カフェ「アカリスタンド」の八角テーブル。店舗家具に最適な理由4つ


こんにちは~♪ルーツファクトリー愛媛ベースブログ担当の『りかのこ』です。

さて、本日のテーマは愛媛のカフェ「アカリスタンド」の八角テーブル!八角テーブルとは…こちら!

アカリスタンドの八角テーブル

「おお、八角形のテーブルね」と、呟かれたそこの貴方!正解ですが、正解じゃないです。

実はこちらの八角テーブル。めちゃくちゃ奥が深いんです。そう、普通のテーブルではない!店舗用の家具としておすすめできるテーブルなのです!

では、具体的にどこがどのように一般的な家庭用家具と異なるのでしょうか?

今回は愛媛のカフェ「アカリスタンド」で使われている八角テーブルが店舗用テーブルとして最適な理由を4つ、ご紹介します。

分解組み立てが簡単!「十字相欠き継ぎ」技法を活用した脚に注目

カフェ「アカリスタンド」の八角テーブルは、「十字相欠き継ぎ」という技法が使われています。「十字相欠き継ぎ」。専門用語ですね。家具職人ではない私、初めて聞きました。一体どんな技法かというと……

「十字相欠き継ぎ」とは?

      ・2つの木材を組み合わせる際に使う技法
      ・それぞれの木材の接合部分を切り欠き、直角に(十字になるように)組み合わせる
      ・釘やネジ等の金物を使わず、木材だけで接合する
      ・大工さんがよく使う「ペケ台」にも使われている技法

ちょっと難しいですね。それでは図解(?)します!『家具作りたいおっさん』が組み立てている様子をご覧ください。

八角テーブルの脚組み立て方法

分解してコンパクトに持ち運びが可能。組み立ても簡単。工房で製作したものを現地(店舗)で組み立てれば完成です。

天板と脚のパーツに分けて梱包発送できるため、一般的な家具より搬送費用をおさえられます。

八角テーブルの脚

ちなみに、工具不要で組み立て分解可能なテーブルとなると、どうしても作りが簡素になりがちですが、デザイン面や機能面も決して妥協していません。『家具作りたいおっさん』曰く「運ぶことに効率化された機能的な姿にさらにひと凝り入れてデザインする!」と。

アカリスタンドの八角テーブル

『家具作りたいおっさん』は、やっぱり家具職人なんだなぁ(つぶやき…)。

不陸があっても大丈夫!脚のアジャスターでどこに置いてもガタつかない

愛媛のカフェ「アカリスタンド」の店舗の床は土間です。土間の場合、「不陸(ふろく・ふりく)」があるため、床面に凹凸が出ます。

その凹凸をおさえるため、八角テーブルの脚にアジャスターを仕込みました。八角テーブルを置いた床面が凸凹としていたとしても、アジャスターで高さを調整することによってテーブルを快適に使えるようにしているのです!

八角テーブルの脚のアジャスター

ちなみに今回「アカリスタンド」に搬入された八角テーブルには大小2つのサイズがあります。小さい方は一般的なアジャスターの取り付け方をしていますが、大きい方はテーブルを置いた状態で上からプラスドライバーを使って簡単に高さ調整できる仕組みにしました。

八角テーブルの脚のアジャスター

ちなみに小さい八角テーブルはこのように↓↓↓上から穴が見えないようにアジャスターを仕込んでいます。

八角テーブル

もちろんこちらの状態でもアジャスターの調整は可能ですが、若干のコツが必要です。お好みに応じてどちらのタイプでも製作可能ですので、お気軽にご相談ください。

長く愛用できるテーブル!天板断面は無垢製材したもので仕上げる

さてここまで「八角テーブル」の脚部分だけに着目してきましたが、次はいよいよ天板に注目してみましょう。と言っても……注目していただきたいのは、天板のココ↓↓↓

八角テーブルの木口

「え?どこ?」って……天板の断面です!

天板断面。突き板天板の場合、切り落としたまま(むき出しのまま)では使えません。天板断面の処理方法として最も簡単で安価なのは、「木口テープ」を貼る方法です。ただ木口テープだと長く使ううちに剥がれてきやすく、見た目も安っぽくなってしまいます。

そこで今回、アカリスタンドに搬入させていただいた八角テーブルの天板断面には、木口テープを使わず、天然木を製材したものを使用しました!

八角テーブル

天然木を製材して貼り、その材厚と同じ面取りをして仕上げました。木口テープを貼るより手間がかかりますが、その分、仕上がりはキレイ!「貼った感」を感じさせずかつ丈夫さ、デザインの奥行きを持たせるのが目的でもあります。

オーダーメイド店舗家具だからこそ!素材2種で質感の違いを楽しむ

今回、カフェ「アカリスタンド」に搬入させていただいた八角テーブルは、オーダーメイド家具です。Akariさんのご要望を伺い、カフェのイメージに合う八角テーブルを製作いたしました。「形」「素材」「デザイン」全て、オーナー様のご希望に合わせて一から選んでいただけるのがオーダーメイド家具の良さです。

「アカリスタンド」の八角テーブルの素材は「ホワイトオーク」と「ヨーロッパビーチ」の2種。ホワイトオークはヨーロッパビーチよりも木目がはっきりしており、使い込むほどに色合いが深まっていくのが特徴です。

八角テーブル(ホワイトオーク)

一方、ヨーロッパビーチはホワイトオークよりきめの細かい木目が特徴。「美肌」と評されるほど滑らかな木目がとても上品です。

八角テーブル(ヨーロッパビーチ)

それぞれに異なった魅力があります。異なる素材で家具製作できるのも、オーダーメイドならでは!ルーツファクトリーのオーダーメイド店舗家具なら、オーナー様こだわりのウッディーな店舗空間を演出できます♪

【まとめ】「八角テーブル」のオーダーお待ちしております♪

さて、今回は愛媛のカフェ「アカリスタンド」に納品させていただきました「八角テーブル」について特集しました!

アカリスタンドの八角テーブル

八角形は縁起の良い形として知られており、カフェ等の店舗用家具にはとってもおすすめです♪最後に、このテーブルが店舗用におすすめできる理由をまとめます。

      ・分解組み立て簡単♪全国どこへでも配送OK!配送料金も節約できます
      ・不陸の床でも大丈夫!アジャスターでガタつかない
      ・長く愛用できる造り!細かい部分も手を抜いていません
      ・オーダーメイドならでは!素材で楽しむ

実は、まだまだ語り足りない部分もあります。

例えば、芯材。軽くしたい、コストも安くしたいというのもあり、今回はフラッシュ構造を採用したのですが、強度とのバランスを考えて芯材も工夫しています(※企業秘密のため公開できず…。

ルーツファクトリーの家具はオーダーメイド!オーナー様のご希望を『家具作りたいおっさん』が詳細にヒアリングさせていただきます。店舗用のテーブルをご検討中の皆様、ぜひお気軽にお問い合わせください♪

なお、カフェ「アカリスタンド」には「15cmの低い壁に引っかけて載せるだけで成立する椅子」も納品させていただいております♪詳しくはこちら↓↓↓

限られた店舗空間を最大限活用できる!愛媛「アカリスタンド」の椅子

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