ガラス天板付きの屋久杉座卓をリサイズ。お手入れしやすいよう工夫も
お客様がご祖父母様から受け継いだという屋久杉の座卓を、ご自宅の建て替えを機にリメイクさせていただきました。
元は10畳近くの和室で使われていたというこちらの座卓。
お家の建て替え後は、座卓を置かれるお部屋が8畳近くになるとのことで、天板サイズをひと回り小さくしたいとご希望いただきました。
また、天面にガラスをのせているけれど、座卓の縁とガラスの間に隙間があってそちらにゴミが溜まってしまうからなんとかしたいとご相談いただきました。
そこで、家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)が直接お客様のもとへお伺いして、どのようにリメイクすればお客様が心地良く座卓を使い続けることができるか、お話しをお聞きしながら一緒に考えていきました。
現地では、今までは滅多に動かすことがなかったけど今後はリビングに置く予定だから頻繁に動かすようになるかもしれないということ、そのためになるべく軽量にしたいということ、座卓にゴミが溜まらないような仕様にしたいということなどお話しいただきました。
元の天板サイズは1250mm×1350mm、ガラスの厚みは8mmありました。
お客様とお打ち合わせをする中で、せっかくの屋久杉なのでカットするのは最小限にとどめて、ガラスの厚みをもう少し薄くすることで軽量化しようというお話になりました。
もっと軽くできるようにガラスではなくアクリルにするかという案もあがったのですが、アクリルは熱に弱く傷もつきやすいため、テーブルに使う上で不具合も多くなってしまうだろうということで、お客様とご相談の上ガラスを採用しました。
ガラスにも、普通ガラスや強化ガラスなど種類がいくつかあり、厚みも様々なものがありますが、お客様に複数ご提案差し上げて今回は厚み5mmの普通ガラスに飛散防止シートを貼って仕上げることになりました。
また、天板にゴミが溜まってしまわないよう、縁を加工し直してフラットな形状にすることになりました。
どのような仕上がりになったのでしょうか。リメイク後はこちらです。
元の雰囲気はそのままに、天板サイズをひと回り小さく1200mm×1100mmにリサイズしました。
お客様がお悩みだった”天板にゴミが溜まってしまう問題”は、天板の縁までフラットに仕上げて、端までガラストップにしたことで解決しました。
元の雰囲気を損なわないよう、ただ天板をカットするだけではなく縁の部材を加工し直して四方を貼り直したのが今回のポイントでもあります♪
脚フレームは元のものをそのまま活かしました。
貴重で美しい屋久杉をたっぷりと活かした座卓のリメイク。
完成した座卓は、お客様のご自宅リフォーム後に納品させていただきました。
和風にリフォームされたお部屋にとってもお似合いです!
価値ある座卓をお客様のもとで使い続けられるようリメイクさせていただき光栄です。ご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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