婚礼タンスの高さをカットしてリビングのサイドボードにリメイク!
千葉にお住いのお客様からご依頼いただいて、婚礼タンスのリメイクをしました。
お問い合わせいただいた時、お客様は「部屋にクローゼットがあって洋服タンスを使わなくなってしまったので、リメイクしたい」と仰っていました。
どうにかリメイクできないかとネットで検索していたけれど、千葉の業者さんは見つからなかったそうです。
そんな時にROOTS FACTORYのホームページを見つけてくださったそうで、「相談してみたら千葉まで来てくれると言ってくれたから、とてもありがたかった!」と仰ってました。
さて、リメイクの内容は、”リビングで使えるサイドボードへのリサイズ”でした。
高さ2000mmあった洋服タンスを、高さ1223mmへ。
なるべく元の婚礼タンスの形はそのままに、コストは抑えたいとご希望いただきました。
タンスなどの箱物家具は、本体が「フラッシュ構造」で作られていることが多いため、サイズを小さくするといっても無垢材のように「ただカットするだけ」というわけにはいきません。
場合によっては本体を新しく作り直さなくてはいけないこともあります。
(フラッシュ構造はこのように木で枠を組み両面にパネルを貼ったもので、中が空洞となっています)
今回は本体をリサイズすることができました。
しかし、リサイズできるといっても、やはり大変なものは大変です(^_^;)
フラッシュ構造だったものを中途でカットしたので、再度フラッシュし直さなければいけません。このフラッシュ構造、コンマ1ミリ単位でぴったりと厚みを合わせないと成り立たないそうです。
また、本体を使うことができても、リサイズするにあたって製作し直さなくてはいけない部分もあります。
婚礼タンスの天板は、元々見せることだったり上に物をのせることだったりを想定して作られていない(高さ2000mmもあるんですもんね…)ので、サイドボードにするにあたって新しく製作する必要がありました。
そこで、お客様からは元の雰囲気を残したいとご希望いただいていたので、元の天板の見附部分を切り取ったものを新しく製作する天板の見附部分に合わせ面縁として使用しました。
雰囲気を残すための工夫は台輪部分にも。
今回、高さを抑えたり強度を保ったりするために、台輪構造から側板が床に接地するような構造に変えました。
でも、構造が変わっても、元の台輪の見附部分を切り取ったものを面縁とすることで、一見違いがわからないほどの仕上がりとなりました。
そして、扉について。
扉は一枚の板ではなく、枠が組まれその中に鏡板が差し込まれている構造になっているため、カットすると鏡板がズレるなどして成立しなくなってしまいます。
そこでカットした扉の上下を加工しました。
こうしてたくさんの作業を手間を惜しまず行うことで、リメイクは完成します。
さぁ、いよいよ納品!
お客様から「この絵の下に・・・」とご指定いただいて、リビングのテレビの横に設置しました。
リメイクされた家具をご覧になったお客様は、大満足のご様子!元の婚礼タンスの雰囲気そのままの自然な仕上がりにとっても喜んでいただけました!
「空間が寂しいなと思ってたんですけど・・・サイドボードがきてすごくいい感じになりましたね!」と仰っていました(^^)
ちなみに、内部は新たに棚を取り付けています。
棚の間隔はお客様のご希望に合わせて製作しました。
納品が終わった後、お客様は「婚礼タンスが部屋の場所を取ってしまうばかりだったけど、こうして別の用途で使うことができるようになって良かったです。ありがとうございました。」と仰いました。
お客様が大切な家具を使い続けられるようお手伝いすることができて光栄です!こちらこそありがとうございました!
ROOTS FACTORYでは、このように家具のサイズを小さくするのみならず、さらに違う用途で使えるようにリメイクすることもできます。
「婚礼タンスが場所をとってしまってどうすればいいかわからない」
そんな時はお気軽にご相談くださいね♪
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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