食器棚をキッチン作業台&吊り戸棚にリメイク。空間ぴったりサイズに


北海道江別市にお住まいのお客様からご依頼いただき、食器棚をご新居のキッチンに合わせてリメイクさせていただきました。


キッチン作業台&吊り戸棚にリメイクしたいとご希望いただいた食器棚
(リメイクのご希望をいただいた食器棚)


リメイクさせていただいたのは、2つセットの食器棚のうちの1つ。元はお部屋の壁面いっぱいに埋め込まれていました。


サイズはW1480 D400 H1920程度。こちらを、ご新居の設置場所の寸法に合わせたキッチン作業台&吊り戸棚にリメイクしたいとご希望いただきました。


ご新居は現在のお家を建て替えて作られるとのことだったのですが、元の食器棚は壁面に埋まっていてお家の解体が始まってからでないと取り出すのが難しいとお知らせいただきました。


壁面に埋め込まれていた2つの食器棚
(お家の解体が始まって取り出せる状態となった食器棚)


そこで、お家のリフォーム業者さんともやり取りをしながら家具のお引き取り日程などを決めていきました。


現地へのお打ち合わせには『家具作りたいおっさん』がお伺いして、お客様のお話を直接ヒアリングしました。


お客様はリメイク後のイメージを絵に描いてくださっていて、そちらをもとにお打ち合わせを進めていきました。お客様の絵から、どのように家具を使われるのかが具体的に伝わってきて、こちらもワクワク!


お客様が描かれた家具リメイク後のイメージ


お打ち合わせ後にはお客様から「丁寧に話を聞いて頂き、やっぱり貴社にお願いして良かったと思いました。出来上がりがとても楽しみです。」とメールを頂きました。


ご期待いただき嬉しくなるとともに、「ご期待にお応えしたい!!」と背筋が伸びました。


今回は、食器棚の特徴でもあった扉や引き出しを活かしながら、お客様のイメージに添うようリメイクしていきました。


扉や引き出しを活かしてリメイクすることになった食器棚


さぁ、どのようなキッチン作業台&吊り戸棚となったのでしょうか。


まずはキッチン作業台。


食器棚からリメイクしたキッチン作業台


サイズはW1200 D400 H850となっています。


左側に引き出しを配置し、右側はゴミ箱等を置けるようにオープンの空間にしました。


左側に引き出し、右側にゴミ箱設置スペースのオープンの空間


引き出しは、下4段は食器棚のものを使用し、キッチン作業台としてちょうど良い高さとなるようその上に新しく引き出しを2段作りました。


下4段に既存引き出しを使用し、上2段の引き出しは新規製作


引き出し前板の引き手部分や縁部分を既存の引き出しと合うように加工したので、違和感なく馴染んでいます。


ちなみに、開け閉めがしやすいようにすべての引き出しにスライドレールを入れています。


全段の引き出しにスライドレールを取り付け


本体は新しい材料を用いて製作したのですが、お客様から「カントリー調が好み。色味は新居の内装に合わせてウォールナット色にしてほしい。」とお話しいただいていたので、パイン集成材をウォールナット色に塗装して仕上げました。


パイン集成材をウォールナット色に塗装仕上げ


元の食器棚のパーツもウォールナット色に塗装しています。


絶妙な色味の差ですがウォールナット色に塗装したことでグッと雰囲気が変わりましたね。


そして、吊り戸棚はこのような仕上がりとなりました。


リメイク後の吊り戸棚


サイズはW1200 D370 H500となっています。


左側は扉をつけて隠せる収納に、右側はお客様がご自身で装飾したいと仰っていたのでオープン棚となっています。


左側が隠せる収納、右側がオープン棚になっている吊り戸棚


扉は食器棚の扉の高さをリサイズして活かしました。


吊り戸棚なので下から手を伸ばして開け閉めしやすいように扉の引き手は下の方に丸溝を付けました。


下から手を伸ばして開け閉めしやすいようにつけた扉の丸溝


そして、真ん中のガラスは透明なものからすりガラス調のものに替えて、内部が見えにくいようにしました。


すりガラス調に替えた扉の真ん中透明部分


内部には位置調整ができる棚板を2枚入れています。


位置調整のできる棚板2枚


素敵な仕上がりとなったキッチン作業台&吊り戸棚。お客様のご新居に設置したらどのようになるのだろうと、納品日が待ち遠しくなりました。


そして、いよいよ納品日。こちらの空間に設置していきます。


キッチン作業台&吊り戸棚を設置する空間


まずは、吊り戸棚を壁面に据え付けます。現地でお客様に高さのご希望をお伺いしながら据え付け位置を決めました。ちなみに、現地で高さを微調節できるように、リフォーム業者さんとも壁の下地材を入れる位置などお打ち合わせしておきました。


レーザーを用いて水平を正確に見ていき…


吊り戸棚を据え付けするためレーザーで水平を確認


吊り戸棚を持ち上げ、墨出しした位置にぴったりと合うよう据え付けします。


傾きがないかしっかり確認後、棚板を設置していきました。


吊り戸棚の据え付け作業の様子


そして、キッチン作業台を吊り戸棚の真下に設置。


吊り戸棚の真下に設置したキッチン作業台


どちらも空間にぴったりと収まりました♪雰囲気もお部屋によくお似合いです。


キッチン真横に設置した吊り戸棚


お客様も「イメージ通り!すごく素敵!」と喜んでくださいました(^^)


ところで、吊り戸棚の据え付け作業の写真にちらりと写っていたこの小窓。


ダイニングと2階階段下空間をつなぐ小窓


こちらはダイニングと2階へ上がる階段下の空間をつなぐ小窓で、実はこちらもルーツファクトリーでオーダーメイドさせていただいたものなんです。


すごく可愛いですよね…!こちらもお客様のご希望をもとにこだわりいっぱいに製作したので、次回のブログで詳しくご紹介したいと思います。


お楽しみに〜!





ユリマタタ
ルーツファクトリー
ユリマタタ


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