地震に備えてガラス扉の食器棚をリメイク!倒れてこない安心の高さに
食器棚を上下分割リメイクして、地震対策を兼ねた安心設計に♪
東京都杉並区から練馬区へのお引越しを控えていらっしゃるお客様から、洋服タンス2棹と食器棚のリメイクをご依頼いただきました。
そして、今回のブログでは食器棚のリメイクをご紹介いたします。こちらも洋服タンスと同様に20年近くお使いのものだそうです。
お使いの食器棚は背が高く、地震が起きた際に倒れてくるかもしれないという不安から、食器棚のリメイクをお考えになったとおっしゃっていました。
ルーツファクトリーでは『地震対策のための家具のリメイク』のご相談は年々増えています。とくに、割れ物を収納する食器棚は倒れてきた食器類でケガをしてしまう可能性もあるため、安全対策が必要です。
今回は食器棚を上下分割して高さを揃え、横並びで使えるようにリメイクしたいとご希望いただきました!
元から上下で分かれるようになってはいるものの、上部の方が大きいため、そのまま並べると高さが揃いません。そして、上部には家具の土台となる台輪も必要です。
お客様としては食器棚の下部くらいの高さが使いやすそうとおっしゃっていたので、下部に合わせて上部を小さくリサイズします。
そして、ご新居の設置スペースが限られており「もしかすると食器棚を横並びで置けないかもしれない」とお客様がおっしゃっていたのですが、設置スペースに合わせて横幅を縮めることも可能です♪
そこで今回は上部の高さだけでなく、横幅も扉1枚分小さくリサイズすることになりました!
食器棚上部の扉を一度取り外してから横幅をカットしていくのですが、工房での作業風景を見てみると…家具の大きさがより分かりやすい!ここから高さも縮めていきますよ〜!
そして、食器棚を横並びで使えるようにするために一体型の天板を製作するのですが、全体のバランスを見ながら天板の奥行きサイズや、どのように面取りをするかなどを考えます。
20年近く使ってこられた食器棚をリサイズし、高さを抑えた安心設計の食器棚に生まれ変わりました!
完成後のお写真はこちらです♪
上下分割して高さを抑えただけでなく、ガラス扉を木製扉に作り変えたことで、より安心してお使いいただける食器棚に生まれ変わりました!
サイズはW2180 D375 H852となっております。
新しく製作した一体型の天板は全体のバランスを考え、本体よりも少し奥行きのあるサイズで製作しました。既存部分と色味を合わせたことで、違和感のない仕上がりとなっています。
天板と本体部分の奥行きが違うことによって、扉の開け閉めや引き出しの出し入れがしにくくなるということもございません。使い心地も考えながらリメイクさせていただきました!
扉を開けた内部はこれまでと同じように、たくさんの食器を収納していただけます。元が大きなサイズだったので、横幅と高さを抑えても抜群の収納力です!
食器棚の上部(右側)は大きなガラス扉でしたが、上下分割して高さを抑えたことで、ガラス扉に物が当たってしまう可能性がありました。それだと不安も残るので木製扉に変更し、安心してお使いいただける形になりました♪
食器棚の下部(左側)はサイズを変えていないので、引き出しなどの使い心地はこれまでと変わりありません。
リメイクが完了した食器棚をお客様のご新居へお届けに♪
食器棚を左右分割した状態で搬入し、ご自宅で天板を取り付けさせていただきます。設置スペースに合わせて横幅を扉1枚分リサイズしたので、ちょうど良さそうですね!
食器棚をリサイズしたことで圧迫感がなくなり、全体的にスッキリとした印象に。この高さであれば地震が起こっても倒れてくる心配がなく、木製扉の安心感もあります。
高さを抑えたことで、広々とした天板の上も活用することができますよ♪
今回はお引越しを機に洋服タンス2棹、食器棚のリメイクをご依頼いただき、どちらもご新居に合わせた形へとリメイクさせていただきましたが、実はもうひとつリメイクさせていただいた家具がございます♪
次回のオーダーリメイクブログでご紹介いたしますので、そちらもお楽しみに!
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