婚礼タンスをお仏壇を置けるようなリビングキャビネットにリメイク!
婚礼家具の洋服タンスを、リビングに置けるキャビネットにリメイクさせていただきました。
(リメイクのご相談をいただいた婚礼家具の洋服タンス)
今回の婚礼タンスのリメイクは、大阪府寝屋川市にお住まいのお客様からのご依頼でした。
W1800 D640 H1900と、大きく立派な洋服タンス。お家への搬入時はクレーンで入れたと仰っていました。
こちらのタンスでお部屋を丸々一つ使ってしまうため、リメイクして他の用途で使えたらとご相談いただきました。
そして、お客様からご希望いただいたのが、リビング用のキャビネット。
リビングの壁面中央に置かれているテレビボードを片側に寄せ、もう片側にリメイクしたキャビネットを置きたいとのことで、横幅はそちらを採寸して700mmで製作させていただくことになりました。
(キャビネットを設置予定のリビング)
また、将来的に天板の上にお仏壇も置けるようなキャビネットにしたいとご希望いただき、そちらを見越したサイズ・仕様にしました。
さて、スッキリとした美しいデザインのこちらの洋服タンス、細部までかなり凝った造りとなっており、元の雰囲気を残すためにリメイクするにあたって気を遣う点が多数ありました。
まず、緩やかなカーブを描いている扉。
扉1枚の横幅が450mm程度だったため、今回全体をW700にするために扉をリサイズする必要がありました。
下手に加工してしまうと、2枚の扉がうまく収まらなくなる可能性がありました。
もう一つ、本体の見附(正面)部分が留め加工で角度もついていました。扉を閉じた状態だと天板や側板がほとんど見えないようになっていますが、それは部材の厚みが薄いわけではなく、スッキリ見えるよう加工がなされているからなのです。
本体の形状に合わせて、扉も縁が薄くなっていますね。
この本体や扉の形状を残しながらリサイズするのはかなり手間がかかりますが、でもこの形状こそこちらの婚礼タンスの特徴でもあります。
そんなわけで、製作スタッフたちがリメイクの知恵と技術を結集させ、婚礼タンスの面影を残しながらリメイクすることに成功しました。
それでは、リメイク完成後の写真をご覧ください。
じゃじゃん!
まさに婚礼タンスがそのまま小さくなったような仕上がりです。サイズはW700 D500 H1050となっています。
扉を開けて内部を見てみると、この通り。
幅も奥行きも高さもサイズが変わっているし、内部の仕様も変わっているため、本体を分解して加工しているはずですが、一体どうやって分解してどうやって組み直したのか不思議になってしまいます。
ちなみに、天板の上にはお仏壇をのせる予定とのことだったので、補強して仕上げてあります。それもどうやったのか、、思わずまじまじ見てしまいます。
キャビネットの中には、お客様からご希望いただいて棚板を2枚入れました。棚受けの桟を3箇所につけて、空間を2分割したり3分割したりできるようになっています。
元の雰囲気はそのままに、リビング家具として使いやすい形となったキャビネット。
と
家具お引き取り時は搬出も大変でしたが、サイズも小さくなり納品時は難なく搬入することができました。
リビングのテレビボードを寄せて、当初よりご希望いただいていた場所に設置!
ぴったりと収まりました♪
納品にお伺いしたスタッフ曰く、お客様ご夫婦が「理想通り小さくなって、仕上がりも綺麗」と喜んでくださったそうです。
素敵な家具がお客様のライフスタイルに合う形になって何よりです(^^)
リメイクをご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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