2020-06-02

婚礼タンスがテレビ台（ローボード）に大変身！大人気リメイク解説編

今回のブログでは、家具のリメイクをご依頼いただく中でとりわけ人気のテレビ台（ローボード）へのリメイクについてご紹介します。

婚礼タンスは背が高く大きいものが多いので「圧迫感があってちょっと・・・」とご相談いただいたり、地震などもしもの時に備えて「背の低い家具にリメイクしたい」とお話しいただくことがしばしば。

そこで人気なのがテレビ台（ローボード）へのリメイク。ロータイプなら転倒の心配も少ないし、リビングの主役として活躍すること間違いなし、大切な家具を思い切り活かすことができます。

ルーツファクトリーでは、お客様のご希望に合わせて様々なテレビ台へとリメイクすることが可能ですが、とは言っても「一体どんなことができるの？」と気になりますよね。

そこで、今回は過去にリメイクさせていただいた家具を事例に、どんなことができるかご紹介＆解説していきます！

あまりにも膨大にありすぎてご紹介できるのはほんの一部分になってしまうので、他にも「こんなことはできる？」と思われたらぜひお気軽にお問い合わせください♪

1 婚礼タンスの引き出しをテレビ台の扉に使用してリメイク
2 婚礼タンスの扉をテレビ台の扉に使用してリメイク
3 婚礼タンスの扉をテレビ台（ローボード）の側板に使用してリメイク
4 婚礼タンスの上置きを使用してテレビ台にリメイク
5 婚礼タンスからテレビ台へのリメイク、可能性は無限大！

婚礼タンスの引き出しをテレビ台の扉に使用してリメイク

「婚礼タンスの面影を残したい」とご希望いただいた時にオススメしているのが、引き出しの前板や扉をいかしたリメイク。

タンスとテレビ台（ローボード）では用途が全然違うので、そのままの形で使うというのはなかなか難しいのですが、ルーツファクトリーの手にかかれば何のその！様々な方法で、面影は残しつつ、でも使い勝手は抜群にリメイクすることができます。

例えばこちら。シンプルながら個性的でもあり、とっても素敵な整理タンスですね。

こちらの整理タンスの引き出しを、なんと引き出しとしてではなく、扉に仕立て直してテレビ台（ローボード）の開き扉にしました。

思い出の婚礼タンスの面影を残しつつ、お客様が収納されるものに合わせた仕様にリメイク。お客様に「本当に素敵な形になって帰って来たので嬉しいです。」と喜んでいただけました（＾＾）

ちなみに、もちろん引き出しを引き出しとして使用するリメイクもできますよ♪

婚礼タンスの扉をテレビ台の扉に使用してリメイク

お次にご紹介するのは、婚礼タンスの扉をテレビ台用の扉に小さく加工して使用したリメイク。

とは言っても、この方法、実は一括りにはできないんです。扉をそのままの雰囲気で小さくすることもできれば、他の材を組み合わせるなどして雰囲気を変えることもできます。

いくつか事例をご紹介しますね。まずは、なるべく元の雰囲気となるように仕上げたこちらのリメイク。

とても立派で扉も大きい婚礼タンスでしたが、框構造となっていた扉の鏡板を取り出し、リサイズして再び外枠を囲むことで、見た目はそのままにサイズだけ小さく変身させることができました。

う〜ん、まるでスモールライトを当てたように、そっくりそのままの仕上がりです。ちなみに、こちらのリメイクは扉以外に側板なども元のタンスの部材を使用しています。「なるべく元の部材を使ってほしい！」というお客様のご希望を叶えることができました。

次にご紹介するのは、こちら。素敵な飾り彫が施された民芸調の婚礼タンスのリメイクです。

4m近くある壁面いっぱいに置く主役級のリビングボード、テレビ台（ローボード）兼本棚として製作させていただいたのですが・・・

本体をチェリー材で製作した他、飾り彫部分を無垢チェリー材で囲んで扉に仕立てたことで、面影を残しつつモダンな印象に仕上がりました。

また、引き戸部分は和タンスと整理タンスの引き戸を使用しているのですが、サイズの違う引き戸をそのままいかせるよう、左右を入れ替えアシンメトリーとなるようにしました。

さて、タンスの扉をテレビ台（ローボード）の扉に仕立てるリメイク、ラストにご紹介するのはこちら。

こちらの婚礼タンスの扉も「框構造」となっていて、その外枠部分の間に新しくオーク材をはさみ、テレビ台用の扉に仕立て直しました。

見た目も雰囲気もまったく変わっているけれど、どことなく面影を感じられる・・・そんなテレビ台に仕上がりました。

ちなみに、右側の引き出しも婚礼タンスの引き出しを使用しています。

本体にはウォールナット材を使っていて、そのコントラストもとってもお洒落ですね。

婚礼タンスの扉をテレビ台（ローボード）の側板に使用してリメイク

さてさて、まだまだあります、婚礼タンスからテレビ台へのリメイク。

お次にご紹介するのは、婚礼タンスの扉をテレビ台の側板に使用したもの。

こちらの扉の繊細な彫りをいかしながら、テレビ台の側板に！

そして、扉の取っ手部分を天板の面縁に使用しています。

テレビ台の正面は、オーディオ機器などのリモコン操作がしやすいように格子戸をご希望いただいていたため、タンスの部材とマッチするオーク材で新規製作しました。

婚礼タンスの上置きを使用してテレビ台にリメイク

まだまだまだまだ、まだまだまだまだリメイク事例がありますが、今回はこちらの事例をご紹介してラストにしようと思います。

こちらは、元の部材がなるべくそのままの形でいきるようにリメイクさせていただきました。

ユニットとなっている上置き部分を組み替えて・・・

背の高さを抑えたテレビ台にリメイク！

分解して組み替えるだけでいいのかというと、そんなことはなく、そのままでは強度が足りない天板を外し、補強を入れ、新たな天板を製作・取り付けするなど、かなり手間はかかっています。

婚礼タンスの面影を存分に残したテレビ台に、お客様はとっても喜んでくださいました。

婚礼タンスからテレビ台へのリメイク、可能性は無限大！

以上、婚礼タンスからテレビ台（ローボード）へのリメイクを、過去事例と合わせてご紹介しました。

いかがでしたか、「テレビ台へのリメイク」といっても本当に様々ですよね！まさに可能性は無限大！

テレビ台（ローボード）へのリメイク事例もまだまだありますし、テレビ台（ローボード）以外のリメイク（ダイニングテーブルやデスク、ライティングビューロー、お仏壇…etc）もご紹介したいものがたくさんんあるので、またブログを書きたいと思います！

↓のページで婚礼家具のリメイク一覧をご覧いただけるので、ぜひ覗いてみてくださいね♪