2023-06-04
暮らしを楽しむ日々
長年の思い出を大切に家具リメイク♪5/22~5/27ダイジェスト
こんにちは。東京ベースのオーニシです。
先日、以前『ルーツファクトリー特派員ブログ』で書いたことのある「東京都庭園美術館」に行ってきました。特派員ブログの時にも書きましたが、私オーニシこの美術館が好きで好きで♡今回もじっくり堪能してきました。
今回の展示は特に、この家を建てた旧皇族の朝香宮ご一家が実際にお住まいだった頃の家具や調度品を、一部レプリカも使いながら再現することに重点が置かれていて、見ていると「家や家具にまつわる思い入れは、時代や身分に関係ないんだなあ」ということを実感しました。
今回のダイジェストで振り返る5/22~5/27のブログでも、お客様の思いがいっぱい詰まった家具のリメイク事例をたくさんご紹介しています。ぜひひとつひとつじっくりとチェックしてください!
目次
学習机を折り畳み式のローテーブルにリメイク
お客様が長年愛用されてきたという学習机を、ローテーブルにリメイクさせていただきました。
普段はしまっておいて、来客時に出して使えるよう脚は折り畳み式にして欲しいとのご希望で、天板を活かして脚は新しく製作することになりました。
Blog:学習机をローテーブルにリメイク。普段は収納できるよう折り畳み式に
大きな学習机を収納しやすい折り畳み式ローテーブルにリメイクしました。天板サイズはほぼそのままで、H350となるよう脚を新しく製作。飽きのこないシンプルなデザインで頑丈な作りに仕上がりました。
新規製作の脚は、天板の色に揃えて塗装してあります。テーブルの高さはお客様が使われている他の家具とのバランスを見てご相談しながら決めていきました。他のインテリアとの相性も大事なポイントですね。
折り畳み機構の部分はこのようになっています。また、もともと付いていた引き出しやパネル型の脚を取り外した天板は強度が落ちてしまうため、補強のために外周に沿って裏側で厚みを増してあります。
大切にしてきたけれど、大きすぎて今のライフスタイルに合わなくなってしまった、とお悩みだった学習机、新たな姿でこれからもお客様のそばでずっと活躍していきますように。
年代物の違い棚の不具合を直してレストア
かなり昔のものだという違い棚のレストアをご依頼いただきました。
扉や引き出しの前板が外れてしまっている他、引き戸の開閉がしにくいといった不具合もあり、今後のお使い道も伺いながらじっくりとレストアしました。
Blog:違い棚を綺麗にレストア。金具の使われていない扉はパーツ製作から…
扉や引き出し前板が外れて、天板が垂れて引き戸の開け閉めがしにくくなっていた違い棚を、問題なく使えるようにレストアしました。シミのついていた棚板は磨き直し、全体を再塗装して綺麗に仕上げました。
外れてしまっていた扉は、蝶番ではなく木製軸が使われていたのですが、折れていた軸を作り直し、それを受ける本体側にあった割れもしっかりと直して、問題なく開け閉めできるようになりました。
さらに、上にはある物を載せてお使いになるということで、天板全体に補強も施しています。
天板自体を厚くするのではなく、ぴったりした大きさの蓋状の物を作って被せることで、元の天板に荷重がかかりにくいようになっています。家具が持っていた本来の姿を大切にしつつ、使い勝手もアップさせるためのひと手間です。
さて、その上に載せるご予定という家具もルーツファクトリーで製作させていただきました。それが次にご紹介するお仏壇です。
婚礼家具の和タンスをお仏壇にリメイク
上記の違い棚レストアをご依頼くださったお客様からは、扉に美しい細工模様が入った婚礼家具の和タンスを、小さめサイズのお仏壇にリメイクしたいとのご相談もいただいていました。
レストアした違い棚に載せてお使いになるということで、外寸は違い棚に合わせたものに。中にお祀りするご本尊の大きさも伺って、内部のサイズはそちらに合わせて設計しました。
Blog:婚礼タンスをお仏壇にリメイク。面影残しつつ外観は設置場所に合わせ
婚礼家具の和タンスから上置き型サイズのお仏壇にリメイクさせていただきました。お仏壇は黒檀色の違い棚の上に置くご予定とのことで、外観はそちらの色に合わせ、内観にタンスのデザインを活かしました。
外観は違い棚との統一感が出るように色を揃え、扉を開くとタンス扉の美しい模様が現れます。模様のどの部分をどのように配置したら効果的かもしっかり計算してデザインされています。
扉の取っ手はタンスのものを活かしました。内側だけでなく、外側にもタンスの面影を伝えてくれる部分があるのがいいですね♪
このお仏壇を先ほどの違い棚に載せると、まるで最初からお揃いで作られたかのような姿に♡その様子はぜひ元のブログでご確認ください。
思い出のタンスからリメイクするお仏壇という特別な家具の製作をルーツファクトリーにお任せいただきありがとうございました!
