洋服タンスをテレビ台に!随所にタンスの面影残しながら大胆リメイク
2棹の洋服タンスの部材を活かしてテレビ台にリメイクさせていただきました。
使用したのは、1棹は、先日のブログで「ローテーブルにリメイクした」とご紹介した洋服タンス。
もう1棹は一回りサイズの大きいこちらの洋服タンスです。
ローテーブル同様に、お客様はお問い合わせ当初はどのようなテレビ台が良いという明確なイメージはお持ちでなかったようで、家具をお引き取りに伺った際に家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)がヒアリングしながらお打ち合わせしました。
テレビ台の上に置かれるテレビのサイズは32インチとのこと。
洋服タンスの引き出しを活かした横幅サイズにすると大体93cm程度になりそうでした。32インチのテレビを置くのであれば、そのくらいのサイズ感がちょうど良さそうという話になり、そちらをベースにリメイク案を考えていきました。
あまり高さはなくて良いとのことだったので、引き出しは1杯のみにして、その上にデッキなどを置けるオープンスペースを設けることに。底部にはキャスターを付けて移動もしやすいテレビ台に。
意匠面では、他のリメイクと雰囲気を揃えるため新規製作部分にナチュラル色のビーチ材を使用することにしました。
また、こちらのタンスの天板下の飾り彫も可愛いねというお話になり、加工して活かすことになりました。
どのようなテレビ台が出来上がったのでしょうか。リメイク後はこちらです!
随所に2つのタンスの面影を残しながら、コンパクトなテレビ台に大胆に生まれ変わりました♪
ナチュラル色の本体に濃色の引き出しがよく映えます。
引き出しは元々レールがついていませんでしたが、使い勝手が良くなるように3段引きのスライドレールを取り付けました。
これで、例えたくさん物を収納して引き出しが重くなってもラクラク開け閉めすることができます♪
そして、タンスの天板下にあった飾り彫はどこに活かしたかというと…
じゃじゃーん!加工して天板下に付けました。とっても可愛いですよね!さり気ないところに面影を感じられるのもまた素敵です。
お客様のお家に納品させていただくと、白基調のお部屋にツートンカラーのテレビ台がお似合いでした!
テレビ台とお部屋が合うだけではありません。今回特筆したいのは他の家具との相性。
一緒にリメイクさせていただいた家具を並べて置くと…
元々の家具のお色味はバラバラだったのに、見事統一感のある仕上がりとなりました!
お客様は「可愛い!(デスクは)元からこうだったみたい。元のタンスが色んなところに活かされてて嬉しい!」と喜んでくださいました。
さらに、後日嬉しいメールを頂きました。
「先日は素敵な家具を作ってくださりありがとうございました。
古い家具の面影を残しながらも新しく生まれ変わった家具を見て、懐かしくなりながらも新たな気持ちで毎日使わせていただいています。
親の残してくれた家具を新しい形に変えて、またこれから長く大切に使っていきたいと思っています。
色々考えてくださりありがとうございました。
また何かありましたら是非お願いしたいと思います。
本当にありがとうございました。」
”懐かしくなりながらも新たな気持ちで”というお言葉に、あぁ、リメイクならではだなぁとこちらも嬉しくなりました。
素敵なご依頼をいただきありがとうございました!ぜひ長く長くお使いいただけたらと思います(^^)
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ルーツファクトリー
ユリマタタ
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