婚礼家具を上下分割2台並べて使えるように♪外れかけた取っ手も修理
婚礼家具の和タンスを分割して、高さを抑えた2台のタンスとして使えるようにリメイクしました。
お客様がご結婚された時から50年以上使い続けてきたという味わい深い婚礼タンス。
お引っ越しをされたばかりとのことで、ご新居でも使い続けられるようにリメイクしたいとご相談いただきました。
こちらがリメイクのお打ち合わせにお伺いした時の家具のお写真です。
背が高く地震などあった時のことが不安、圧迫感があるから背を低くしたいとご希望いただきました。
高さがあるとそれだけで圧迫感に繋がってしまいますもんね…同様のお悩みをご相談いただくことはとても多いです。
お客様のご希望は、元々分割できるようになっている開き扉部分と引き出し部分を分けて2台並べて使えるようにしたいとのことでした。
上下分割にともない、下部の引き出し部分は天板がなくなってしまうので、新しく天板製作することに。
上部の開き扉部分は、そのままでは底が床について扉を開けられなくなってしまうので、高さをだすために新しく台輪を作ります。
また、元の天板は仕上げがされておらず見栄えが良くないので、新しく上から一層天板をつけることになりました。
お客様が50年間使われてきた思い出の家具なので、雰囲気を損なわないように新しく製作する天板や台輪はなるべくタンスに馴染むよう仕上げることにしました。
そしてもう一つ、お客様からご依頼が。
開き扉の取っ手金具が外れかけていたため、こちらも直してほしいとご希望いただいたのです。
さぁ、どのようにリメイクされたのでしょうか。完成写真はこちらです。
2台ともまったく違和感のない仕上がりとなりました。
こちらが天板を新しく製作した下部の引き出し部分。
本体の木目が美しく大胆でお色味が均一ではなかったので、新規製作した天板にはその本体に馴染む色をよく考え調色して塗装しました。
上部の開き扉部分の天板も同様です。
こちらは元々天板がある上にさらに一層天板を作る形をとったので、天板厚や面取りの具合などにも気を遣いました。
その甲斐あって、新しく製作した天板はまるで元の天板と一体物のように見えます。
新規製作した台輪もスッキリとした形でよく馴染んでいます。
台輪で高さを出したため、扉の開け閉めもスムーズです。
ご依頼いただいていた取っ手金具の修理もバッチリ♪これからまた何年もお使いいただける仕上がりとなりました。
リメイク完成した和タンスが、再びお客様のお家へ。梱包を解いてゆきます。
そして…
じゃじゃーん!お披露目です!
お客様は「高さが低くなって圧迫感がなくなった!」と喜んでくださいました。
そして、ルーツファクトリーのブログもよくチェックしてくださっているそうで、「どのリメイクもすごいですね〜!」と嬉しいご感想をいただきました。
さらに後日、これまた嬉しいメッセージをいただきました。
「先日はタンスを綺麗にしていただきありがとうございました!
これからも素敵な家具をたくさん作って、リメイクしてください。」
はい!これからも心を込めて家具の製作・リメイクをしていきます!
ご依頼いただき誠にありがとうございました(^^)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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