2022-12-20

洋服タンスをローテーブルにリメイク！扉を天板に引き出し前板を脚に

タンスの扉や引き出しの前板を活かして、小さなローテーブルにリメイクさせていただきました。

今回ご紹介するリメイクは、前回のブログでご紹介したライティングビューローのリメイクと一緒にご依頼いただいたものになります。

ライティングビューローと同じく親御様の形見というこちらの洋服タンス。

内部にはハンガーポールが付いていて、下部には引き出し2杯が付いていました。

お客様のお家ではもうタンスとしては使わないため、何か他の家具にリメイクできたらとご相談いただきました。

お問い合わせ当初は何にリメイクするか決めかねていると仰っていたお客様でしたが、家具作りたいおっさん（ルーツファクトリー代表）がお客様のお家に伺ってじっくりお打ち合わせする中で「小さなテーブルにリメイクする」という案にまとまりました。

テーブルの天板は、タンスの扉の引き手部分などを除いて目一杯とれるサイズでW650×D400にすることに。

そして、もう一つ今回のリメイクの大きなポイントとなるのが、テーブルの脚フレーム。タンスの引き出し前板を使用して、脚フレームを作ることになりました。

引き出しの前板を使ってどうやって脚を作るのか…？きっと多くの方が想像できずにいるのではないでしょうか。

その仕上がりを見たら、ルーツファクトリーで様々な家具のリメイクを見てきた私ユリマタタも思わず「こんなリメイクの方法があったか！」と唸ってしまいました。

それでは皆様、リメイク後のローテーブルの写真をご覧くださいませ。

じゃじゃん！おわかりでしょうか。

そう、2枚あった引き出しの前板を表裏で貼り合わせ、周りをビーチ材で囲んで脚フレームに仕立てたのです。

なんとも絶妙なバランス感ですよね。

小ぶりな楕円形の天板に、目を引く脚フレーム。既製品にはないユニークなデザインで可愛らしいです。

ちなみに、こちらのテーブルはライティングビューローからリメイクしたデスクと同じお部屋に置かれるご予定とのことだったので、デスクと同じように新規製作部分にナチュラル色のビーチ材を使用してツートンカラーとなるようにしました。

ローテーブルの天板には、洋服タンスの扉を活かしています。

中空構造の扉であったため、テーブル天板としての強度が出るよう補強をして、小口も綺麗に加工しました。

タンスの部材を活かしながら、まったく違う形にリメイク！納品にお伺いすると、元々「置き場所に困っていた」と仰っていたお客様が「可愛らしいテーブルに生まれ変わって嬉しい！」と喜んでくださいました。

さぁ、次回は一緒にリメイクさせていただいた家具3つ目をご紹介します。

こちらのタンスともう一つ洋服タンスの部材を活かしながら、テレビ台にリメイクさせていただきました。そちらもとても可愛らしい仕上がりとなりましたよ。ぜひお楽しみに♪

↓↓テレビ台へのリメイクについては、こちらからご覧いただけます↓↓