洋服タンスから3つの家具にリメイク①面影たっぷりのリビングボード


洋服タンスから、面影をたっぷり残したリビングボードにリメイクさせていただきました。


ある日、お客様から大きな洋服タンスを使い勝手良くリメイクしたいとご相談いただきました。


リメイクのご相談をいただいた大きな洋服タンス


他の業者さんには「フラッシュ構造だから難しいかも」と言われてしまいしばらくそのままになっていたけれど、頻繁に地震が起こるから不安になり再びリメイクを検討し始めたとのこと。


家具お引き取り前のお電話では、いずれご実家から持ってくると思うというアルバムや、これから増えていくであろうお写真やアルバム、書類などをしまえるようにしたいとご希望いただいていました。


お電話でお聞きした内容をもとに、家具お引き取り当日に『家具作りたいおっさん』(ルーツファクトリー代表)も一緒にお客様とお打ち合わせ。


お客様のお家で家具リメイクのお打ち合わせ


お客様のご希望をヒアリングし、どのような形にリメイクするとお客様の暮らしに一番合う形となるか考えていきました。


そして、その結果こちらの洋服タンスからは3つの家具へとリメイクすることになりました。そのうちの1つがタンスの下半分を活かしたリビングボード。


横幅サイズはそのままに、扉の手がかりの少し上あたりまでの高さ(H825mm)に縮めてリビングに合う家具にリメイクします。


扉の手がかりより少し上でカットしてリビングボードにリメイク


また、タンスの奥行きサイズは60cmほどで、そのままだとリビングボードとしては大きすぎるためD450mmまで縮めることにしました。


お客様から「なるべく元のタンスの部材を活かして面影を残してほしい」とご希望いただいていたので、加工は大変ですがなるべくタンスの部材を使ってリメイクしました。


そのため、婚礼タンスがそのまま小さくなったような、面影たっぷりのリビングボードに仕上がりましたよ。


リメイク後はこちらです!


婚礼家具の洋服タンスからリメイクしたリビングボード


いかがでしょう、元の洋服タンスの形をこんなにも残しながらリビングに置いて違和感のない家具へと生まれ変わりました。


タンスの天面はベニヤで仕上げられていなかったため新しく製作したのですが、この馴染み具合!つい「元からこうだったのでは!?」と思ってしまいます。


新しく製作した天板


内部には、重いアルバムを収納しても大丈夫なように補強を施しながら棚を造作しました。


リメイクしたリビングボードの内部


また、アルバムなどの他にお着物も収納するかもしれないとお聞きしていたので、様々な用途に合わせて棚位置を変えられるよう、棚板は左右ともに全てダボで高さ調節できるようにしました。


収納物に合わせて位置を変えられる可動式の棚


リメイク完成のお知らせをすると、ずっと楽しみにしてくださっていたというお客様。


納品にお伺いすると、拍手でお迎えいただきました。嬉しい…!


リメイクを楽しみにお待ちいただいていたお客様のもとに納品


タンスの外観をご覧になって「わぁ!すごいですね!タンスがそのまま小さくなったみたい!どうなっているんでしょう!?」と驚き喜んでくださり、内部をご覧になって「とっても使い勝手が良さそうですね!ありがたいです!」と言ってくださいました。


使い勝手が良さそうと喜んでいただけたリメイクのリビングボード


リメイクを気に入ってくださったのが伝わり、こちらも喜びを隠しきれませんでした(*´∀`*)


ところで、お客様からは「なるべくタンスの部材を活かしてほしい」とご希望いただいていましたが、タンスの上半分は使用しない形となりました。


お打ち合わせ時に、家具作りたいおっさんが「上半分も活かして何かできないかなぁ」と考えご提案させていただいたのが、片開き扉のキャビネットへのリメイクです。


↑の写真で梱包されているのがそのキャビネットです。先日お客様から「お雛様をのせるのにピッタリです!」とメールを頂いたキャビネットでもあります。


次回、そちらのリメイクについて詳しくご紹介します♪お楽しみに!






ユリマタタ
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ


素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!

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