家具のリメイクって何が大変なの?婚礼タンスの扉加工について解説!
昨日、婚礼タンスの扉を生かしてキャビネットにリメイクしたお話をご紹介しました。
こちらのブログで、「扉を加工するのは、大変で手間がかかった」ということを書きました。
また、婚礼タンスをリビングボードにリメイクしたことをご紹介したブログでも・・・
これまた「扉を加工するのは、とっても大変」と書いていました。
どちらのブログでも「何がどう大変かは、また改めて書きます」としていたので、お待たせしました、今回のブログで書きます。ブログをお届けするのは、ルーツファクトリーのユリマタタです。
さて、婚礼タンスの扉を加工するのはどうして大変か。
その理由の一つは、「めちゃくちゃ色んな種類の扉がある」ということだと思います。
タンスの顔ともなる扉は、いずれも趣向が凝らされていて、唯一無二なものばかり。
シンプルな見た目のものも、さり気ないカーブや面取りが施されていて、「なるほど、素敵な家具はこのように出来ているのか・・・!」とつい感動してしまったり。
で、そんな風に色んな種類の扉があると何が大変かというと・・・
「一つ一つの扉に合わせた加工」をしなければいけないのです。
例えば、扉を小さなサイズにリメイクする時。
婚礼タンスの扉は、中央がフラッシュ構造の鏡板になっていてその周りを無垢材で囲む「框構造」になっていることが多いのですが、それをカットすると、見た目のこともあるのですがそもそもそのままでは扉として成立しなくなってしまいます。
そこで、このように小口をふさぐ必要が出てきます。
先ほど婚礼タンスの扉は唯一無二のものばかりと書きましたが、この小口の形もそうです。
それぞれの扉の形に沿って、一つ一つ手作業で製作するしかありません。
「全く同じ形の扉をいくつも同じように加工する」ということであれば多少は効率化できるかもしれませんが、同じ形の扉に巡り合うなんてことはほとんどと言っていいほどありません( ̄▽ ̄;)
扉加工の話に限らず、家具のリメイクはそういった「効率化できない作業」がたくさんあるから大変なのです。
といっても、ルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』を始め、ルーツファクトリーの工房スタッフはとんでもない熱量の家具愛を持っているので、「大変大変!」と言いつつすごくイイ顔してますがw
そして何より、丹精込めてリメイクした家具をお客様に喜んでいただけた時は、何にも代えがたい嬉しさです。製作をしていない私も、リメイクに携われて幸せと思います。
そんなわけで、ルーツファクトリー淡路島工房では今日もたくさんのかけがえのない家具を、目一杯手間をかけてリメイクしています。
あぁ、次はどんなリメイク家具が生まれるのでしょうか。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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