無理と言っただけあって、工房の製作報告を見ているとかなり大変だったようですw
張ってある革をどこをどのように剥がすかというところから始まり、肘置きをどう組むか、どう取り付けるか、そしてどうやって意匠を合わせるか…
家具作りたいおっさんのアイデアもすごいけどそれに応えていく職人たちもさすがだなぁと、頼もしく思いました。
そんなこんなで苦労の多いリメイクではありましたが、それを感じさせないとっても素敵な仕上がりになりましたよ!
それでは完成写真をご覧ください♪
じゃじゃん!びっくりじゃないですか!?
本当に肘置きが付いちゃいました!しかもまるで元から付いていたような仕上がり…!
背面から見ても、まったく違和感がありません。
肘置きが差し込まれているところがどうなっているのか、思わずまじまじと見てしまいますw
肘置きの形も、曲線を描いている脚に合わせてカーブを付けたことにより、全体に一体感が生まれています。また、フレームを脚と色合わせして塗装したことにより一層統一感があります。
手を置く部分にはレザー張りのクッションをつけ、触り心地良く仕上げました。
どんな色のレザーを付けるか悩ましかったのですが、無理に座面生地に色を合わせようと逆に浮いた感じになってしまうため、お客様とご相談の上で黒レザーでパリッときめました。
高級ワインサロンにふさわしい仕上がりとなった椅子6脚。
サロンへ直接お届けにあがり、テーブルにセットさせていただきました。
煌びやかな大理石テーブルとシックな椅子のバランスがちょうど良く上品です。
お客様も仕上がりを気に入ってくださり、なんと追加でもう6脚の椅子についても同様のリメイクをご依頼いただきました。
仕上がりにご満足いただいてリピートいただける…こんな嬉しいことありません♪ありがとうございます。
ところで、納品にはルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』が直接お伺いしたのですが、オーナー様のお話を伺って「今度ぜひプライベートで行きたい!!」と思ったそうです。
ずらりと並ぶワイン、圧巻ですよね。おっさん〜!私も連れてってくださ〜い!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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