美しい木目、やわらかな質感を活かしながら高い耐久性。針葉樹合板の魅力
こんにちは。シモキタベースのスタッフ、オーニシです!
先日のブログでは、杉無垢材についてご紹介しました。
成長が早く加工もしやすいことから、古くから材木用として植樹されてきた杉。
無垢材としてだけでなく、合板の材料としても活躍しています。
このブログのために、杉をはじめとした針葉樹を使った合板について調べていたところ、家具作りたいおっさんがTwitterでこちらのリツイートをしていました。
40年前、スギから合板は作れませんでした
— 林知行 (@HayashiTomoyuki) 2019年3月2日
チャックで丸太を回す方法では、単板が上手く剥けなかったからです
そこで、外周から回す革命的な方法が開発されました
この技術が無ければ、多くのスギは行き場がなくなっていました
現在 秋田では丸太の半分以上が合板に加工されています#合板 #スギ pic.twitter.com/EYTaaCKFm9
無垢材のご紹介で触れたように、杉はやわらかい木材です。
そのため、ツイート画像にあるような方法だと、回転させるために支えている部分がつぶれやすく、きれいに剥くのが難しかった、ということのよう。
それを克服する新しい技術の誕生によって、たくさんの杉が有効活用できるようになったんですね。これは林野庁から表彰されるくらい、ものすごい発明だったそうですよ!
さて、このようにして薄く剥いた針葉樹を貼り合わせて作られた合板は「構造用合板」とも呼ばれています。構造用という名前の通り、下地などに使うのが目的なので、床下や壁紙に隠れてしまい、普通は目にする機会のあまりない板でした。
でも、杉の特徴である木目の美しさに変わりはないし、やわらかい針葉樹の質感を生かしながらも、その層を重ねて作られているから耐久性もある。
これは、隠れた存在で終わらせるのはもったいないのでは?!
というわけで、家具作りたいおっさんはその魅力を生かすことを考えました。
こうして生まれたのがFACTONIAシリーズなのです。
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スツールもテーブルも、味わい深い木目の針葉樹合板と、スラリと伸びたアイアンの脚との組み合わせがとってもお洒落です。
そして、こちらも針葉樹合板製の、収納力抜群、マルチに使える“RINGO-BAKO”
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東京店シモキタベースでもディスプレイに大活躍しています。
FACTONIAシリーズもシモキタベースでご覧いただけますので、ぜひ見にいらしてくださいね!
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