子どもが大人に心を開いてくれる瞬間〜子どもとの信頼関係の築き方〜


こちらの記事は、ルーツファクトリー特派員に任命された”暮らしを楽しむ達人”によるブログです。ルーツファクトリーのテーマでもある「暮らしを楽しむ」を題材に、個性あふれる特派員たちが自由なトピックを展開!本日の担当は、PUNKバンド「STUDS」のTAKU特派員。バンド以外に、障害を持った子どもと関わる仕事もしているというTAKU特派員、子どもと関わる時に大切にしていることとは。




どもー!STUDSのTAKUです!


一気に夏日が続いていますね!


つか完全に猛暑!


熱中症で毎日亡くなっているみたいですね。。熱中症は本当に怖いので水分補給は欠かせないようにしましょう!


ちなみに僕は相変わらず海に行きまくっています!





茅ヶ崎に引越して良かった


って夏を感じるようになってから毎日思っています(笑)


8月はまだ始まったばかり!


全力で楽しみますよ





さて!少し告知を!


13日はSTUDSのライブです!


こちらはチケット代無料のイベントです!





気になる方は是非来てくださいね!(^^)


無料ですが予約は必要です!


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よろしくお願いします^_^


今日のブログはですね


僕がバンド以外に普段何をやっているかってところからお話します


ざっくり言うと僕はミュージシャン以外にも


障害を持った子どもと関わる仕事をやっています


大変な事もたくさんあるけど、とにかく子供が好きなのでとても楽しくやらせてもらっています


僕は基本的に子供が大好きです


障害児も例外ではありません


そんな中で、僕はこれまでにいろんな障害を持った子供達と関わってきました


発達障害、自閉症、ダウン症、ADHD(注意欠陥多動性障害)、アスペルガー症候群、肢体不自由な重症心身障害児、


一言で障害児と言っても障害の種類は様々です


ですが、共通して言える事は、基本的にみんなかわいい子供達です





関われば関わるほど愛情も沸いてきます


関われば関わるほど子供の気持ちも伝わってきます


言葉を交わせなくても伝わるものは伝わります


僕は障害を持った子供達は普通の健常な子供達よりも感受性が豊かだと思っています


こちらが手を抜いてるような対応をするとそれは伝わるはずです


「この子めんどくさいな」って思いながら関わっていればもちろん伝わるはずです


そんな気持ちがもし子供達に伝わってしまっては子供との信頼関係を築くことはできません


僕が常にそんな子供達と関わる時にモットーとしている事があります


それは


その子の障害をしっかり理解した上で、その子を障害児だと思わずに関わる事です





「何言ってんだ?」


って思いますよね?(笑)


でも、僕はそれを心掛けてこれまで接してきて良かったと思っています


それは信頼関係をうまく築くことができる事が多々あるからです


子供達が僕に対し心を開いてくれたって感じる瞬間がたくさんあるからです


例えば、言葉を話すこともできず、肢体不自由な子に対してこう話しかけます


「おはよう!今日の気分はどう?元気そうだね!」


とか


「TAKUさんさ、この事に対してこう思ってるんだけどさ、〇〇君どう思う?」


とか


もちろん問いかけても返事は返ってくる事はありません


それでも、僕は


「僕の気持ちはきっとこの子に届いてるはずだ」


って信じながら接するんです





もちろん本当にそうなのかはわかりません


もしかしたら伝わってないかもしれません


でもある日、普段と違った反応を見せてくれたりすると、とても嬉しくなるんですよね


僕はどんな時に僕と子供との信頼関係が築けたって思うのかと言えば


子供が自分の気持ちを僕に伝えてくれた時なんですよね


健常な子供ももちろんですが、障害を持った子供たちはそれ以上に自分の気持ちを閉ざす子がたくさんいます


最初は何か悪い事をやった際に、


「なんでやったの?」

「なんでそんな事言うの?」

「どうしてそうしたいの?」


等の言葉を投げかけても話してくれません


ですが、ある日突然、その理由だったり、その時の気持ちを話してくれるようになったりするんですよね


その時に僕とその子の信頼関係が築かれたんだって思い、感動できる瞬間だったりするんですよね





もちろん数ヵ月かかる時もあります


それでもその子を信じて僕は接します


一度出会ったのなら、一度でも関わったのなら、最後まで諦めずに支援する


簡単に投げ出したりはしません


それが大切なんですよね


例えばとても大変で言う事もまるで聞かない子と関わっているとします


「ダメだ!僕じゃ手に負えないから違う人にバトンタッチしよう」


って思い、違う人にその子を任せるとしましょう


そしたらその子はどう思うのか?


