大きな学習机をリメイク!デスクを一体どうやって分解したかご紹介☆


先日ご紹介した学習机(学習デスク)の引き取り。


かなり大きくてそのまま運び出すとお部屋を傷つけかねないし、リメイク作業では最終的に工房で分解するので、お客さまのお家でその場で分解して搬出することにしました。


家具作りたいおっさんに分解の様子をきくと、何やら内容盛りだくさん!





学習机って、こんな風に分解するんだ!と驚きいっぱいだったので、ご紹介したいと思います☆

引き出しを外す


まずは、引き出しを外します。





レールが入ってたり落下防止のストッパーが付いてたりするので慎重に。





外したら、先に引き出しだけ梱包しちゃいます。




ネジを外す


ネジを外します。





ネジで組み立てられてる訳ではないけど、様々なビスが補助的に強度を上げる構造になっているそうです。





インパクトやドライバーでビスを外していきますが、古いビスは朽ちてちゃんと抜けずに折れたりする事もあるそうです。


そういう時は、ビスの頭を直接掴んで回して外します。





さて、補助的に補強してあるビスや金具をすべて外したら分解の本番!

ダボで組まれている部材を分解する


おっさん曰く、大体の工業製品の家具は、ダボ組みという工法で組まれているらしいです。


ダボ組みは、組む材木の同じ箇所に穴をあけて、そこにボンド流し入れてダボと呼ばれる木でできた栓で繋げる工法。



(こちらは、他の家具を工房で分解した時の写真ですが、ダボはこんな感じです。)


分解する時は、組まれた手順を考えて、逆順でバラしていくそうです。何しろ家具製作をしているから、組む手順も分かるんですね〜!


で、このダボで繋がってる部分を



大きなハンマーで力強く叩く!!






訳ではないそうですw


ゴムハンマーは、当たる面が大きくて柔らかいから、部材に負担をあまりかけずに外す向きに力を加える事ができるんですって〜。


一度に力任せに外そうとしないで少しずつ全体を叩いていくと、見た目には分からなくても、中でダボとダボ穴がボンドで止まっている部分が緩んできます。根気よく全体に力をかけてやると、接着が外れ少しだけ隙間ができます。



(ちょいと古い写真ですが、こんな感じに・・・)


その状態になればほぼ外れたも同然。斜めに力をかけると引っかかって外れなかったり、引っかかって折れてしまったりするのであくまで水平垂直に。





このようにダボ穴が空いてて、それで組まれてたんですね〜。

丁寧に梱包して搬出!


さぁ、分解が完了したらそれぞれ梱包して搬出です!





大きくて存在感があったデスク、全て運び出したら、お部屋が元よりかなり広々と・・・




思い出の学習机がどう変わるか!お楽しみに♪


大切な思い出のデスクを、この空間にピッタリ合うよう、リメイクします!どう変わるかお楽しみに♪





納品させていただいたリメイクデスクについてのブログをアップしました!(2018年9月16日)


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ユリマタタ
ルーツファクトリー東京店長
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