見た目・サイズそのままのリメイク?部屋に搬入不可の婚礼タンスを…
こんにちは、ユリマタタです!
今回は婚礼家具のリメイク事例をご紹介します。
ルーツファクトリーでは今までにたくさんの婚礼家具をリメイクさせていただいて、雰囲気をそのままにサイズを変えたり、用途を変えたり、様々な事例をご紹介してきましたが、今回ご紹介するのはなんと!
見た目もサイズもそのままにリメイク!
んんん!?どういうこと!?
私、今回のリメイクについてはお客様との打ち合わせに同行していなかったので、家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)から話を聞いた時、始めどういう意味かさっぱり飲み込めませんでした。
それでは順を追ってご説明します。
まず、リメイクさせていただいた婚礼家具はこちら。
上部が着物収納となっている和タンスです。
とても立派で大きなタンスのため全体を写すことができていませんが・・・下部は4段の引き出し収納となっています。
そのままでは、新築されたお家のウォークインクローゼットに入れることができないとのことで、はじめは「サイズを変更したりして使えるようにできれば」とご相談いただきました。
そこで、家具作りたいおっさんが家具や設置場所の採寸・お打ち合わせと家具のお引き取りを兼ねて、お客様のお家へお伺いしました。
設置をご希望いただいたのは、こちらのウォークインクローゼット。チェストが置かれている場所に設置したいとのことでした。
チェストが置かれているスペースの幅は、この通り1090mm程度。和タンスの幅が1209mmだったので、10cm以上縮めなくてはいけません。
もちろん、そのようにリメイクすることもできるけど、せっかくの素敵な扉や引き出しの前板を、見た目そのままに、ということは難しくなります。
また、お客様からは着物収納を使いたいということもお話しいただいていました。着物盆はお着物をしまいやすい寸法に設計されているし、サイズを変えてしまったら使いにくくなってしまうというのも悩みの種。
しかし、色々と寸法を測るうちに家具作りたいおっさんは気付きます。
婚礼タンスをチェストと同じ向きに設置するのではなく、背面を壁付けにすればそのままのサイズでも設置できるということに。
なんと!じゃあ、リメイクせずにいけるということ?
いえいえ。実はこちらのウォークインクローゼットに婚礼タンスを搬入するには、もう一つ課題がありました。
ウォークインクローゼットはお二階にあって、こちらの階段を通って運び込まなければなりません。
螺旋状になっている階段で、幅・奥行き・高さともに大きい婚礼タンスを取り回すことはできなさそうでした。
ルーツファクトリーでは吊り上げ搬入などもできるのですが、今回の場合は例えお二階から搬入できたとしてもウォークインクローゼットまで運び込むことができませんでした。
引っ越し屋さんも吊り上げてみたけどお部屋の前の廊下を曲がることができなかったそうです。
家具作りたいおっさんはまたも考えを巡らせます。そして思いついたのは・・・
分解・組み立て式にするという案。
こちらの和タンスは、もともと上部の開き扉部分と下部の引き出し収納部分を分解できる仕様になっていましたが、さらに側板や引き出しの棚板までも分解できるようにするというのです。
・・・・・どういうこと???
これまでいくつもの家具のリメイクを見てきて、ルーツファクトリーでは家具の分解をめちゃくちゃ綺麗にできるということをわかってはいるのですが・・・
それにしても、ガッチリ丈夫に接合されている婚礼タンスを分解して、さらにまた組み立てできるようにする、なんて、そんなこと可能なの!?
見た目もサイズも変えずに、構造を変える。そんなリメイクができるなんて、信じられません。
しかし、私の不安をよそに家具作りたいおっさんは黙々とデザインを進めていきます。どうなってるんじゃおっさんの頭の中は。
さぁ、いったいどのようにリメイクするというのでしょうか。そして本当にお客様のお家で組み立てることはできるのでしょうか。
次回に続く・・・(製作編を2020年5月28日にアップしました!)
(納品編を5月29日にアップしました!)
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ルーツファクトリー東京店長
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