「この人は俺を見捨てた」

「この人は俺の事をなめてる」


って思うはずです


だから僕は途中でそういう子の対応を諦めた事なんて一度もありません


その子がどうしてこういう行動をしてしまうのか?


どうしてこんな言葉を発してしまうのか?


全ての行動に意味があり、その行動の中にヒントはあるんですよね


こういう仕事をしている人はわかると思いますが


対応の仕方にいろんな方法はありますが、こうすれば100%大丈夫っていう答えってないんですよね


僕もこれまでに「あの時の僕の対応は間違ってたな」って思った事なんて多々あります





そう思ったら次は違う行動でその子に関わるんです


自分で何度も考えて考えてその子に合った最善の方法を、その子がどうすれば楽しんでくれるのかどうかを考えます


そして、その子に関わっていく中で心を開いてくれる瞬間と出会った時は本当に嬉しくなります


なかなか名前を憶えてくれない子が名前を憶えてくれたり、発語のあまりない子が僕の名前を呼んでくれた時も嬉しくなります


この仕事をやっていく中で、子供達から僕が元気付けられる事もたくさんありました


子供達から学んだ事もたくさんありました


子供に対する関わり方は人それぞれだと思いますが、僕は障害児だろうが、健常の子だろうが特に変わりはありません


仕事の際に子供と関わる時も、彼女の子供と関わる時も、





おそらくそこまで違いはないと思います


彼女の子供も最初は僕に対して凄く人見知りをしていたし、なかなか素直な気持ちを話す事はありませんでしたが、ここ数ヵ月の間で変化をたくさん感じました


彼女に伝えていない気持ちを僕に話してきたり


出かけていて突然手を繋いできたり


そんな行動の一つ一つが僕との信頼関係が築かれた証拠だと思いますね





大人もそうですが、子供との信頼関係って大切ですよね


信頼関係があるから言う事を聞いてくれる


〇〇さんの言う事は聞かないけど、僕の言う事は聞いてくれる


それは〇〇さんとその子の信頼関係が築かれてないだけなんですよね


その理由って好き嫌いだけじゃないんです


その子に対して全力で関わっているかどうかだと思います


仕事だからとか、自分の子供だからとか、そこは関係ありません


大切だと思うなら全力で関わるだけです


僕にとっては難しくも何ともありません


シンプルなものです


ちなみにこういう仕事をやってきたおかげで、彼女の子供に対してしっかり関わる事ができたと思っています


この仕事をもしやってなかったら果たして彼女の子供とうまく関わる事ができたかどうか。。。


だから僕はこの障害児の子供達と関わる仕事にとても誇りを持っています


これまでに100人以上の子供達と関わってきました


全ての出会いに感謝しています


これからも子供達とは全力で関わっていきたいですね





それが僕自身の成長にも繋がります


それが子供達の将来に繋がるって思っています


彼女の子供に対しても全力で愛情を注いでいきたいと思っています


あっ


僕はどう頑張っても彼女の子供の父親にはなれません


血がつながっていないので


でも、父親代わりにはなれるって思っています


っていうか


いつかそうなってみせます!!!!!


ならないといけないって思っています!!!!!


これからも僕自身のためにも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします(笑)





なんか無理矢理まとめた感じになってしまいましたが、今回はこんな感じでどうでしょうか?(笑)


仕事の内容や仕事で関わっている子供の写真等は載せられませんが


もし興味があればライブの時にでも声をかけてくれれば詳しくお話しますので是非よろしくお願いします


では次回は再来週に書きますので楽しみにしててください


ではまたー(^^)







TAKUHIRO DAKE
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