婚礼家具の扉をスライド式にリメイク!高さもリサイズで圧迫感解消♪
お客様から日々様々な家具リメイクのご相談をいただいています。
その中でも大きな割合を占めている婚礼家具のリメイク。ご相談内容は様々なのですが、このようなお問い合わせをいただくことが多くあります。
「開き扉をスライド式(引き違い戸)にできませんか?」
本体もサイズが大きい婚礼タンス、開き扉だとその分家具の手前にスペースが必要になるとのこと。たしかに引き違い戸にできればかなり省スペースになりそうです。
こちらの洋服タンスも、お客様から引き違い戸にリメイクしたいとご相談いただきました。
お部屋には、洋服タンスの正面にデスクを置かれていて、扉の開け閉めがしづらいとのこと。扉を手前に開けずにすめばもっとストレスなく使えるのに…と仰っていました。
しかし、開き扉の家具を引き違い戸の家具にリメイクするというのは、実はかなり大変な作業です。
扉をスライドできるようにするということは、本体の上下にレールを仕込まなくてはならず、そのままの形では仕切り部分などにも干渉してきてしまいます。
つまり、家具の根本から作り直すに等しい作業となるのです。
あまりにも構造が変わるため、新しく製作する方が作りやすいほど。はじめは「タンスの扉を側板に活かして、本体や扉は新しく作り直そうか」という話もあがったくらいでしたが…
お客様が大切にされてきた婚礼家具。せっかくリメイクするのであればできる限りの部材を活かしてあげたい…
何か方法はないものかと考えに考え、タンスの本体も扉も使いながらリメイクすることができました!
それではご覧ください。こちらがリメイク後の洋服タンスです。
見事!タンスの雰囲気そのままに扉がスライド式になりました!
この堂々たる完成を見ると「え?そんなに大変な作業だったの?」なーんて思ってしまいそうですが、扉をスライド式にするにあたり細かなところまでサイズ変更が伴い、一つ一つの部材を加工し直さなくてはなりません。
リメイク前の写真とよくよく見比べてみると、「ココも…あ、ココも…!」と細部まで加工されているのがわかります。ひょえ〜!
ところでこちらのタンス、なんだかコンパクトになったように感じませんか?
そう、お客様から「背が高すぎて圧迫感もあるから、ロングコートを掛けられる寸法を確保してなるべく小さくしたい」とご希望いただき、扉の仕様を変えるだけでなく高さもリサイズしたのです。
これまた全く違和感ありませんね。
ちなみに、洋服タンスの高さを小さくしたいというのもよく頂くご相談の一つです。
さぁ、こちらのタンスを元あったお客様のお部屋へ!
元の仕様と同じようにユニットを分けて運べるようにしたので、階段搬入も問題なく行えました。
組み立ての様子です。
そして、設置完了!
戸を手前に開かずに開けられるようになり、お客様は「あぁ、使いやすい!」と喜んでくださいました。
スライドドアは裏にあるボタンを押せば外せるようになっていて、お好みに合わせて配置(どの戸を前に出すかとか)を変えられます。
「婚礼家具を処分することはできなくて、でも使い勝手に困っていたから、リメイクできて良かったです。」とお客様。
お客様のお役に立てて嬉しいです(^ ^)
ありがとうございました!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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