婚礼タンスからロータイプ収納棚にリメイク。窓下スペースにぴったり
婚礼タンスからロータイプの収納棚にリメイクさせていただきました。
(リメイク前の婚礼タンス)
3つに仕切られた空間に合わせて収納棚を作りたいとご相談いただいた今回の家具のリメイク。
右端の空間に設置する収納棚と左端の空間に設置する収納棚については、前回までのブログでご紹介してきました。
今回ご紹介するのは、真ん中の空間に設置する収納棚についてです。
真ん中の空間にはご覧の通り窓がありました。そこで、お客様とご相談の上、真ん中スペースに設置する収納棚は窓下に収まるサイズ感で製作させていただくことになりました。
また、お客様から婚礼タンスの内部にある引き出しを活かしたいとご希望いただいていました。
引き出し2段のみだと脚を付けても背が低すぎるので、引き出しの上にオープンの棚も付けて窓下までの高さにします。
高さ以外にも、横幅もぴったりのサイズで作れるように、現地で念入りに採寸しました。
さぁ、どのような収納棚が出来上がったかというと…完成写真はこちらです。
前回・前々回にご紹介した収納棚とは異なるロータイプの収納棚が完成しました。サイズはW775 D400 H1065です。
引き出しは白木でしたが、元の婚礼タンスの外観に合わせて前板をブラウンに塗装しました。
引き出しの他、婚礼タンスの扉を側板に活かしました。
外側は壁で隠れてしまうので、扉の表側を内側にもってきて、内側を覗くと婚礼タンスの面影を感じられるようになっています。
天板も見附部分(正面部分)を婚礼タンスのものを活かして製作しました。全体は強度を確保するため新しく製作しています。
底部にはH100のテーパーカットの角脚を製作して取り付けました。
こちらの脚、実は取り付け位置にもこだわっているんです。
それは実際にお部屋に設置した写真を見ていただくとわかるのですが…
脚を本体より少し内側に取り付けることで、お部屋の巾木をかわせるようにしました。脚で巾木を避けることで、本体はスペースにぴったりの大きさで作ることができました。
お部屋に3つの家具を設置した全体写真もご覧ください。
まるで造り付け家具のように、スペースぴったりです!
すべて婚礼タンスの部材から作られていて、奥行きも揃えてあるので統一感があります。
真ん中の収納棚の背が低いことで、圧迫感もありません。
窓下ジャストサイズで気持ち良いです。
お客様は納品後、「これからゆっくり時間をかけて、あれこれ考えながら、洋服を納めていきたいと思います。その時間も楽しみです♪」と仰っていました。
とっても素敵な時間ですね!お客様の暮らしの楽しみに繋がる家具づくりができたのかと思うと嬉しくてたまりません。
ところで、お客様からは洋服タンスの他に和タンスもお預かりしていました。
リメイクをご相談いただいた際、「第一に作りたいのはこの空間に合う家具」とお話しいただいていたのですが、他にもチェストやテレビ台などを作れたら…ともご相談いただいていました。
そちらは和タンスからリメイクすることに。次回・次々回のブログでご紹介するので、お楽しみに!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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