婚礼タンスからテレビラックにリメイク。お部屋に馴染む仕上がりに。
前回、婚礼家具のタンスなどから3つの家具にリメイクさせていただいたお話をご紹介しました。
こちらのブログでは納品時のお話に焦点を当てて書いたので、今回から製作させていただいた家具それぞれについて詳しくご紹介したいと思います。
まずは、ダイニングに納品させていただいたテレビラックのご紹介です。
テレビラックについては、お客様からお打ち合わせの際に「ここに置きたいんです」と設置場所を教えていただいていました。
そこで、設置場所を採寸して、ピッタリ収まる寸法を出しました。
この”ピッタリ収まる寸法”というのはなかなかシビアで、余裕をもった寸法にしようと思うとなんだかスカスカな感じになってしまったり、かといってまったく余裕がないと入らなくなってしまったりします。
つまり、採寸が命。
しっかりと正確に採寸し、設置場所に最適な寸法を出していきます。
テレビラックの形については、上部がオープン、下部が扉付きのものをご希望いただいていて、その扉は婚礼タンスの扉を加工して製作させていただくことになりました。
婚礼タンスの扉の加工が大変ということは、先日のブログにも書いたばかりですが、お客様のタンスの扉も例に漏れず緻密な作業を必要とするものでした。
今回、タンスの扉をテレビラックの扉として使えるよう加工するにあたって、サイズを半分以下にしました、
また、「なるべく元の家具を生かしてほしい」とご希望いただいていたので、取っ手は元の扉の手がかりをそのまま生かすことに。そのため、扉は上下をカットしなくてはなりません。
となると、上下のカット断面をふさぐパーツが必要になります。(その理由についてはこちらのブログをぜひ)
起伏のある扉の小口に合うよう、2枚の扉上下分のパーツを丁寧に作り、取り付けました。
ちなみに、このパーツの色は扉の色と同じ色にすることもできるのですが、そうするとかえって「無理して誤魔化してる」ように見えてしまいます。
そこで、今回はお家のインテリアの雰囲気にも合わせて濃色で仕上げました。
テレビラックの本体は、新しい材料を使って作りました。
扉に合わせ、ナラ材を用い少し色のトーンを変えて仕上げました。木目などにも気を使いながら作り、その結果お客様から「元の家具の部材を使ってくれたように見える!」と言っていただける仕上がりとなりました。
もう一度、全体像をご覧ください。
元の婚礼タンスのように、シンプルだけど落ち着きがあって味わい深い家具となりました。
納品させていただくとお部屋の雰囲気にもぴったりで、お客様からは「元々使ってた家具だから、部屋によく馴染むね。」と嬉しいお言葉をいただきました(^^)
形が変わってもお部屋にしっくりきやすい、というのも家具のリメイクの良いところかもしれませんね。
さて、次回のブログでは姿見についての詳細をご紹介していきます!お楽しみに!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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