一体型の座卓の素材を活かしながらリサイズ
天板から幕板、脚まで一体型になっている昔ながらの座卓を、今お使いのもうひとつの座卓と揃えられるようにリサイズしたいとのご依頼をいただきました。
一体型ということは、簡単に分解することができないということ。いったいどのようにリサイズするのでしょうか?
Blog:金具不使用の座卓をリサイズ。最大限素材活かし幅・奥行き・高さ変更
昔ながらの座卓を、幅・奥行き・高さともに一回り小さくリサイズさせていただきました。金具が使われておらず分解が難しいタイプの座卓でしたが、全ての部材を活かしながらリメイクすることができました。
天板は元の座卓の中央部分を切り抜き、補強を兼ねて周囲を厚くして製作しました。敢えて溝を入れることで補強部分もデザインの一部となり、メリハリがついた印象になっています。
脚は元の曲線を描いていた形のものを一度製材し、再び練り合わせてストレート型の脚を作り直しました。元のブログにあるリサイズ前の座卓と比べてみると、脚だけでなく全体に曲線の多いデザインだった姿からここまで生まれ変わるの!?とびっくりします。
お客様は仕上がりをとても喜んでくださったそうで、ご希望にかなうリサイズができて本当によかったです!
「日本全国各地より」
日本全国にあるルーツファクトリーの拠点から、個性豊かなスタッフがルーツファクトリーのこと、家具のことを楽しくお伝えしている「日本全国各地より」のブログ。今回は3つの拠点からお届けします。
札幌ベース『みずの』は、元気が出る明るいカラーの家具の製作事例を紹介してくれています。
Blog:お部屋を明るくハッピーに♪アクセントにもおすすめのイエローの家具
ドライブの途中、菜の花畑に遭遇♪鮮やかな色合いでハッピーな気分に!そこでお部屋のアクセントにもおすすめのイエローの家具をご紹介。お部屋の雰囲気を変えたいときや明るくしたいときにおすすめです!
地平線まで広がる菜の花畑、さすがは北海道、スケールが違いますね!
黄色は交通安全関連のグッズに多いことからもわかるように、とても注目を集める色。それだけに使いどころが難しいとも言えますが、ここぞ!というワンポイントに使ってみたりするのもよさそうです。
大阪ベース『トミー』からは、ゴールデンウィークに行われた大阪店タニヨンベースのプレオープンの様子をご報告です。
Blog:GWのタニヨンベースプレオープンを経て!目指せ!最高のオープン!
新しく生まれ変わったタニヨンベース!よりたくさんの方に知ってもらいたい!ルーツファクトリーの家具についても知ってほしい!!そのためにできることがもっとあるはず!!
なんだか家具屋にいたらびっくりしそうな人(?)の姿も見られますが、めちゃめちゃ楽しそうです。
そして鮮やかなイエローの看板、みずののブログの話題の後だけになんとタイムリーな……こちらもまだまだ裏話があるようですので続きをお楽しみに。
名古屋ベース『にっしー』は、時として見落としがちな、家具に関連するあるものについて書いています。
Blog:コンセントの位置で家具の配置もかわる家具と密接な配線についての話
新居に引越しをする予定の友人と家具にコンセントがあると便利だという話をしていました。コンセントやコードは家具と密接な関係があることを改めて考える機会になりました。配線に関する事例を紹介します。
スマホとかワイヤレスイヤホンとか、日常的にしょっちゅう充電して使うものが多い昨今、コンセントの位置はますます重要になってくるかもしれませんね。
コンセントの位置を気にせず家具が置けたらいいのに……といったお悩み、リメイクで解決できるかもしれませんので、そんなときはぜひご相談ください。
来週のブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログを振り返りました。
まだ庭園美術館の余韻が残っているので、もう1枚写真を。
しばらくはこれを励みにいろいろと頑張れそうです♡
それではまた次回のダイジェストでお会いしましょう!
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